2001年9月11日
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電気関係

第三種電気主任技術者
第二種電気工事士

第三種電気主任技術者

資格名勉強時間かかったお金買った本の数取得年月日
第三種電気主任技術者4ヶ月37150円8冊H12年12月29日

第三種電気主任技術者について

 電験は弱電の資格と違って一年に一回しかないため、落ちた時の脱力感が激しいのでなるべく一回で受かりたいです。
 よく科目合格を狙って一年目は理論と法規だけにしようとか考える方がいるようですし、参考書にも科目合格がどうだとか書いてありますが、やっぱりやるんだったら一回で全部受かるという気合いで臨んだ方がいいと思います。塾講師(高校受験する中学生対象でした)をやっていた頃の経験ですが、5教科(国数英理社)が出来る生徒が3教科(国数英)の学校を受験することに切り替えた場合やっぱりよく出来るのですが、5教科じゃつらいという理由で3教科の学校を受験するように生徒は3教科になっても出来ません。要はやる気があるかないかです。はじめっからあきらめるようでは、やる気がないってことだと思います。
 個人的に科目合格で行くならば、一年目は理論と電力と法規。二年目で機械かなと思います。理論と電力は似ているので相乗効果があると思います。また法規はただ条文を覚えるだけですし計算問題は理論と電力とだぶります。機械だけは他の教科と相乗効果があまり見られないので単独で受験していい気がします。個人的に機械はとっつきにくいと思います。

とは言ったものの一度に4教科を受験したことがなかった私には電験三種は結構負荷が高かったです。仕事で残業がなかったので勉強する時間はたっぷりありましたのでよかったですが、これで残業なんかしてて家に着いたら午後10時だったなんて生活をしていると科目合格狙うよなあ・・・なんて思いました。

買った本のリスト

 オーム社の本が多いのはオーム社の本の方が電気書院の本より安かったからです。
 電験三種の参考書は非常に種類が多く何を買っていいかよくわからないほどたくさん出ています。多分それぞれ位置づけが違うんでしょうけど、初学者が本を見ても「どの本を読んでも難しくてよくわからん」気がします。私が買って使ってみた感想を書きますのでどうぞ参考にしてください。

  1. 『電験第3種 A問題・B問題マスタ講座 第1巻 理論』電気書院
     3ページやってやめました。理由は、とてもとっつきにくい、初学者には重すぎる内容、うんざりするほど多い問題数。買ってはいけません。
     確かにこの本をすべてマスターすればどんな問題でも100点とれそうですけど、マスターするのに一体何時間かかるか不明です。

  2. 『絵とき 電験三種 完全マスター 理論』オーム社
     電気書院の「これだけ」シリーズを買おうと思って本屋にいったらその値段の高さにびっくりしてかわりに買った本。
     完全マスターと書いてあるが痒いところに結構手が届かない本。理論を一通り知るためには買ってもいいと思いますがこの本をすべて理解しなくても受かります。この本を一通り終えて過去問をやったとき「勉強しすぎた」と思いました。
     一回読んで解きました。

  3. 『絵とき 電験三種 完全マスター 電力』オーム社
     『絵とき 電験三種 完全マスター 理論』より痒いところに手が届かず、余計なことがかいてあったりするため、なかなか効率の悪い一冊。この本をすべて理解しなくても受かります。
     一回読んで解きました。

  4. 『2000年版 電験三種 完全解答』オーム社
     買わないとはじまらない過去問。過去9年分の問題と解答解説が掲載されていてお値段もお手頃。
     理論と機械と法規は最近の5年分の過去問、電力は9年分の過去問を解きました。

  5. 『電験三種 完全演習』オーム社
     はじめからこれを買えばよかったと思った本。この本とこの本の姉妹本である『電験三種 完全攻略』だけ買えば電気の知識が多少あればいけると思います。機械科目はほぼこの本一冊でしか勉強しませんでした。お勧めです。
     約三回ほど読んで解きました。

  6. 『2000年版 電気設備技術基準・解釈』オーム社
     『電験三種 完全演習』の法規を解いて1999年の法規の問題を解いたところぼろぼろな結果に終わったので買ってきた本。しかし、この本は勉強にならないので買わない方がいいです。勉強するならやっぱり問題集がいいです。参考書がこの本くらいに安ければ(900円くらい)うれしいのですが・・・・

