2006.1月信州お散歩と豪雪飯山 2

日付変わって1月29日、今度は飯山に行き、寺巡りでもしようと
列車で出発。韮崎から乗ります。これは八ヶ岳。山梨県内はほと
んど雪はなく、長野県内も松本あたりでは少し残っている程度。

途中で、JR東海の快速みすずに乗り換えます。「みすず」とは
和歌で信濃国を詠むときの枕詞が「みすずかる・・・」だからと
いう話を聞きました。オヤオヤと思っていると、姨捨駅手前の信号
場にバックして入ってしまい、対向列車をやり過ごしました。
それにしても山梨県では身延線と中央本線の相互乗り入れは
やっていないのに中央本線は富士急行線には乗り入れるのだか
らおかしな話です。長野のJRは仲良しですかね。

長野駅で雪も大したことはないとタカをくくっていましたら、除雪
車が雪だらけでやってきました。いつも篠ノ井に置いてあるヤツ
でしょうか。

しかし、飯山線の列車に乗り換えると雪はどんどん深さを増して
ゆくのが感じられます。

列車に乗っている分には楽しいのですが、これでは歩き回るどこ
ろではありません。クツはアイスバーン対応のスタッドレスタイヤ
みたいな底の滑りにくいものを履いてきましたが、ゴム長にかん
じき位は必要かも。


飯山は御覧の通りの豪雪。雪の壁などなかなかお目にかかれ
ません。快晴無風でさほどの寒さではないのですが、足元が覚束
ないです。

主要な道路は除雪されていますが、その除雪がくせ者で、路肩
に雪が積んであるから歩道も通れず、道幅が狭くなってしまい
かえって危険です。福井あたりの豊かな県は路肩が広くなって
います。

踏切にさしかかり、飯山駅方面を見ると春のアルペンルートみたい
な感じでした。

大通りから少し入るともうこんな感じで、クルマが来ると避けるの
も難儀しました。

仕舞いには寺巡りも何も、こっちが寺にお経をあげてもらうハメ
になりかねないと思い、残念ながら退散することに。

しかし、低温だったらしく雪が融けず、クツの中まで濡れるという
ことはなく助かりました。こんな雪でも列車は定刻通りやってきた
のには感心しました。(おわり)

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