◎産女霊神(うぶめれいしん)
「おんめさま」と呼ばれ、安産の神として信仰される。「おんめさま」は「産女(うぶめ)」が転訛した名称。第五世の日棟は、難産で死んだ秋山勘解由の妻の霊魂を鎮めるため産女霊神を奉ったとされる。 |

産女霊神
☆伝説!産女霊神「おんめさま」☆
第五世の日棟が、早朝、妙本寺に参るため滑川を渡ると、ひとりの女が泣いていた。女の髪は乱れ、血だらけの衣服を着て、赤ん坊を抱えていたので、どうしたのか日棟が尋ねると、「難産で死んだのだが、川の水がきたない血になって渡れず、子どもが乳房に吸いついて泣くので苦しくてたまらない。」と答えた。
日棟が仏の教えを説き、経を唱えさせると、女の姿がなくなったということだ。
それから数日後、女が日棟の前に現れ、苦しみを取り除いてくれたお礼にと、生前に蓄えたというお金を持ってきた。日棟は、このお金で、この女をお産を守る「産女霊神」として大巧寺に祀った。女の持ってきたお金の包は、夫の秋山勘解由に確かめたところ、女が貯めていた包に間違いないということだったようである。 |
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