街並み写真館四国の巻 その2 内子
  
                             訪問日2005年10月9日

   脇町を訪ねた後、佃、琴平、多度津と列車を乗り継ぎましたが、どの列車もガラガラで夜の列車の侘しさを
   堪能することに。多度津からは特急列車で伊予西条へ行き、駅前のホテルで一泊しました。四国の列車は
   動いているとやたら速いのですが、特急も対向列車待ちで停車ばかり。本当に参りました。その後の四国内
   の列車はどれに乗っても空いていました。翌9日は早朝から起き出して、駅にすっ飛んで行き、内子を目指し
   て出発。地図で見ると松山までの鉄道は北の今治へ大きく迂回しているので、高速道路に比べて随分不利
   なようです。それでも早朝の普通列車はかなりのスピードでかっ飛んで行きました。松山で乗り換えた列車は
   レールバスのようなロングシートの単行車両でした。八幡浜行きだったようですが、新線の内子線経由です。
   これも対向列車待ちが非常に多くて参りましたが10時頃には何とか内子に到着しました。観光案内ではチャリ
   を貸してくれると言いますが、私は500円払って電動チャリを借りました。

    
               内子座                               内子の街並み 
 八日市、護国の街並みというらしく、駅前の観光案内で頂いたマップを見ながら電動チャリのペダルを漕いで、それらし
 いところに入って行くと、いきなり内子座に出くわしてしまいました。内部参観はしませんでしたが、金丸座や嘉穂劇場と
 並んで有名な演芸場です。さて、内子は木ロウを使った和ロウソクの産地で栄えたのだそうで、昨日の脇町の藍染めと 
 同じような産業の隆盛によって出来た街だということです。

 
    
 街並みは白壁じゃなくて、象牙色というかベージュ色の街並みでした。時間帯がよいせいか、観光客が多くて写真の撮影
 には気を使います。
 
    
 道路が鍵の手(クランク=シケイン)状になっている場所の前後を写したものです。
 
    
 街並みは坂道に面しており、電動チャリの本領を発揮して、ラクに回ることが出来ました。駅に戻る頃にはチャリはガス欠
 寸前という有様でした。お次は寅さん映画にも登場する城下町、大洲に向います。

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