  7. 『電験三種 よくわかる機械』オーム社
     『電験三種 完全演習』を読んだだけでは問題は解けるが意味が分からない部分が多かったのと、光度の計算がよくわからなかったので試験2週間前に買ってきた本。
     表題には「よくわかる」なんて書いてありますけど理工学部を一応卒業してまだ1年もたっていない私がさっぱり分かりませんでした。特に直流機、同期機、誘導機。前書きには「中学の理科・数学をベースにしている」と書いてあったのですが、間違いなく嘘です。「よくわかる」ことを期待して買わない方が良いでしょう。問題がとけるようになるだけでしたら、『電験三種 完全演習』でよいです。機械の意味を知りたかったらこの本は買わない方が良いです。
     半分くらい読んで解きました。

  8. 『電験第3種科目別 標準問題集 第4巻 法規』電気書院
     『電験三種 完全演習』だけでは法規に受かることが出来ないと思って試験一週間前に買った本。電気書院なので高いのですが良書です。問題と解答解説がひたすらあって電験三種の法規の範囲をほぼ網羅していると思います。法規はこれ一冊でいいと思います。他の科目と違って法規というのは「ひたすら覚えるだけ」ですので教科書なんかはいらなくて問題集だけで良いと思います。この本はお勧めです。
     2/3ほど読んで解きました。

その他

弱電の資格を制覇した人間からみた電験三種

 電験三種を勉強していた私に部長が一言。「一陸技もっているくらいだから電験三種なんて簡単でしょ」。まったくそんなことないです。強電はまったく無知で何もやらなくても分かったのは、無線で学んだ電子理論(半導体ですね)と、大学で少しやった制御工学(ブロック線図ですね)、情報処理試験で培った分野(電験のBASICの問題のレベルは2種の午前問題程度ですね)、線路主任で学んだ電線の弛度(でも、線路の弛度の計算の方が簡単すぎて電験のために1から勉強ですね)くらいです。
 よって弱電と強電はまったく別物の資格と考えて差し支えないと思います。電験三種は私にとってはかなり負荷が高かったです。

弱電の資格と電験三種の決定的な違い

 電験三種は文章から答えを類推することが不可能に近い。これにつきます。弱電の資格ってまったく知識がなくても問題をよく読むと答えが分かることが多いです。しかし、電験三種はそれが通用しない気が致します。
 後の決定的違いは、法規にあると思います。弱電の法規、特に電気通信事業法は電電公社がNTTになった時に作られた法律なので、内容が必然的なものではなく恣意的なものなのでとっつきにくいです。一方強電の法規というのは、「これをやると事故が起こるから規制する」という観点から作られている気がするので納得がいくのでとっつきやすい気が致します。

戯れ言

 理論のB問題の選択問題には必ず半導体回路の問題が出ます。一陸技の名にかけて「よっしゃー、もち選択は半導体回路だぜ」と意気込みましたが、10秒で撃沈。素直に電力計の問題を解きました(ぉい

リンク

電験三種に素人が合格する為のサイト

第ニ種電気工事士

資格名練習期間かかったお金買った本の数取得年月日
第ニ種電気工事士3ヶ月40825円3冊と1本H13年10月31日

 第三種電気主任技術者で筆記が免除なので技能試験のみ受験しました。

第ニ種電気工事士について

 この試験、何が一番の難関かというと金属管が手に入らないことだと思います。後で知ったのですが、金属管って3.66mが基本なので電気工事士試験で使うような約120mmの金属管というのは手に入りません。そんなわけで、ちまたで売っているキットを買わざるをえません。
 ちなみに、アウトレットボックスも最後まで小売で手に入れることは出来ませんでした。電気工事士の方にお店を紹介して頂いたのですが私のようなぺーぺーが「どーしても仕事で一つ足らなくなったから小売してくれ」と嘘をついてアウトレットボックスを買うなんて出来ませんでした。

買った本などのリスト

 2年前、電気工事士を受けようと思ったんですけど陸上無線技術士を受けまして、翌年電気工事士を受けようと思ったんですけど電気主任技術者を受けまして、その翌年に電気工事士を受験したので使った本が過去問以外は古いです。
 最近みたら表紙が新しくなっていました。内容はあんまりかわっていませんでしたが。

  1. 『第二種電気工事士合格パーフェクト指導−技能試験編−』オーム社(平成7年発行のもの)
     とりあえず技能試験と名前がついていたので買ってきた本。材料選別はこの本と過去問があればOKだと思います。材料選別に関してはお勧めの本です。

  2. 『写真でトライ単位作業−第二種電気工事士試験−』オーム社(平成8年発行のもの)
     上の本だけだと、なんか単位作業の様子がよくわからなかったので「写真がついてていいなー」と思って買ってきた本。写真がのっているので、周りに電気工事士の方がいない場合には結構重宝したりするが、周りに電気工事士の方がいる場合には実演してもらった方が早いのでこの本はいらないと思います。
     単位作業に自信がなきゃ買ってもいいと思いますが、「出来るだろー」と思ったら買わなくていいと思います。最初の頃は見てましたけど、途中から見なくなりました。

