鎌倉手帳(寺社散策)


六国見山登山
〜鎌倉の古道〜



編集:岡戸事務所
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高野台の登山口

南口広場の登山口

 六国見山(ろっこくけんざん)は、円覚寺後方の山で標高は147メートル。円覚寺山号の「瑞鹿山」と呼ばれることもある。
 安房、上総、下総、武蔵、相模、伊豆の六つの国を一望できたことからその名が付けられた。1323年(元亨3年)から1335年(建武2年)頃の「円覚寺境内絵図」(重文)に「六国見」(ろっこくけん)と記載されているのが初見とされている。



◎浅間大神の碑
 山頂の浅間大神の碑は、1895年(明治28年)に建立された。円覚寺207世洪嶽宗演(釈宗演)の書によるもの。

◎稚児墓
 山頂からの尾根道にある稚児墓は、由比の長者染屋時忠の娘のものという説もあるらしい。
 由井の長者といわれた染屋時忠の娘が大きな鷲にさらわれ、 その後、娘の残骨が各地で発見された。その一つが六国見山の南だったという伝説がある。
 染屋時忠の娘に関する伝説は、来迎寺 魔の淵のお地蔵さま 辻の薬師堂 妙法寺 多聞院 塔ノ辻にも残されている。


山頂からの眺望


〜六国見山の登山口〜
 六国見山へは、@北鎌倉側の「南口広場登山口」からの登山コースと、A大船側の「高野台登山口」からの登山コースがあります。
 北鎌倉側は、JR横須賀線の「権兵衛踏切」から上がって行くと、住宅街を経て南口広場登山口に至ります。
 大船側の高野台の登山口には大船駅からバスも出ていますが、常楽寺多聞院熊野神社などを見学しながら、「高野の切通」「大船の切通」を抜けるハイキングコースがお薦めです。
 ※明月谷からの登山コースもあります。


〜大船側から六国見山へ・・・〜

高野の切通

大船の切通

 「高野の切通」は、甘糟家の長屋門前から登山口へと通ずるハイキングコース内にある切通です。
 「大船の切通」は、熊野神社下の隧道の上を通って大船高校の裏側に出る切通です。
 これらの切通を通って六国見山を目指すと楽しいかもしれません。
 ※両方ともに正式名称がわからないので、一般的に呼ばれている名称を使っています。
 六国見山は、天園ハイキングコースの六国峠とは違うので、目的地を間違えないように。













大船の古道(常楽寺〜熊野神社・多聞院〜切通〜六国見山)


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