薬王寺は、開山は日像、中興は日達と伝えられている。
日像は、
日蓮に師事し、日蓮の遺命によって上京し、延暦寺などの迫害を受けながらも妙顕寺を建てた。
薬王寺は、もとは真言宗の梅嶺山夜光寺といったが、1293年(永仁元年)、日像と住職の宗教論議の末、日蓮宗に改宗されたという。
江戸時代には、徳川家との縁が深く、寺紋にも「三葉葵」が使われたため、庶民の埋葬は許可されない格式の高い寺であった。
江戸幕府三代将軍徳川家光の弟で駿河大納言忠長の供養塔がある。
本堂に安置されている
日蓮像は、1834年(天保5年)、将軍家斉の命によって造られた裸像で、本物の法衣袈裟をまとっている。6月と10月に更衣式が行われる。