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明月院の開山堂左手にある「やぐら」は、山内上杉家の祖上杉憲方の墓とされ、「明月院やぐら」と呼ばれるもので鎌倉最大(間口約7メートル、奥行き6メートル、高さ3メートルのやぐら。)。
憲方は、鎌倉公方足利氏満のときに関東管領を務め、氏満の命によって、禅興寺を中興した。明月院は禅興寺の支院。
やぐら内中央の宝篋印塔が憲方の墓と伝えられている。壁面には釈迦如来、多宝如来が浮き彫りされている。その周りに十六羅漢の浮き彫りもあるため「羅漢洞」ともいわれている。
一説には、平治の乱で死んだ山ノ内俊道の菩提を弔うために、子の山ノ内經俊が造ったやぐらであるともいわれ、そこへ、上杉憲方が生前に墓塔を建てたといわれるが定かではない。
極楽寺切通の上にある七層の石塔も憲方の墓とされている(参考:伝上杉憲方墓) |