八ヶ岳(赤岳)
やつがたけ

2,899b 1998.10.11


05:45 美濃戸口 15:35
06:45 登山口 14:30
08:50 行者小屋 12:50
10:50 八ヶ岳山頂 12:00


中央線茅野駅からタクシーで美濃戸口へ向かう。5:20分美濃戸口に着いたがまだ暗いので、八ヶ岳山荘に寄って休むことにした。 丁度、ここに泊まっていた人達が、ライトをつけて出発するところで、一足お先にと声がかかる。山荘でおうどんを頂き、 体が温まって、美濃戸口を5:45分スタートする。明るくなった林道歩き一時間程で登山口の美濃戸に着いた。 車だったらここまで入ることができるようで、三軒の山小屋がある美濃戸には数台の車が止まっていた。奥の小屋の前に登山口があり、 八ヶ岳と大きな標識のある登山口6:45分出発。
赤岳鉱泉への道を左に見て、沢沿いの登山道を進む。何回も沢を渡り返し、樹林帯の中の石がゴロゴロした道を進む。 鬱蒼として暗い林の中は倒木も多く、こけが密集して、時々、重なった倒木の間から零れる朝日にコケに輝いて、 ここだけスポットライトが当たっているようだ。

樹林帯の林から抜け出ると、広々とした河原に出た。谷間の正面に横岳が大きく見え、水のない河原は大きく曲がって、 八ヶ岳連山が見えてくる。 やがて、赤岳がどっしりと姿を現し、行者小屋に着いた。真っ青な空に赤岳から横岳の岸壁へと八ヶ岳の岩山が続き、 その下に緑の森が続く素晴らしい景色がひろがっている。ここに泊まった登山者が下山始めたり、 下山準備の人も多く、晴れ渡った行者小屋は時計の針がとまったようなゆったりとした人の動きだ。 そんな広場の中を突っ切り地蔵尾根に取り付く。あんなに人がいるのに誰も登ってくる気配もなく、文三郎道と中岳道との分岐になって、 ここで少し休憩する。

河原から八ヶ岳連峰を見る 地蔵尾根を登る

10分程休んで、林を抜けると岩場になった。急な岩場も梯子も左右に大きく迫ってくる赤岳、阿弥陀岳そして横岳の豪快な景色 に目が振り回され、中岳、阿弥陀岳が重なってとても大きいのに驚きながら、稜線に出た。展望が広がり、秩父の山並みが目に入る。 赤岳展望荘を過ぎ、岩礫帯を急登し、ガレ場を登ると赤岳山頂に10時50分到着.。凄い眺めだ。 幾重にも重なった山脈の上にのびやかにひろがる富士山の美しい姿。甲斐駒や仙丈、北岳そして乗鞍や槍や穂高、丹沢、 鹿島槍や白馬等々、360°の大パノラマで感激だ。

10時50分の山頂からの遠景はそろそろぼやけてくるのに、まだまだ鮮明で、勿体なくてただ黙って展望を楽しむ。 今日はお天気も良く、たくさんの登山者がいるが、そんな人の動きも目に入らず、 のんびりと展望を眺めていたら1時間以上も経ってしまった。 往路も楽しみながら美濃戸口に15:35分到着する。

八ヶ岳山頂 (赤岳) 山頂からの富士山