大峰山
おおみねさん
| 1,915b | 1999.11.13 |
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| 天川川合から渓谷沿いの山道を行者還トンネル西口登山口へと向かう。道中、天川川合からすれちがう車もなく、登山口までどの位かかるかわからなかったので、30分程走って道路脇に車が三台駐車しているのが見えた時、やっと登山口に着いた感じがした。道路脇には弥山登山コースの矢印と登山届ボックスがあり、一人の男性が山道を歩いているのが見えた。7:30分出発。
道路にかかった小さな橋の脇から木道を渡って山道に入る。ススキ野原を抜け、わずかに残る紅葉の樹林帯を登ると、シャクナゲの茂る急斜面になった。
立派で大きなシャクナゲ林の満開の頃を思いながら登り切ると、尾根上に出た。大峰奥駈道出合で、葉を落とした樹林の間から大きく展望が開け、尾根上は歩きやすい道が続いていた。左の道の大峰奥駈道は、行者還岳そして、山上ヶ岳へと続いているがその山上ヶ岳登山は女人禁制で、今の時代でも女人禁制の山があるのにはびっくりした。
大峰山脈の最高峰は八経ヶ岳なので、右の弥山へと進む。尾根道は八経ヶ岳原始林で、樹々の間からはなだらかに続く峰々が見え、 快適な道だ。石休場宿跡を過ぎ、理源大師像を拝んで、聖宝ノ宿跡を通過する。やっぱり修験道の山だなあと思いながら、 時々、樹林の間から八経ヶ岳や弥山をみて、落ち葉をサクサクと踏み踏み進む。やがて、急登のブナ林になる。 そしてブナやトウヒの原生林になって、原生林に囲まれた広々とした平坦地に出た。9時40分弥山小屋に到着。 弥山小屋は締まっていたが裏にまわると戸が開いていた。メタルを買い、トイレをおかりする。 小屋の前の広場には大町桂月の歌碑があり、その歌碑のすぐ上に天河神社があった。皇太子殿下の行啓記念碑も建てられている。 ここからは八経ヶ岳がすぐ目の前に見えた。 |
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| 登山口 | 聖宝ノ宿跡を通り弥山へ | 樹間から弥山、八経ケ岳が見える |
| 弥山小屋の前には3人の登山者が休憩していて、私たちも10分ほど休んで、いよいよ八経ヶ岳へと向かう。
小屋からは鬱蒼とした樹林に入り、立ち枯れた樹々の間を下る。
何か異様な雰囲気で神々の領域に侵入するような感じがする。八経ヶ岳が目の前に大きく広がり、
少し下って、鞍部に出て、八経ヶ岳へのトウヒやシラベの樹林を登る。
鹿の害が多いのか、金網の柵が巡らされており、戸を開けて中に入り、20分程登ると八経ヶ岳山頂に到着。
山頂は樹林帯からいきなり露岩のピークだ。近畿最高峰の八経ヶ岳山頂は強い風が吹いていたが、展望は素晴らしく、
青空の下で、大峰山脈や大台ヶ原の山並みが波のように連なっていた。風を除けて岩陰に座り、
近畿の山々の360°のパノラマを楽しむ。
これから行く大台ヶ原の長大な山容を眺め、30分休憩して10時45分下山。往路を下り、登山口12時55分到着。 翌日、帰路途中に山上ヶ岳登山口の方に廻ってみた。やっぱり登山口入口には女人禁制の標識が立っている。 清浄大橋を渡ると、目の前におおきな石柱が建っており、”従是女人結界”と彫られてある。私はこれ以上前に進めなく戻ったが、 この禁を破る人はいないのだろうか。 大峰奥駆修行”は厳しいと聞いているが、男性だけの修行道としていつまでも残るのだろうか。すぐそばの” 超名水源大峰奥のしずく行者水”を思い切り飲んで、 山上ヶ岳を仰ぎ見る。駐車場にはこの超名水をペットボトルにたくさんつめた軽トラックが止まっていた。 |
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| 弥山から下って八経ヶ岳へ | 八経ヶ岳山頂 | 山頂からの景色 |