奥白根山
おくしらねさん
| 2,587b | 1999.05.21 |
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110年余り前の噴火で、菅沼、丸沼はその溶岩流がせき止められて出来たのだという。
菅沼登山口からがもっとも登山者が多いそうで、私達もこのコースを行く。
湯本温泉から、金精道路を男体山の立派な山容を眺めながら走り、 金精峠を通って25分ほどで菅沼に着く。菅沼登山口は駐車場が広く、 まだ残雪の時期のせいか車は三台しか止まっていない。天気も上々で軽やかに、8:20分出発する。 広々とした緩やかな笹原を行く。木々はまだ芽吹いておらず、日がサンサンとふりそそぐ落葉樹の道を進み、 樹林の中の沢状を登る。鬱蒼とした樹林帯の樹間から僅かに日が漏れ差し込み、 倒木にびっしり生えた苔類がキラキラ輝いている。苔の中から若木が育ち、自然界の営み感じる。 深い樹林帯をジグザグ登るが、まだかなりの残雪だ。 |
| 登山口 | 座禅山の中腹を巻く |
| やがて、座禅山の中腹を巻く。雪は深く、うっかりすると股まで埋まってしまう。樹林帯を抜け少し下ると弥陀ヶ池の畔に出た。 登山口から2時間程歩いてたどり着いた弥陀ヶ池は、2,250bの高所にあり、2,300bを越す山々に囲まれ、 静かな水面に白根山を映していた。正面には白根山。右端には雪の中に木道が見え隠れしている。 この辺りは高山植物の宝庫というが、まだ一面の雪。左に五色沼への道を分け、正面の雪の斜面を登る。 すぐ左へ山頂への分け道があるはずで、雪原を探すが見つけられず、そのまま左へ雪の急斜面を上り詰める。 ダケカンバ林になり、登山道に出た。雪の中にしっかりした足跡が付いており、ダケカンバ林を抜けると視界が開けた。 |
| 弥陀ヶ池から白根山を見る | 頭上に重厚な白根山 | 頂上(背景は燧ヶ岳) |
| 眼下にコバルトブルー色の五色沼そして弥陀ヶ池が一望でき、2人の登山者が歩いている五色沼畔は、 きれいにまとまって絵のようだ。頭上に重厚な白根山を見ながら、急斜面を登って岩壁の下に出る。岩場になると雪はなくなり、 岩場を右側に巻くようにして登り、岩場の上に出て、小ピークに着いた。そこは草原もある広場になっていて、 岩陰に座ると風も当たらず、休憩したかったが、むこうの岩峰に人が動いているのが見える。 頂上のピークは左尾根を大きく曲がったむこうの岩峰のようだ。少し下って登り返して岩が積み重なった頂上のピークに到着する。 3人の男性にようこそここへと歓迎され、山頂の標識下の一番良い場所を譲って頂く。ここは二等三角点だ。 頂上からは360度の展望が待っていた。明日登る男体山を始め、燧ヶ岳、至仏山、武尊山等々素晴らしい景色に満足しながら往路を下る。菅沼登山口14:20分到着。 |