トムラウシ
| 2,141b | 2001.8.12 |
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トムラウシ温泉、東大雪荘の前には小さな源泉があった。そして小さな湯畑の横に、
登山口があったが、林道は奥まで続いているので、車で林道終点まで入る。
東大雪荘を4時にスタート。駐車場の登山口に4時20分に到着したが、広い駐車場は車がびっしり。もう歩き始めている人や
車に泊まって出発準備に余念のない人、早朝なのに人の動きでにぎやかだ。4時30分駐車場から出発。あたりも明るくなり、
足が慣れた頃、トムラウシ温泉登山口と駐車場登山口との分岐に出る。針葉樹林の中の道は展望もなく単調な緩やかな登りで、
50分位でカムイ天上に着く。4年前にもこのトムラウシに登ったことがある。その時は雨の後だったせいか泥んこ道が続いていて、
うんざりしたものだが、今日は天気も良く、道も乾いているので気分もさわやかだ。
間もなく樹の間越に、遠く、前トムラウシやトムラウシ山が見え始め、 これからの長い行程に身を引き締める。道はカムイサンケナイ川の沢沿いになり、右岸、左岸と何回か渡渉を繰り返し、 やがてコマドリ沢に入る。前回7月に来たときは雪渓が残っており、かろうじて登山道が出ている程度だったが、 8月も中頃になると見事なお花畑で、チシマキンバイやフウロが沢一面に咲いている。コマドリ沢源頭に近づいてくると 傾斜もきつくなり、岩礫の急斜面となった。森林を抜け出し一気に展望が開けた。 |
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| トムラウシ公園 | 頂上付近から北沼 |
| 岩礫の斜面を横切り尾根に向かうが、視界がどんどん広がり、雲海を従えた十勝連峰が大きく見えてきた。 登り切った尾根上は広々とした台地で、前トム平に到着。正面に遠くトムラウシの頭が見え、 お花畑が点在する、緩やかな台地状の道を進む。そして、ハイマツ帯の中を通り、岩礫の尾根を通過する。 振り返れば石狩岳、ニペソツそしてオプタテシケから十勝の山々がずらーっと並んでいて素晴らしい。 トムラウシ公園を挟んで、めざすトムラウシ山はすぐ前で、絵を見ているような光景だ。 トムラウシの斜面にはまだ雪渓が残っており、巨岩、奇岩の間を抜けながら目の前に広がるお花畑、点在するいくつもの池、 小川の流れその中を縫うように歩く。こののどかな散歩道にたどり着くまで5時間余り歩かなければならないが、 そんな疲れは吹っ飛んでしまう。楽しいお花畑の道はやがて縦走路の分岐に出た。 |
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| 前トム平から進んでハイ松帯からのトムラウシ |
| 直ぐ先は南沼キヤンプ場で、直進すれば大雪山方面へ、左折は十勝連峰へ、右は、急な岩礫の斜面の、頂上への道で、
草一本生えていない岩礫の登りだ。20分程一気に登ると、大きな岩の積み重なった山頂に到着。
大雪山のど真ん中、ぐるりと広がる展望は息をのむほどで、すばらしい快晴に表大雪、北、東大雪と十勝連峰のすべてを
手中に治めた感じだ。道中、登山者はあまり気にならなかったのに、山頂は狭い上に皆景色を堪能しているので、
たいへんな混みよう。記念写真も順番だ。それでも40分程景色を楽しみ、往路を下る。
途中、トムラウシ公園でゆっくり休み3時10分登山口に到着。
トムラウシ温泉に着くと、温泉前の湯畑に虫取り編みに卵を入れ、ゆで卵を作っている人がいた。名古屋から車で、北海道各地をまわっているという。北海道の中でこのトムラウシ温泉が一番気に入ったと云いながら、できたての温泉卵を下さった。温泉卵を頂き、 トムラウシ温泉に入り、スベスベした感触の温泉に浸って、満足な山行きを改めて楽しんだ。 |