苗場山
なえばさん
| 2,145b | 2000.10.05 |
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| スキー場として有名な苗場山には、若い頃2回スキーに行ったことがある。
山頂部には地糖が点在し高層湿原が広がる素晴らしい山であることは、山登りをするようになってから知った。
今、秋山郷の紅葉が素晴らしいとのことで、長野県側、秋山郷から登ることにした。前日は秘湯の屋敷温泉
秀清館に泊まったが、暗くなって小赤沢口に着き、真っ暗な、狭い山間の道を屋敷温泉に向かったので、秘湯の感じを強くした。
屋敷温泉6時出発。小赤沢口まで戻り、三合目まで車で入る。鮮やかな紅葉に囲まれた広い駐車場は、トイレも完備され、 外国の人も多いのか英語の案内板も設置されていた。 6:35分三合目登山口スタート。ぬかるんだ登山道には丸太を輪切りにした敷木が並び、ぬくもりのある鬱蒼とした森林帯を、 水飲み場のある四合目へ。尾根道になり、道標も五合目、六合目としっかりついていて登りやすい。 七合目位から時折景色が見えるようになり、やがて、湿原状の斜面をいくと、尾根の上に出た。展望が開け、 背の低い笹の広がる湿原の木道歩きとなった。 |
| 登山口の駐車場 | 敷木の登山道 | 草モミジの木道 |
| 紅葉が真盛りで、色ずいた草モミジの木道歩きとなり、幻想的な世界に入り込む。点在する無数の地糖が朝日に光り、 所々の真っ赤なダケカンバや背の低い笹の緑も混じり、音もなく、すべて静止し、夢の世界のようだ。 このような光景を夢で見たことがあると思った。和山分岐に着く。湿原の中を歩き、いったん樹林帯に入るが、 それもすぐに抜け出て、苗場山山頂台地を見ながら、緩やかな湿原の木道を進む。 草モミジが風になびく山上庭園の木道歩きは心地よい。この頂上部の高層湿原は四`四方にも及ぶという。 50分程楽しみながら進むと、突然立派な山小屋が現れた。ここが、皇太子殿下がいらした時に建てられた遊仙閣だという。 |
| 山上庭園のような高層湿原 | 頂上手前の遊仙閣 | 山頂 |
| 山頂は少し先で、苗場山山頂ヒユッテの横を通り抜けると、山頂の標識と一等三角点があった。9:00到着。
辺りは木々に囲まれ展望はない、目の前にはヒユッテがあり、頂上からは素晴らしい展望と思っていたので、拍子抜けする。
写真を撮ると、すぐ遊仙閣に寄り、外のベンチで食事する。
日差しは暖かく、広々としていてとても気持良く、40分のんびりする。若い女性2人組と1人の男性もゆったりひなたぼっこ。
帰りは往路を下る。 この頃になると幾人かの登山者とすれ違い、木道でつかの間のご挨拶。びっくりしたことには、湿原の色が先ほどと違っている。 スッキリと鮮やかだった光景が、だらっと赤っぽくのびてまるでピントがはずれたみたい。 早起きは三文の得というが、本当に得をした気持で、ルンルンと下る。登山口に11:58分到着する。 |