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「マーラーのCDってたくさんあるな…今度○番を買おうと思ってるんだけど、どれがいいんだろう」、 「この曲の定盤はなんだろう」 「次に買うのは、もっとしゃれた一枚がいいな…ないかな…」 と、お考えの諸兄にお送りする、このコーナー 当倶楽部会員が自信をもって(独断と偏見をもって?)お届けする、「オススメ」の一枚! 御購入の前に是非御一読を!参考になれば幸いです… |
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マーレリアン倶楽部会員「オススメ」のいちまい CD・DVD・LD・LP…
現在の「オススメ」登録アルバム
| 曲 目 | 推薦者 | Click!↓ | 登録日 | ![]() |
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| 交響曲第1番 | ⇒1番 | ||||||||||
| 交響曲第2番 | ⇒2番 | ⇒解説 | |||||||||
| 交響曲第3番 | No.000 ぼんとろ | 「オススメ」盤は… 「オススメ」盤は… |
2003/06/19 2003/07/** |
⇒3番 | ⇒解説 | ||||||
| 交響曲第4番 | ⇒4番 | ||||||||||
| 交響曲第5番 | No.011 masas 様 | 「オススメ」盤は… | 2003/09/20 | ⇒5番 | |||||||
| 交響曲第6番 | ⇒6番 | ⇒解説 | |||||||||
| 交響曲第7番 | ⇒7番 | ⇒解説 | |||||||||
| 交響曲第8番 | ⇒8番 | ||||||||||
| 大地の歌 | ⇒大地 | ||||||||||
| 交響曲第9番 | No.000 ぼんとろ | 「オススメ」盤は… | 2003/06/21 | ⇒9番 | |||||||
| 交響曲第10番 | ⇒10番 | ||||||||||
<聴所・見所>3番の傑作はあまたあるものの、バーンスタインのこの盤はことに傑作である。 演奏会毎に、同じ演奏がほとんどないといわれるバーンスタインであるが、それはバーンスタインの人間性が各演奏に如実にあらわれることに起因する。したがって、ときに、“くどい”もしくは“粘着質”等の批評が散見されるように、大きく好みも別れるところかと思う。 しかし、この3番はライブ録音とは思えない完成度の高さをみせる。 個人的な好みで言えば、特に終楽章(第6楽章)の美しさは天下一品である。バーンスタインは感情移入が激しいと、じっくりと歌う傾向が強いが、テンポはこれ以上遅いと冗長で緩慢になるぎりぎりの線。演奏そのもののダイナミクスレンジ(録音の善し悪しではなく)は広く、弱奏も極めて安定した響きを醸し出す。弦の響きはVPOの響きを彷彿とさせる。管の鳴りも豊かで、荒っぽさは感じられない。一つ一つの鳴りが丁寧であり、艶やかでさえある。バーンスタインが一つ一つ音を、一つ一つのフレーズを慈しみ、噛みしめ、通り過ぎるのを惜しむがごとく曲は進行していく。あたかも「それが故にこの遅さになるのだ!」と納得させるかのようである。この感動的な終楽章だけでも、このアルバムを聴く価値はあると思う。 (文責:No.000 ぼんとろ) |
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<聴所・見所>9番の「オススメ」は、まずはバルビローリ卿のこのアルバム。 ワルターの鬼気迫るVPO(1938)盤、バーンスタインのACO盤やBPO盤、アバドのBPO盤、小澤のサイトウキネン盤等、この曲のオススメはきりがないほどたくさんあるが、まずはこちらから御紹介したい。 このアルバム、ベルリン・フィル楽団員の総意で実現した録音として有名である。1961年の客演を受け、BPO団員からの“強い要望”があって録音が実現したといわれる。第二次大戦直後のBPOにとって、マーラーという作曲家は本格的なレパートリーになっていない。