2006.9.17 奥三河の旅
朝6時に自宅を出発。今日は旧式4WDです。本当は列車で行き
たいのですが、交通の不便な場所なので仕方ありません。朝の
国道1号バイパスを進みます。今日は浜名バイパスまで行き、浜
名湖西岸〜本長篠ルートを進みました。
今日は道路が空いており、10時には三河大野に着いてしまい
ました。相模大野や越前大野に比べるとややマイナーでしょうが
伊那街道の宿場街の名残が色濃く残る、素晴らしい街です。
昔は隣の湯谷温泉駅のような木造の大きな旅館が駅舎を兼ねて
いたそうで、現在の駅舎はその何分の一という規模でしょう。
クルマは駅にPしました。写真の列車のところが駅です。
金融機関の建物のようです。昭和初期頃でしょうか。三河大野の
街並みにも合っているようです。
南側はよく宿場の名残を留めているようです。ここは二つの街道
の交点だったそうで、非常に繁栄したようです。
飯田線利用だと、昼間の時間帯に列車が少なくて不便です。
隣の本長篠までならもう少し本数も増えるし、特急も停まるので
すが。さらに自治体運営のバスは日曜は全部運休とかで八方塞
がりです。コンビニもあるし、途中下車にはいいのですが残念。
大野宿の北側には宇連川でしょうが、キレイなところがあります。
元は渡し場だったようです。
この川が湯谷温泉の方から流れてくるのでしょう。写真の建物は
お堂で、右側には滝がありました。
さて、再びクルマで宿場の名残はないかと国道を北上します。
写真は東栄の街です。奥三河では要衝の街で、なかなか古そう
ですね〜。ここは温泉が好評で、東栄駅から温泉行きのバス便
があります。また、道路でも浦川や中部天竜方面に抜けられます。
今度は田口へ来ました。バスだと本長篠からでしょうが、誠に不
便です。クルマだと呆気なく来てしまいます。
お目当てはこの電車です。鳳来寺鉄道というのですかね。
前面が流線型になっています。
資料館の外にあります。資料館そのものは有料でしょうが、コレ
は立ち入り自由です。立派な屋根をつけてもらいカワイがられて
いる模様。
不便な場所だから鉄道ファンの方々もこられないでしょうが、内
部にはいろんな展示があります。天井を見ると、この車両は元は
ダブルルーフだったのかも。
資料館内部にもありましたが、私は写真がものスゴく良かったと
思いました。ここに載せられないのは残念ですが、古い田口線の
列車のカラー写真が豊富に展示されていて、鉄道ジオラマ愛好者
は必見でしょう。訪問の際は、今は展示があるかどうかご確認を。
田口は設楽町で、岐阜県に抜けるバス路線もあるようです。この
日は各地でノロノロしすぎて時間切れになり、往路と同じルートで
帰りました。時間があれば長野県に入り、飯田経由でもいいのです。
(おわり)
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