鎌倉手帳(寺社散策)


鎌倉寺社巡り その10
木舟大明神
〜岩瀬与一太郎の祠:鎌倉〜


編集:岡戸事務所
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 岩瀬山西念寺から今泉方面に向かった山裾にある「木舟大明神」は、鎌倉時代に岩瀬を治めた岩瀬与一太郎を祀った祠といわれている(「木舟」は「貴船」とも書かれる。)。


〜佐竹征伐と岩瀬与一太郎〜
 1180年(治承4年)、鎌倉入りした源頼朝は、富士川の戦いで平氏に勝利し、続いて常陸の佐竹の征伐を行った。その折に捕らえられた者の中に、「佐竹は源氏であるのに何故滅ぼすのだ。力を合わせて平氏を討つべきではないのか」と抗議した者がいた。頼朝はその勇気に免じてその者を許し、「岩瀬与一太郎」という名を授けて御家人にとりたてた。
 そして、与一太郎は鎌倉に屋敷を建て、その一帯を治めていたという。それが鎌倉郡岩瀬郷であり、岩瀬という地名の起こりであるといわれている。
 岩瀬のはずれ、鎌倉女子大学中・高等部の裏にある五所稲荷神社(五社稲荷神社)は、岩瀬与一太郎の創建と伝えられている。 


今泉・岩瀬の散策  佐竹征伐




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