  3. 『2001年版 第二種電気工事士技能試験標準解答集』オーム社
     買わないとはじまらない過去問。なんでもいいんでとりあえず買ってください。

  4. 『合格ビデオ第二種電気工事士技能試験』オーム社
     「写真でトライ」されてもよくわからなかった私がしょうがないので買ってきたビデオ。輪作りの様子を見て「おおー、はえー」と感動するためのビデオ(笑
     周りに電気工事士の方がいない場合、このビデオがないと「あれ? ゴムブッシングってどうやって穴をあけるの?」とか「アウトレットボックスはどうやって穴をあけるのか」とか教科書にのっていそうでのっていないことが分かりません。

練習キットについて

 googleで、二種電気工事士 キットで検索すると3つほど電気工事士の受験キットを売っている店が出てきます。私が独断と偏見でこの3つの店が売っているキットを紹介します。

電気工事と電材販売の仙台及川電気ねっと電材ホームページ

 urlにマルチバイト文字を使っている時点でどうかと思いますが、まあ電材屋さんですからね。
 仙台及川電気のキットの内容
 まず「第二種電気工事士実技練習キット」の方を見てましょう。キットの内容できらりと光るのは、「VVF2.0×2C」と「ダブルコンセント」。これ最近の2種の試験に出てないどころか、過去10年間くらい出てないんですけど。まあ、余計なものがキットに含まれているのはよいとしましょう。でもですね、最近よく出題されるPF管がキットに入っていません。ついでに露出型コンセントもありません。。終わっています。あとは「VVF1.6×2Cがたった3mしか入ってない」とか「IV線が一本もない」とかいろいろ突込みどころはあるのですが以下略です。買ってはいけないキットです。
 次に沢山のユ−ザ−の声を参考に資材の数を増やしあらゆる問題に対処すべく考えられた「第二種電気工事士実技練習キット2」の方を見てみましょう。あるゆる問題に対処するために「スリーブ(中)」とか「合成樹脂管16¢」とかでそうにもないものが増えちゃったりしているんですが、「PFコネクタ−」が一つだけと中途半端だったり、相変わらず露出型コンセントがなかったりと駄目駄目キットです。お値段も余計なものがつきまくっているので高め。買ってはいけないキットです。

電気ライセンス研究所

 電気ライセンス研究所のキットの内容
 本研究所のベテラン講師陣が作成したズバリ的中度の高い単位作業試験用の問題がついてくるそうなんですけど、なんで的中度高いんですか? なんか裏でやってるんでしょうか。
 キットの内容を見てみますと、「S形スリーブ」とか「接地極付コンセント」とか余計なものはついてきますが、必要なものは一通り揃っています。
 でも余計なテキストがついてくるためかお値段が13,000円と高いのでお勧めできません。
 本をつけないと2,000円引きになりました。でも、なぜかお値段が14,000円と高くなってます。

渡辺電機

 なくなっちゃったみたいです。残念・・・

 渡辺電機のキットの内容
 私のお勧めキットです。私が見つけたキットの中ではこれが一番手ごろだと思います。足りないものは19のゴムブッシングくらいです。お値段も6500円とどの程度ぼったくられてるかわかりませんが、私が見つけた3つのキットの中では一番安いと思います。
 埋込連用取付枠が10個ついてくるのがナイスです。埋込連用取付枠は取り付け部分の金具がすぐに逝ってしまうのでたくさん欲しいところです。
 そんなわけで、買うならばこのキットをお勧めします。

練習量

 これくらい
 

その他

 平成12年度に合格された方はすごいと思います。私は最後の最後まで平成12年度の問題は28分ぎりぎりでした。
 ちなみに平成13年度の午前の問題は簡単でした。チェックも済ませて試験時間内に切りくずを片してしまったくらい時間があまりました。

 私の左前に座った方は引っ掛けシーリングローゼットの取り付けにおいてケーブル外装を剥きすぎていました。欠陥工事です。
 でもその方は制限時間の結構前に作品を作り終えていました。時間に余裕もありました。
 この方は「この方法が正しい」と思い込みをしていたんだと思います。これは非常に恐ろしいです。多分、言われなければずっと気づきません。もしそれが重大欠陥だったら来年試験を受けても多分同じ理由で落ちるでしょう。
 そんなわけで、最初に工法?を覚える時は正確に覚えないと駄目だと思います。

 これで少しは工事屋さんと同じ視点で話せるようになるかなーと思います。


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