2001年8月9日
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マークシート試験に受かるには

最初に

 学生の頃は周りに資格試験なんぞやる人間がいなかったので分からなかったのですが、最近は資格を受ける方がいらっしゃいましていろいろ考えされられました。ので、やわらかく書きます。これは私が思っていることで賛同しかねるならばそれでいいと思います。

具体的に

疑問に思うことをやめること

 問題をやっていると「なんでこうなるんかなあ」と思うことがあります。が、そこで調べることはしないで丸暗記してください。半波長ダイポールアンテナの実効長ってなんでλ/πなんだろう?とか(これは簡単ですけど一応例として)試験にはどうでもいいことです。実効長が分かっていれば問題はとけます。原理を知っていても問題が解けるとは限りません。
 ちなみに電波ってのはマクスウェル方程式をいじれる人間でないと本当のことは分からないと思います。したがって、電波について詳しくなろうとして資格の勉強するのは間違っていると思います。電波について知りたかったらマクスウェル方程式から勉強しないと駄目です。だって私、一陸技を持っていますけどいまだにどうして電波ってのが空間を飛んでいけるのか説明できませんから。

難しい言葉を難しいと思わないこと

 上の項目と重なります。クリアランスとか、ロンビックアンテナとか放射特性とかよくわかんない言葉が出てきます。が、そのまま前後を覚えて下さい。意味なぞ知る必要はないです。この言葉があったら、まあクリアランスだな、程度でいいです。「VHF帯の入力インピーダンスはネットワークアナライザによって測定できるが」とあったときに、ネットワークアナライザってなんだ?とか難しいとか思ってはいけません。ネットワークアナライザってのはVHFは駄目なんだ、と覚えて次に進みます。

最初は過去問を買うこと

 最初に買うのは参考書ではなく過去問です。過去問を一回解いて必要ならば参考書を買います。過去問を一回解けば何がわからないか分かるので参考書も選びやすいでしょう。試験のことが分からないのに参考書なんぞ買えません。ちなみに、私はこれを最近やってしまいました(爆

100点とるつもりで勉強すること

 資格試験は60点で合格のが多いですけどじゃあ60点とるための勉強しようってのは甘いです。100点とるつもりで勉強すれば60点なんぞ楽勝です。はじめっから60点とればいいなんて考えで中途半端に勉強したら受かるわけないです。


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