2001年8月9日
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概論

 もしあなたが「二陸技を受ける」と言うならば私は迷わず一陸技を受けましょうと言います。理由としては「どうせ、あとで一陸技を取るんだろうから最初から一陸技を取るつもりで勉強した方がよい」「二陸技も一陸技もあんまりレベルが変わらない」「どっちも受ければ科目合格で二陸技を取得出来るかもしんない(分かりづらいですけど、一陸技の工学Bに受かって、二陸技の工学B以外に受かった場合、一陸技の工学Bの免除を使って二陸技が取得できます)」があげられます。
 では二陸技の過去問は必要ないかと言うと、それはそれ。一陸技の過去問だけでは問題数が少ないですし、二陸技の問題の方が素直な問題がたくさんあるのでためになります。したがって、一陸技の試験を受ける時でも時間があれば二陸技の過去問を解くべきであると思います。
 よく一陸技と二陸技のレベルはどの程度違いますかと聞いている風景がありますけど、そんなこと人に聞く暇があったら自分で問題を解いてみてください。ある程度無線に詳しい人間ならば一陸技の方が難しいと感じます。しかし、無線についてあんまり知らない方が一陸技、二陸技の問題を解いてもどっちが難しいかさえ分からないでしょう。「一陸技と二陸技のレベルはどの程度違いますか」なんて聞く方は後者なので一陸技を目指すべきです。一陸技取るつもりで勉強すれば二陸技も自然に受かるでしょう。ちなみに私が一陸特の知識しか持っていないときは一陸技と二陸技の問題の難易度の違いはさっぱり分かりませんでした。今でこそ分かるようになりましたが。
 ちなみに、本当の無線の知識をもっていると一陸技の問題の方が簡単だそうです。


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