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極楽寺切通(極楽寺坂)の下にある虚空蔵堂には、行基が聖武天皇の時代、全国行脚の途中、ここで頭脳明晰、記憶力増進をかはる虚空蔵求聞持法の修業したときの伝説が残されている。
井戸の中に三つの明星が輝き、夜も付近を照らした。この現象が七夜も続いたため、村人の力を借りて、井戸水を汲み出してみると黒く輝く石があった。行基は「虚空蔵菩薩が石になって降りてこられた。」と思いついたという。
そのことは、都の聖武天皇の耳にも入り、行基に虚空蔵菩薩の像を造って祀るように命じた。
虚空蔵堂は、行基が彫った虚空蔵菩薩が祀られているお堂といわれ、本来の名は「星井寺」という。現在は、成就院が管理している。 |