(ナチの傷跡はここにものこっていると思う。すでに首席指揮者であるカラヤンが初めてマーラーを振るのは1960年に入ってから、録音はもっと遅い。) 団員のやる気がよくアルバム全体に反映されている。もとよりオケのテクニックは申し分ないから、団員の意欲が演奏効果を上げるのは言うまでもない。ライブ録音ではないにせよ、この完成度の高さはすごい。 全楽章をとおして、奇をてらったところのない「きちんとした」演奏という印象を受ける。聴いていて安心できるし、管楽器奏者であれば、「いやぁうまいなぁ」と感心したり、「なるほど、こんな感じか」とうなずかされる部分が随所にある。しかし、楽章全域をとおして、立て板に水のような平べったい演奏にならならず、構成にメリハリがある。弦の引き際、管のなり始めが絶妙。 9番の聴き所も3番同様終楽章(4楽章)、それも何といっても「曲の終り」である。9番を手に入れると、まず4楽章を聴く。1stVl、2ndVl、Vla、Vlcによる終焉「ersterbend 死に絶えるように」を聴くためである。バルビローリ盤は4楽章冒頭、弦の立ち上がりから「ぞくっ」とさせる。 リマスター盤で録音状況もよく調整されており、古さを感じさせない。 (文責:No.000 ぼんとろ) |
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<聴所・見所>マーラーの5番といえば、ショルティ-CSOの十八番である。 このコンビの録音は映像を含めて3種聴けるわけだが、やはり最初の70年盤をおすすめしよう。 僕はこれで、マーラー、そしてショルティにはまりました。 激烈にして清冽、厳威にして絢爛なこの衝撃的名演は、シェルヘンのような「奇盤」を除けば、今もこの曲の極北にある、といってよい。 最後までピンと張り詰めた緊張感を伴いつつ、圧倒的なフィナーレへと誘ってくれる。 「葬送」というには蠱惑的な旋律にあふれる第1部は、ショルティの抜群のリズムにのって邁進するかのごとく聞こえるのだが、この早いテンポでありながら、音譜の一つ一つに指定された性格づけも疎かににしていない。急変する場面転換も、その唐突さを「唐突」そのものとして表現し精神的な軋みを聴く者に投げかける。そこまでが厳然であるだけに、天国への階段を昇るような、ハープと弦による上昇音階のところは圧巻である。 3楽章はちょいと毒のあるワルツ。4分の3拍子にして曲調も暗くはないのになぜか「楽しむ」というには逡巡してしまうのは、炸裂する音楽の分断、作曲者の焦燥が図らずも表出してしまったためではないか。 有名な4楽章。身をきるほど痛々しい哀切な慟哭。もったいぶった演奏が多いなか、クールに聞こえるのは仕方がない。が、僕はこうしたショルティ特有の大理石のような「ひんやり感」に、寂寥を感じてしまうのである。 実際、9分51秒という数字はおそらく他の指揮者よりも早いだろう。が、この楽章だけを取り出して聴くならばともかく、全5楽章のうちの1楽章と位置づけた場合、このぐらいのテンポがちょうどいいと思う。というのも最終楽章で4楽章のフレーズが、調とテンポを変えて顔を出すからである。つまり曲全体の構築性を見通した場合、アダージェットだけが浮いてしまうようなテンポ設定はどうかとも思うのである。 そして、「歓喜」というには愛くるしくも華やかなフィナーレ。 冒頭のホルン、ファゴット、オーボエによるかけあいはショルティ盤で聴くと、夢から醒めたばかりの子供のような無邪気さを喚起させ、前楽章との対照を構成するのだが、進むにつれ、作曲者本人が聴いても目を回すんじゃないか、と思えるほどの早いテンポでオケを煽り、弛緩した精神を挑発する。 4楽章で現われた美しい旋律は、元気のよいテンポを得て華麗に音をひるがえしつつコーダへの道のりを彩ってくれるのだが、この部分の勢いは他の盤ではなかなか味わえないのである。 最後に一言、ショルティの硬派な指揮は、なんといってもかっこいいのである。 (文責:No.011 masas 様) |
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