鎌倉手帳(寺社散策)

霊 光 寺
=日蓮の雨乞い伝説=


編集:岡戸事務所









 江ノ電七里ヶ浜駅から行合川をさかのぼると、「日蓮の雨乞い伝説」で知られる田辺が池がある。

 1271年(文永8年)、日蓮が雨乞いの祈祷を行ったところといわれている。

 大干ばつに襲われたこの年、八代執権北条時宗は、極楽寺忍性に雨乞いの祈祷を命じたが雨は降らず、代わって日蓮が田辺が池の淵に立って「南無法蓮華経」を唱えると大雨が降ったと伝えられている。

 以後、田辺が池は「雨乞いの池」と呼ばれていたいう(この雨乞い対決については、霊山山にも伝説が残されている。)。 







 明治の末、1735年(享保20年)に江戸講中が建てた「日蓮大菩薩祈雨之旧跡地」と書かれた石塔が出土したにより、霊光寺の初代となる住職が、日蓮上人像と本堂が建立した。これが霊光寺のはじまりとなる。

 当初は霊光殿と称していたようであるが、昭和32年に山号寺号を得て、龍王山霊光寺となった。

 本尊は日蓮



「日蓮大菩薩祈雨之旧跡地」と記された石塔が発見された田辺が池




日蓮聖人雨乞霊跡道と刻まれた石塔と日蓮上人祈雨旧跡の碑







霊光寺

 1333年(元弘3年)、鎌倉を目指した新田義貞は、田辺ヶ谷から極楽寺切通へ攻め込んでいったといわれている。


鎌倉市七里ヶ浜1−14−5

江ノ電「七ヶ浜駅」より徒歩15分


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