天城山
あまぎさん

1,406b 2000.02.27


09:13 天城高原ゴルフ場 13:15
10:00 万二郎岳 12:35
11:15 万三郎岳 11:35


2月末の伊豆半島には雪はないと勝手に思って、天城高原ゴルフ場へ向かった。だが、道路は凍結していて、ゴルフ場付近にくると 圧雪なのでビックリした。ゴルフ場の脇には天城山登山口の立派な標識があるが一面の雪だった。 沢沿いの緩やかな雪道を万二郎岳へと進む。40分程登るとアセビ林が多くなり万二郎岳に着いた。 アセビに囲まれたササの中の縦走路のような頂上で、そのまま樹林の中を進む。すぐに万三郎岳へと向かう道は下りになった。 雪と岩に張り付いた氷で滑りやすい下山道は露岩になって、天城トンネルから登ってきたグループと譲り合いながら露岩場を通り越す。 彼らはアイゼンをはいていたので、一人が岩の上で転びそうになった。

今まで展望がなかったが、この露岩場から目の前に万三郎岳、そして富士山も見える。露岩場はすぐに終わり、 道は舟窪状になって、辺りはアセビのトンネルになった。凄いアセビ群で、トンネルは長く、 アセビの花は見たことがないが、花の時期はかぐわしい香りの溢れる別天地の登山道に違いないと想像しながら、 石楠立に着いた。ここは万二郎岳と万三郎岳の鞍部で、万二郎岳へ一`、万三郎岳へ2`の標識がある。 そして、シャクナゲが群生しており、以前、金峰山に登ったときシャクナゲの花のトンネル を夢心地で歩いた事を思い出した。

登山口 アセビのトンネルを進む 天城山頂上

やがて、立派なブナが現れて、ブナ林の登りとなる。登山道の奥に巨木のブナがあるというので、 雪原の中をそのブナの根元まで行ってみる。ブナの大樹からエネルギーを頂きブナ林を歩き回るが、 心の奥まで清らかな空気が浸み渡るようだ。林の中にサンサンと入る太陽の日射しも受けて、万三郎岳に着いた。 ここは天城山脈の最高峰。あたり一帯は国有林で、自然林がそのまま残されているという。 その自然林に山頂は覆われて、展望はない。山頂にいらした2人の登山者と、葉の落ちた木立の間からかすかに見える麓を 交代で眺め、往路を下る。2月末雪の中の、静かな天城山だった。