街並み写真館四国の巻 その1脇町
  訪問日2005年10月8日
 
 脇町は徳島県の穴吹町(今はどうだか知りません)にある、かって藍染で栄えた吉野川流域の街です。
 旅行のルートは新幹線で西明石下車、在来線で舞子まで戻り、高速舞子バス停から高速バスに乗り徳島へ到着。徳島線の
 レールバスで穴吹駅に降り立ちました。時刻は16時を過ぎていました。

 
      
       高速バスから。鳴門辺りでしょうか。                           穴吹駅
  JR舞子駅で下車して、駅で徳島行きのバスに乗りたいのだがと問うと、満席とのことで高速舞子バス停で自分でGETする
 ことにしました。一旦、駅の外に出て案内に従いエレベータに乗りバス停に上がり、誘導員の方に訊いてみたら、神戸始発の
 便は必ず乗れますと大変親切に教えて下さいました。やって来るJRのバスなどは確かにどれも満杯で、予約した人がそれに
 乗り込んでいました。しばらくして神戸からの便が来ましたが、教えて頂いた通りのガラガラで、バス停から2〜3人が乗り込ん
 だだけでした。明石海峡大橋からの展望は素晴らしいのですが、天気は小雨で窓ガラスは色付きでクライ景色が展開しました。
 淡路島がまた単調極まりない風景で、セイタカアワダチソウの黄色い花がやたら目立っているだけでした。

      
               脇町の入り口                                 脇町
  あまりノンビリしていたら日が暮れて写真どころではありません。バスは時間的にムリなので駅からタクシーで脇町まで行き
  ました。駅から10分も掛かりませんでしたが、街の入り口が狭く目立たない感じで意外でした。進んで行くと白壁の本当に
  見事な美しい街並みが現れました。すでに夕方なので観光客はおらず、時折小雨が降るほかは申し分ないロケーションで
  した。
  
      
  ウダツの街並みというのがこの脇町の売りで、見事なウダツを持った家々が並んでいました。
  
      
  吉野川に近いため、水害には悩まされたようです。この街並みだけ見ると川沿いだと気付かないのですが、町屋の裏に
  回ると川が近くてビックリしました。ちょうどこの少し前、TVの水戸黄門のロケが行われ、後日番組を見たのですが、この
  街並みで阿波踊り大会をやって、その大会を利用してお代官様が仕組むというようなスジだったかと思います。

      
  スゴイ街並みで大満足しました。帰路は映画にも登場したオデオン座の前を通り、歩いて穴吹駅に向いました。20分程度
  で到着したと思いますが、駅の近くの吉野川に徒歩専用の橋が架かっており、クルマは渡れないので遠回りだったようです。
  
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