伊吹山
いぶきやま
| 1,377b | 1999.11.28 |
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| 三の宮神社登山口から登る。バス道路からすぐに、伊吹山山頂1,377bから直接湧き出ているという”命水ケカチの湧” があり、そして、鬱蒼とした杉林の中を進むと、暗い林から、明るい草原に出て、一合目が始まった。11月も末になると人影もなく、 今は、冬のスキー準備のためか、リフトも運休していた。リフトと平行しているゲレンデの道を登る。 あたりは枯れススキの穂がいっせいに揺れている晩秋の風景となっていた。 振り返ると、草斜面の向こうに琵琶湖がかすんで見え、 ゆるやかに蛇行した道は、やがて、ゲレンデを横切る。遠くのゲレンデの斜面に白い筋が見え、 雪みたいだなと思い近づいていくと、 おおきなエンジンの音も聞こえ、人工雪を作っている最中だった。 幅は狭いが、リフトの下にかなりの長さの雪ができあがっていて、 ここはスキー場で有名だったと改めて思い、雪の上を横断させていただく。 |
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| T合目からゲレンデを登る | 人工雪と雪を被った山頂 | 吹雪の伊吹山山頂 |
| 海抜800bの標示を過ぎ、ジグザグの斜面を登る。5合目のリフト終点場を通過。
草の斜面はなだらかになって、伊吹山山頂をみながら進む。
山頂は雪で白く、3合目辺りから山頂を見た時は、ごま塩をふりかけたように雪が被って見えたのに、
このあたりから見る山頂は雪山に見える。
7合目を過ぎると、雪が降り始め、天気は一変した。岩がゴロゴロした8合目ぐらいから
濃霧になって、辺りは何も見えなくなった。
一段と傾斜はきつくなり、雪の量も多くなる。そして、道が緩やかになると
9合目に到着。柵に沿った登山道はドライブウェー駐車場と合流し、頂上へ向かう。
山頂への台地は強風が吹き荒れ、雪は上からも下からも降ってくる。一組の御夫婦が駈けて戻ってくる。 吹雪の伊吹山山頂に到着。濃霧の中、一等三角点を探し、伊吹山測候所を眺め、日本武尊の石像をお参りする。 10分程山頂台地をウロウロして、山小屋をすり抜け、頂上台地の散歩道に戻る。8合目位まで下ると、 濃霧から抜け出て、雪もやみ、薄日も差す穏やかな天気になった。 振り返ると、8合目から上は暗雲の中で、ここにいると、山頂の吹き荒れた天気が嘘のようだ。 丁度、3人のグループが登ってきたので、山頂は吹雪でしたよと、云うと、本当ですかとカッパを着込んで、濃霧の中に消えて行く。 6合目位まで下るとポカポカ陽気になって、草原に座ってお弁当を食べる。 1時間位でこんなに天気がめまぐるしく変わる山は、はじめてだ。ゆっくり下って、登山口14:30分到着。 漢方薬の看板があちこちに見られる中を、関ヶ原古戦場に行ってみる。戦場を歩き回りながら、その当時を思い、 穏やかな田んぼの中に激しい歴史がかくされている事実を思い知る。平和のありがたさを実感しながら帰路に就く。 |