鎌倉手帳(寺社散策)


鎌倉寺社巡り その2
延 福 寺
鎌倉の廃寺


編集:岡戸事務所
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延福寺跡のやぐら
 延福寺は、足利尊氏の異母兄高義が、母契忍禅尼の供養のために建てた寺で、開山は足庵和尚と伝えられている。一説には、高義の菩提を弔うために建てられたともいわれている。高義の法号は「延福寺殿」。
 浄妙寺境内の西北が延福寺のあったところといわれている。
 延福寺では、1352年(文和元年・正平7年)、足利尊氏によって幽閉されていた足利直義(高義・尊氏の弟)が病死したと伝えられている。尊氏に毒殺されたとの説もある(参考:観応の擾乱)。
 直義の菩提所大休寺浄妙寺境内にあった。
 延福寺跡の竹林の中に足利氏一族を葬ったと考えられるやぐらがある。

足利尊氏・直義兄弟と鎌倉(okadoのブログ)



〜足利高義〜
 足利高義の母は金沢顕時(参考:称名寺)の娘で、貞氏の嫡子だったという説がある。
 この説では、尊氏直義の母清子(上杉家の娘)は、側室であったという考え方になる。
 どちらが正室でどちらが側室かは不明であるが、当時の家柄からすると北条一門の金沢家の方が格が上とも考えられる。
 高義が早世したため、尊氏が足利氏の棟梁となり、のちに室町幕府を開いたと考えるのが妥当なのだろうか・・・。 





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