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一遍は鎌倉時代の僧で、鎌倉新仏教の一つ時宗を開いた。
1282年(弘安5年)3月1日、巨福呂坂から鎌倉に入ろうとするが、八代執権北条時宗に阻止されてしまう。
その晩は光照寺付近で野宿したと伝えられ、翌2日には「片瀬の館」で念仏を行っている。片瀬の館がどこなのかは明らかではないが、この辺りに別邸を構えていた鎌倉御家人の一人の館と考えられている。
江ノ島道の傍らにあるこの場所は、一遍が念仏を行った「片瀬の浜の地蔵堂」があった所とされ、『一遍聖絵』(国宝:『一遍上人絵伝』)には、巨福呂坂で時宗に鎌倉入りを阻止されたことや、片瀬での念仏の様子が描かれている。 |