飯田線に乗り水窪へ 2008.6.1
中央アルプス千畳敷
早目に来て駒ヶ根?の道の駅で仮眠
してました。本来の目的は三州街道の
宿場街発掘です。この後、国道153
号を愛知方面にひたすら進みました。
稲武まで行きましたが、宿場風情が残
るのは駒場と稲武くらいのもので、あ
とは特に発見できませんでした。  
浪合や根羽などは期待ハズレ。
写真は千畳敷カールのあたり。今日は
フィットです。
JR飯田線の温田駅
稲武の先は足助だし足助は行った
ので引き返し、平谷から国道418
号の隘路を通って阿南、泰阜とよい
風情の集落や釣れそうな川を探して
移動しました。チャリを持って来た
ので、折角ですから、列車に乗って
水窪にでも行きましょう。
温田の南宮橋
温田駅には数台の駐車スペースが
あったので置かせてもらい、時間も
あるので足慣らしに隣の廃止駅の我
科(がじな)に行ってみることに。
駅からすぐで天竜川に架かる南宮橋
です。昔は名所だったらしいですが
土砂の堆積でダメになったらしい。
我科のホーム
チャリだと5〜6分で付近に到達。
神社らしいものがあります。田んぼ
の畦を歩き接近しました。周囲には
人家もあり、秘境駅ではありません
が、温田から近すぎたのでしょう。
チャリで駅に帰ります。

温田駅ホーム
上り列車の時刻が近付くと、いつの
間にやら数人の乗客が集まって来ま
した。現在は特急も停まる駅です。
折りたたみチャリといっても結構重
くて大変です。取り合えず水窪まで
キップを買って、行けるようなら佐久
間まで行こうと思います。
天竜川の眺め
温田から水窪まで陸路で行くとした
ら考えただけで暗くなります。とに
かく難路ですから、時間も掛かりま
す。列車は天竜川沿いの秘境地帯の
トンネルをずんずん貫いて進みます。
有名な小和田は上り線路が撤去され
交換不能駅になっていました。大嵐
では、ふとここで下車して、佐久間
湖西岸の道を中部天竜まで行こうか
と思いましたが、とっさに策は立ち
ませんでした。
水窪駅
水窪は有人駅で売店もありました。
水窪で下車すれば下り勾配が多くて
ラクだろうという予測です。しかし
秋葉街道水窪宿の北までは上り坂で
す。旧市街地はすれ違いもままなら
ないせまい道です。南北がそれぞれ
クランク状になっています。
水窪の市街地
ここは南側のクランクで、古い家並
が続きます。ずっと下り坂なので
チャリには有難かったです。




塩の道、参詣の道
観光地ではありませんが風情のある
路地も。水窪はというか、遠州北部
には良い町が多いです。北遠は心と
きめく場所です。買い物はスーパー
があるし、飲食店もあります。
昔はさぞ繁栄したでしょうね〜。

渡らずの鉄橋
水窪を後にして、向市場駅に寄り
いよいよ南下開始。城西も結構よい
街並みでした。水窪〜遠鉄西鹿島間
には路線バスもあり90分も掛かる
のに、運賃はわずか630円です。
しかし、昨夜ほとんど寝ていないの
で、渡らずの鉄橋を見た後クタビレ
てしまい、相月駅から列車で折り返
しました。(おわり)

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