荒島岳

1,523b
2001.05.09


06:59 登山口 13:50
09:25 シャクナゲ平 12:05
10:05 荒島岳頂上 11:25


福井県大野市と和泉村の境にあり、大野富士と呼ばれている荒島岳に友達と2人で登ることにした。名古屋で待ち合わせ、 高速バスで名古屋から福井へ。 福井駅からは越美北線に乗り換え、1時間10分位ローカル電車に揺られて勝原駅に到着。のどかな山間の無人駅に下りると、 民宿先の林さんが手を振って迎えに来て下さった。

朝、6時17分林さん宅出発。登山口の勝原スキー場までは、国道158号線に出て20分位歩く。勝原スキー場、銀嶺荘横の 登山口に着く頃、霧雨だった雨がひどくなってきてカッパを着る。6時59分登山口に あたるスキー場の斜面を登り始める。第一リフト、第二リフト跡へと急な登りは、まだ足もなれていないせいか、かなりこたえる。 雨は小降りになったがしっとりと濡れ、霧がかかって見通しは悪い。7時37分やっとゲレンデの急登が終わり、林に入り登山道になった。

すぐブナ林の登りになって、萌える新緑が美しい。、ブナの新緑から零れるみずみずしい鋭気が、体の芯まで浸透していくようで、 さわやかで気持がよい。何度も、大きく深呼吸する。巨木もたくさんある見事なブナの森の登りは1時間程で、 登山道は階段状の登りが終わるとブナ林を抜け、ササに覆われたシャクナゲ平に着いた。右手から中出コースが合流し、 霧の中から2つのコブの後に荒島岳がチラッと見える。雨が止んでくる。日も差してきた。

登山口 ブナ林 シャクナゲ平の後方に頂上が見える

シャクナゲ平から少し下り、佐開コースを右に見て、鞍部に出た。階段状の道を登り、モチガ壁の急登を越し、 まだまだ急な登りで、まだかまだかと思う。一人がマラソンスタイルで追い越してくる。話をしているときも足踏みしており、息もきらしていない。いつも走って登るとかで、世の中には凄い人がいる者だ。見通しが良くなり、その人の姿も見えなくなる。 ササの中を前荒島岳、中荒島岳のピークを越し、荒島岳山頂に到着。マラソン男が下り、今、2人組の登山者が下りていった。

誰もいない山頂は一等三角点と祠があり、とても広い。電波の反射板があるが、 その設置土台に座れば見晴らしは抜群。運良く、雲も流れ日も当たり、大野盆地も見渡せ、頂上辺りに雲がかかった白山も見える。 山頂にはカタクリがたくさんさいており、登ってくる途中には、コイワカガミやシャクナゲ、そしてタムシバが咲いていた。 30分休憩し、11時25分下山する。登るときはあまり気にもならなかったが、雪どけ跡で道が悪いこと。 ぬかるんだ道はブナ林に入ってやっと終わった。道が良くなり再びブナから鋭気をもらい、急なゲレンデを下り、13時50分登山口に到着。ゲレンデの斜面で山菜取りのご夫婦に”どこまで行ってそんなに取ってきたの?”と声をかけられる。 リックの中味が全部山菜と思ったらしい。林さん宅に寄りお風呂を頂いて、 14時45分の電車に乗り勝原をあとにした。
荒島岳の全容は最後まで見えなかった。

頂上 頂上 頂上から白山方面を望む