御嶽山
おんたけさん
| 3,067b | 2000.10.04 |
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| 木曽の御嶽山は、歌があまりにも有名なので、名前だけは子供の頃から知っていた。そして何度も山の頂は見ていたが、
去年秋の終りに恵那山からみた御嶽山は、
雪を被り、真っ青な空に雄大な山容が鮮やかに広がって、登山意欲をそそられたものだ。その御嶽山に快晴の今日、田の原から登る。
広い駐車場にはまだ車が数台だけ。登山口の大きな鳥居をくぐり6:56分出発。
正面に裾野を拡げた御嶽の剣ヶ峰を見ながら、小玉砂利の道を直進する。すぐに大江権現に着く。
神社の参拝にきたような錯覚にとらわれ、御嶽信仰にのめり込まれそうになる。夏の頃は白い衣を着た御嶽講の人たちが、
「六根清浄」を唱えながら大勢登るのであろうか。
樹林帯に入り、登山道になる。すぐに木の階段になり、明るく気持良く進む。森林限界になり視界が開ける。 駐車場が遠くに見え、田の原自然公園が見渡せる。 溶岩のゴツゴツした道をどんどん登ると八合目になり、八合目石室がある。真夏には遮るものがないので、 この石室も混むのかなと思う。 10月の朝の日射しも強くなってきたと思いながら、目の前に迫まってきた頂上に人影を見る。今日は平日で又、 朝早いせいか登山者は少ない。 |
| 王滝頂上を見上げる | 剣ヶ峰へと向かう |
| 大きな山だ。溶岩の上にかかっている木の階段も急になって見渡す限り御嶽山の裾野。 頭上に王滝頂上直下の山小屋も見え、 九合目の石室を過ぎると鐘と仁王様の前に出る。鐘を鳴らすと、音は御嶽山に吸い込まれるように すぐ消えてしまう。上の王滝頂上に向かう。 頂上は石垣に囲まれた立派な大滝神社で、参拝し、 境内の横から剣ヶ峰へと向かう。ここからは今までの溶岩の道とは異なり、 歩きやすいさらさらとした赤い土となり、硫黄の臭いが鼻につく。 目指す剣が峰はすぐで、また溶岩の道を進むと、頂上山荘の前に出た。山荘は閉じており、 屋根にはたくさんの石ころが載っていて面白い。 |
| 山上池 | 頂上 |
| 山荘の脇から石の階段を上ると剣ヶ峰頂上に到着。3,000bからの山頂の展望は雄大で、 南、北、中央アルプスとすごい眺め。富士山も見えるという。それよりもエメラルド色の池があるのには驚いた。 外輪山の峰峰の間に一の池から五の池まで数えられる山上池が散在していて、 2,905bにある二の池は日本で一番高い所の池だそうだ。何回も爆発をしている御嶽山は最近では昭和54年に噴火したという。山頂建物裏に回ると今でも噴煙があがっていた。 4人いた登山者も下り、夫と二人で静かな、大きな山をゆっくり楽しみ、往路を下る。 |