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喫茶養生記
〜鎌倉:寿福寺〜

岡戸事務所
編集:岡戸事務所







喫茶養生記


 寿福寺に伝わる『喫茶養生記』は、寿福寺開山の栄西によって書かれた上下二巻からなる茶の効用が書かれた我が国最古の茶書(国重文:鎌倉国宝館に寄託)。

 主として上巻は茶について、下巻は桑について書かれ、それぞれ、名称、効用、使用法、製法などについて述べられている。

 1214年(建保2年)、栄西は、三代将軍源実朝が二日酔いで苦しんでいる時に、茶の効用を説いて茶をすすめ、この時に「茶徳の誉むるところの書」すなわち『喫茶養生記』を献上したと伝えられている。







 栄西は、宋から茶の種を持ち帰り、それを筑前の霊仙寺に蒔いて茶を栽培した。のちに京都の建仁寺でも栽培していたという。

 栄西から茶の種を譲り受けた明恵は、栂尾の高山寺で茶を育て、宇治に移植し、茶の栽培を行った。これが「宇治茶」のはじまり。

 また、京都東福寺の開山となった円爾は、宋から持ち帰った種を駿河に普及させたという。円爾は栄西の高弟退耕行勇を師としていた。


栄西
木造栄西禅師坐像


〜「茶は養生の仙薬、延齢の妙術」
・「桑は諸病を治する妙薬」〜


建仁寺茶碑
茶碑
(京都:建仁寺)
建仁寺桑の碑
桑の碑
(京都:建仁寺)

高山寺
高山寺
萬福寺
萬福寺

 栂尾の高山寺山内には日本最古の茶園がある。

 宇治の萬福寺の辺りは、明恵が高山寺の茶を移植した場所。


報国寺休耕庵


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壽福寺
寿福寺

 寿福寺は、源義朝の旧跡に北条政子が創建したといわれる寺。
 開山は、我が国臨済宗の開祖で『喫茶養生記』で知られる栄西
 鎌倉五山の第三位。


鎌倉市扇ガ谷1−17−7

鎌倉駅西口より徒歩10分






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