鎌倉手帳(寺社散策)


鎌倉寺社巡り その5
啓 運 寺


編集:岡戸事務所
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〜鎌倉を知って鎌倉観光をより楽しく。〜







=黒田清輝のアトリエ《啓運寺》=
(日蓮宗)

 開山は啓運日澄。寺の名はここからくる。日澄死後は無住で長勝寺の住職が兼務していた。啓運日澄は、妙法寺の住職だった人で、法華経の研究書「啓運抄」を書いた学僧でもある。
 啓運寺には、江戸期に作られたという日蓮上人読経像のほか、漁師からの信仰を集めた舟守稲荷が祀られている。
 日本近代洋画を確立した黒田清輝が、本堂をアトリエとしていたこと時期もあり、明治時代には、小学校の校舎としても利用されていた。

開山 啓運日澄
本尊 三宝祖師



◎新編鎌倉志
 徳川光圀が編纂させた『新編鎌倉志』には、妙法寺と啓運寺の寺号交換説が書かれている。もとは、「啓運寺が妙法寺といい、妙法寺を啓運寺といった」ということであるが、本当なのだろうか。

◎黒田清輝
 啓運寺をアトリエとして「鎌倉にて」、「雲」を製作。
 『黒田清輝』日記には、材木座の海岸で陶磁器片を集めたことなどが書かれている。
 鎌倉同人会の結成に尽力した。

◎水道路
 啓運寺の近くには、「水道路」という交差点がある。水道路は、横須賀の海軍のために水道を通すために、鉄管が敷設された路のこと。名越方面へ進めば啓運寺を管理していた長勝寺がある。




小町大路の散策(大町四ツ角〜材木座)


鎌倉の日蓮宗の寺



啓運寺:鎌倉市材木座3−1−20  0467(22)7453



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