筑波山
つくばさん

876b 2000.03.24


07:30 筑波神社登山口
10:50 男体山山頂
11:00 女体山山頂
11:30 つつじヶ丘


札幌から東京に向かう飛行機からその辺りを見下ろす時いつも眺めていた山で、この筑波山 を見ると東京が近づくのを感じていた。平野にすくっとたちあがっていて、標高は876bしかないのに、とても高く見える。 山頂部は男体山(870b)と女体山(876b)の双耳峰になっている。

東京駅より直通バスで1時間50分位、廃線になった電車の跡地筑波駅終点に着く。 そこにタクシーが待っており登山口の筑波神社まで15分位乗る。タクシーの運転手さんにいきなり、日本百名山は何山 登っているのかと聞かれる。3月の、ましてや天気の悪い日に登る人はそういう人しかいないらしい。昨日は大雨が降ってひどかった が、今日はちょっとましかなと云う。本当に水たまりがあちこちにある。シーズンオフなので、閑散とした土産物店が列ぶ 道を境内へと入っていく。筑波神社は由緒ある重厚な神社で、拝殿に一礼し、社務所の左手の登山口へ向かう。

筑波神社登山口 男女川の水源

ケーブルカーの乗り場を過ぎると、鬱蒼とした杉林の道になる。深山の雰囲気で、杉の大木を仰ぎ見ながら登ると、 中ノ茶屋に出る。茶屋はまだ閉まっているが、ここはケーブルカーがすれ違うところのようだ。間もなく ケーブルカーのトンネルの上を通り、少し下って水場にでる。ここがかの有名な男女川の水源で、想像していたより 明るい舞台だ。 「筑波嶺の峰より落つる男女川 恋ぞつもりて淵となりぬる」

すぐに急な登りになって、ひたすら登ると御幸ヶ原に着く。 男体山と女体山の鞍部の御幸ヶ原が、ケーブルカー山頂駅の終点だった。土産物店が並んでいるが殆どの店は閉まっている。 売店の間を通り、左へ10分程登っていくと男体山に到着。イザナギノ命が祀られており、お参りしていると ミゾレがぱらついてきた。すぐに雪が舞ってきて、雪にけぶる広がる関東平野を見渡し、双耳峰の相手の女体山を眺めた。

男体山山頂 女体山山頂


女体山は電波塔に邪魔をされすっきりとしないが、むこうが最高地点なので女体山に向かう。また、御幸ヶ原に戻り、 10分程登ると今度はつつじヶ丘からのロープウェー終点駅を下に見て、大きな岩が重なる峰に着き、女体山山頂に到着。 イザナギノ命を祀る神社の上の岩峰は 男体山より荒々しい。ミゾレから雨になった山頂からはガスってなにも見えない。一等三角点標識が埋め込まれている 岩の上で記念撮影し、4.5人の観光客と一緒にロープウェー駅に向かう。歩いて下山の予定だったがこの雨ではと、 ロープウェーでつつじヶ丘に下りることにした。5月中頃は一面にツツジの花が咲き乱れるそうだが、3月の雨の中はみんな寂しい。 筑波駅まで戻り、東京行きのバスを待つ間、日が照りだしポカポカ暖かくなって、畑のなかに裾野をひろげた筑波山が大きく 立派に現れた。