鎌倉手帳(寺社散策)


鎌倉寺社巡り その6
虚空蔵堂


編集:岡戸事務所
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 極楽寺切通(極楽寺坂)の下にある虚空蔵堂には、行基が聖武天皇の時代、全国行脚の途中、ここで頭脳明晰、記憶力増進をかはる虚空蔵求聞持法の修業したときの伝説が残されている。
 井戸の中に三つの明星が輝き、夜も付近を照らした。この現象が七夜も続いたため、村人の力を借りて、井戸水を汲み出してみると黒く輝く石があった。行基は「虚空蔵菩薩が石になって降りてこられた。」と思いついたという。
 そのことは、都の聖武天皇の耳にも入り、行基に虚空蔵菩薩の像を造って祀るように命じた。
 虚空蔵堂は、行基が彫った虚空蔵菩薩が祀られているお堂といわれ、本来の名は「星井寺」という。現在は、成就院が管理している。

 本尊虚空蔵菩薩は行基作とされ、鎌倉時代には源頼朝の命により秘仏とされていたが(35年に一度だけの開帳だった。)、現在は、1月、5月、9月の13日に開帳されている。
 「日本三虚空蔵」に数えられ、毎年1月13日に盛大な「護摩焚き供養」が行われている。
 ※鎌倉十三仏の一つ



 虚空蔵堂の下には、鎌倉十井の一つ「星ノ井」がある。別名「星月ノ井」又は「星月夜ノ井」とも呼ばれている。
 行基が見つけた光り輝く石は、この井戸の中から発見された。


星ノ井






星の井通り  極楽寺切通



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