中央線茅野駅からタクシーで美濃戸口へ向かう。5:20分美濃戸口に着いたがまだ暗いので、八ヶ岳山荘に寄って休むことにした。
丁度、ここに泊まっていた人達が、ライトをつけて出発するところで、一足お先にと声がかかる。山荘でおうどんを頂き、
体が温まって、美濃戸口を5:45分スタートする。明るくなった林道歩き一時間程で登山口の美濃戸に着いた。
車だったらここまで入ることができるようで、三軒の山小屋がある美濃戸には数台の車が止まっていた。奥の小屋の前に登山口があり、
八ヶ岳と大きな標識のある登山口6:45分出発。
赤岳鉱泉への道を左に見て、沢沿いの登山道を進む。何回も沢を渡り返し、樹林帯の中の石がゴロゴロした道を進む。
鬱蒼として暗い林の中は倒木も多く、こけが密集して、時々、重なった倒木の間から零れる朝日にコケに輝いて、
ここだけスポットライトが当たっているようだ。
樹林帯の林から抜け出ると、広々とした河原に出た。谷間の正面に横岳が大きく見え、水のない河原は大きく曲がって、
八ヶ岳連山が見えてくる。
やがて、赤岳がどっしりと姿を現し、行者小屋に着いた。真っ青な空に赤岳から横岳の岸壁へと八ヶ岳の岩山が続き、
その下に緑の森が続く素晴らしい景色がひろがっている。ここに泊まった登山者が下山始めたり、
下山準備の人も多く、晴れ渡った行者小屋は時計の針がとまったようなゆったりとした人の動きだ。
そんな広場の中を突っ切り地蔵尾根に取り付く。あんなに人がいるのに誰も登ってくる気配もなく、文三郎道と中岳道との分岐になって、
ここで少し休憩する。 |