オーディオ機器におけるスピーカーシステムの役割とその価値について

スピーカーは、オーディオシステム全体の音を決定付ける要素に於いて、「70%~80%を占めている」と考えられる。又スピーカーがそのシステムの限界を決定するデバイスとの認識だ。

我々が、ユーザーの使用しているスピーカーを拝聴する事で、大体どの程度のクオリティの音が出ているのか判断が可能だ。我々は、対象の部屋でスピーカーによる空気の波動(音波)を聴いている。スピーカーは電気信号を振動エネルギーに変換しているトランスデューサーだ。その場合アンプの重要な役割は、当該のスピーカーをどの様にグリップ・制動し、その能力をどの程度発揮させるかが肝要である。その為には、必ず電源の質がしっかりしていなければ成らない。

Q 同一ソースで、アンプが変わると何故スピーカーの音が変わるのか?

A  それは、スピーカーユニットの動き(ストローク)が変化している為です。
それぞれの組み合わせを決定するのは、貴方のセンスに掛かっているのです。迷ったその時に、私共は全知全能を傾けて助言でき、また十二分なノウハウをご提供させて頂く所存だ。

続いて、スピーカーシステムの一般的寿命は他のアンプ、CDプレーヤー等の機器と比べ、「遥かに長寿命」であり、それぞれのマニアの歴史の中で、飽きて買い換えてしまっている場合が大半を占めている。前述の「音全体の70%~80%決定」及び「スピーカーは長寿命」を考えると、思い切って妥協せず、ご自身が気に入ったスピーカーを選択する事が、より良い音への近道と判断する。