輪島塗のお取扱いについて

お手入れは簡単で格別の方法は不要です。
最初にお使い頂く時又は、使用後の手入れは「ぬるま湯」に短時間浸し、柔かい布又はスポンジで軽く拭くように洗って下さい。洗剤を使う時は研磨剤や漂白剤は必要ありません。中性洗剤をお使い下さい。その後軽く水気を切り柔らかい乾いた布巾で拭いて頂くだけで結構です。(食洗機・乾燥機・電子レンジ・オーブンでの使用はさけて下さい。)保存は直射日光、乾燥のはなはだしい所等はさけて下さい。


漆器を安全、快適にお使いいただくために、
下記の点に注意してご使用下さい

木製で天然漆を使用している漆器本来の用途、使用目的に添って正しくご使用下さい。
箸・フォーク・スプーン等の小物は、事故防止のためお子様の手の届かない所に保管して下さい。又、お子様が誤った使い方をしないようにご注意下さい。
体質によっては漆でかぶれるおそれがあります。「万一、かぶれの症状が現れたときは、速やかに医師の診断を受けその指示に従って下さい」
直火・電子レンジ・オーブン等には使用しないで下さい。又、鏡等は直射日光のあたる場所での放置はしないで下さい。「火災の危険があります」
直射日光等の紫外線に長時間さらしておくことや、著しい温度・湿度の高い状況下におくことは、避けて下さい。「変形・変色・かびが生じることがあります」
割れ・欠け・ひびが入った場合は、使用を控えて下さい。
「状況がより悪くなり修理が出来なくなります」
弁当箱や椀類等ふたのある器物の取り扱いに注意して下さい。
「汁がこぼれ火傷や被服等を汚す恐れがあります」
ガラスを使用している商品は衝撃によって割れる恐れがありますので乱暴な取り扱いはしないで下さい。「けがの原因となります」
漆額・軸等の壁掛商品(装飾品)の場合は、掛ける場所(材質・構造)に合わせ商品の重さに十分耐えられる掛け具(吊り具)を使用し時々点検をして下さい。
家具等大型商品については、足の取付状態の確認を行ったり、倒れない状態でご使用下さい。

漆器の上手な使い方

長く水につけておかれても製品には問題はありません。ご使用後はお湯、水どちらで洗われても結構です。中性洗剤も使えます。ただポイントは、漆より硬度の高い焼物、ガラスなどと区別して洗って下さい。

タワシ・みがき粉・機械での食器洗いや乾燥機等の使用は避けて下さい。
落としたり、強い衝撃を加えると、傷がついたり割れることがあります。
火のそばに置かないで下さい。
化学ぞうきんの使用は避けて下さい。 「光沢がなくなります」