鎌倉手帳(寺社散策)


鎌倉寺社巡り その9
宝 善 院


編集:岡戸事務所
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=二つの山号寺号をもつ《宝善院》=
(真言宗大覚寺派)

 加持山霊山寺・泰澄山瑠璃光寺という2つの山号寺号をもち、院号が宝善院となる。
 開山の泰澄は、「越の大徳」(越前(福井)・越中(富山)・越後(新潟)で並ぶ者のいないほどの徳の高い僧)と呼ばれていた。加賀の白山を開いた人物でもある。 
 江戸時代には、この寺の僧が龍口明神社の別当に任じられたこともある。
 村人の信仰を集め栄えたが、明治の神仏分離によって、静かな寺となった。

開山 泰澄
本尊 薬師如来




宝善寺の薬医門
 開山の泰澄は、信仰していた十一面観音像をこの地に祀った。それが宝善院のはじまりだと伝えられている。創建は天平神護年間(765年〜767年)とされている。
 その昔は、青蓮寺の四月の法要には、宝善院の前を通るのが本道であるとされていたという。




大師堂

観音堂


〜腰越の観音堂の十一面観音〜

観音堂跡の庚申塔
 腰越小学校の南東には、明治のはじめ頃まで、十一面観音を安置した観音堂があった。現在は庚申塔が置かれている。
 昔、木挽の夢枕に観音堂の観音さまが現れ、「だれも供養してくれない」ことを告げたという。木挽は、宝善院の住職と相談し、盛大な法要を行い、宝善院に移されたと伝えられている。




江の島道(手広〜津〜腰越〜片瀬)

鎌倉の真言宗の寺





宝善院:鎌倉市腰越5−13−17  0467(31)8010

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