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| キャンプ場 | 住 所 | 電 話 | 実施日 |
| 静内湖キャンプ場 | 〒056-0000 北海道静内郡静内町字高見 |
静内町役場経済部商工労働観光課 01464-3-2111 現地管理棟 01464-6-2822 |
2005/08/10〜12 |
予約なし、チェックインチェックアウトなし、自然を満喫できる環境、おまけに「無料」…最近の傾向としては、リーズナブルなサイトに惹かれる傾向がある。というわけで行ってきました。。。。
| <利用料金> | |
| 無料 | |
| <チェックイン/アウト> | ||
| チェックイン | なし | |
| チェックアウト | なし | |
<サイトの広さ>
早い者勝ちなんだと思うが、広々と使うことができる。
<ゴミの処理>
原則持ち帰りのようだが、サイト内にゴミ処理場があり、分別して捨てることができる。
<環境>
| たき火 | 直火は禁止(部分的に可) たき火台使用 薪無料! |
| 花 火 | 手持ち花火は可 |
<レビュー>
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静内町から北東の方角へ約25km。静内ダムの上を渡り、目的地をめざす。何年前にできたダムかわからないが、結構年季の入ったダムで、その上を渡る道はガードレールで仕切られた一車線である。ダムを渡り終えると、舗装がとぎれる。
ダム湖の湖畔を利用したサイトであるが、たどり着くまでにここからの未舗装路を4Kmちかく走る必要がある。それもただの未舗装路ではない。ところどころ車が一台通るのがやっとという部分があり、30cmずれれば脱輪、へたすりゃ谷底という道である。「落石があったらおだぶつだな」と思わせる箇所もある。今はあまりお目にかからない、懐かしい「警笛ならせ」の標識もある。路面もでこぼこ。日陰のおおきな水たまりにはオタマジャクシもおった。人間、反射的にでこぼこを避けて走ろうとするから、あぶない。避けると転落しそうな箇所が多いのだ。
車を左右に揺らしながら、なんとかサイトに到着。4〜5cmほどの「スズメバチじゃないのか」と思うほどの大きなアブが車めがけてブンブンと飛んでくる。どうやら温度が高いものにめがけて飛んでくるらしい。
受付で住所と名前、人数と出発予定を記入しておしまい。
「すごい道ですねぇ」と話しかけると、「いやぁ、慣れると面白いよ」と気さくに答えてくれた。
「トイレが2箇所、赤い屋根の炊事場が、あそことあそこに2箇所、どこでも好きなところに車ごと入っていっていいから…」とのことだった。
サイト全体が木で覆われていて、とても良い雰囲気。オートキャンプ状態で、場所によっては直火もOKのようだ。ブランコと昔懐かしい傘に取っ手が付いていてくるくるまわる遊具のみが申し訳なさそうにおいてあるだけで、あとは全部自然のままといった感じだ。ぱっと見平坦なところが多そうに見えるが、意外に傾斜部分が多いので、テントの設営は湖に近い方に限られるかも知れない。
湖の見える大きな木の元にテントを設営。アブが多かったため、警戒してスクリーンタープをはる。が、結局蒸し風呂状態で、この中で過ごすことはなかった。大きな木の木陰がタープ代わりになって過ごしやすかった。
早速たき火グッズをだして、火おこしを開始。煙をあげると虫も寄りつかない。
初日は定番の焼き肉である。
場内に五右衛門風呂のような露天風呂があった。どうやら管理人さんの力作らしい。
二日目の昼頃、管理人の奥さんがお見えになり、「タンクに水入ってるみたいだから、水浴び代わりに入るといいんだ〜」と言ってくださった。せっかくのお薦めなので、いただくことにした。
しくみは右図のとおりである。シンプルであるがよく考えられている。本来、五右衛門風呂は下から加熱するものだが、普通の風呂と同じタイプである。ただ湯船が本当に「釜」なので、茹でられているような感覚を味わえる。学校の給食とか自衛隊の炊き出しとかに使われるような巨大な「釜」で、きっと使わなくなったのをもらってきたんだろう。
水を入れるタンクも、どこから見ても家庭用の灯油タンクで、これまた廃品利用と見た。タンク全体は黒く塗装されている。日差しによる温度上昇を考慮しているんだろう。
タンクに入れる水と、湯船(釜)に入れる水は、共用である。炊事棟から引っ張ってきたホースが衝立の上部まできており、ここからで給水する。ホースの先には蛇口がついている。これが衝立の上にぶら下がっていて、タンクにも湯船にも引っ張っていけるようになっている。
ブロックのU字溝に薪をくべ、火を付ける。ガンガン炊く。U字溝にはちゃんと煙突がついており、空気の通りをよくしている。気持ちいいくらい良く燃える。1時間ぐらいで適温になった。タンク下部からは浴室内へホースが伸びており、衝立から出た部分に蛇口がついている。これをひらいて湯船に給湯する。
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お湯を抜くときは、よくある洗濯用のポンプ(風呂からお湯を洗濯機にいれるやつ)がおいてあり、これを使って湯を抜く。ぼんとろ家が行ったときには、このポンプが動かず、管理人さんに言うと、「あ〜接触悪いんだよね〜」と…「後でやっとくから、そのままでいいよ」というわけで、管理人さんしか扱えなかった。
湖に面している方向には衝立はなく、湖を見ながら風呂に浸かることができる趣向である。
ペンギンは辞退したが、興味をもった1〜3号をひきつれ、野趣あふれる風呂につかる。湯船にちょうど4人すっぽりとおさまった。気温が高く汗でびっしょりだったので、大変気持ちよかった。脱衣したものや脱いだ靴を置く棚があったが、4人分を置くには小さすぎた。
風呂が設置されているところから湖へ降りることができた。湖の色はまわりの緑と同じ色をしている。目の前に台風で崩落し、地肌をむき出しにした崖が見える。静内ダムから高見ダム方面への道が通行止めになっているのもこのためだと思った。
買い出しは静内町までいかないと無理。ということは、くだんのダート路を往復する必要がある。管理人さんではないが、慣れてくると、見通しを持つことができるし、どこで用心しなければならないかがわかってくる。ちなみに管理人さんはここで生活している。
2日目の夜は、静内温泉まで(片道35km)足をのばしてゆっくりとつかってきた。モール温泉だとおもうが、湯船も大きく、大変気持ちよかった。そのわりには大人400円こども200円と料金もリーズナブルであった。帰り道は太平洋岸独特の海霧が発生していたが、山奥のキャンプ場まではとどかず、星空がでていた。
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トイレはぼっちゃんトイレ(くみ取り式)だが、便器はきれいに保たれている。炊事場にゴミもなく、管理人さんがまめに手入れしている様子が伝わってくる。設備の古さはいかんともしがたいが、清潔さが維持されていると思う。
テントをはったすぐそばの巨木にクワガタを発見。よく見るとたくさんのクワガタがいた。1号は大喜びであったが、「連れて帰っても、長生きしないし、クワガタにとってはこの場所の方が住みやすいよ」と言ったら、持ち帰ることをあきらめた。
夜は夜露が降り、テントについた水滴に羽根蟻がたくさんついていた。まぁ自然に人間が入っているのだから、虫の多さはしかたがない。ぼんとろ以外は、アブがそばを飛んだだけでオーバーアクション気味になるが、それも次第に平気になっていくから不思議なもんである。
夜、場内灯を避ければ、カムイミンタラほどではないが、満天の星を満喫することもできる。
これで、「無料」。また行きたいキャンプ場である。