『「第18光洋丸」事件及び水産庁取締船「からしま」事件とは?』
初めに、H17年3月15日にマラッカ海峡で起きたタグボ−ト「韋駄天」の日本人乗組員2人とフィリピン人1人の合計3名の拉致事件(結果は3名解放)は解放までの1週間は、NHK他、民テレビ各局のニュ−スやワイドショ−で、連日しつこい位の放送がされた。この事件と以下の7名死亡の「第18光洋丸」と「からしま」の事件とをマスコミの取り上げ姿勢で比較してみて下さい。
また、H17年 7月15日の午前4時5分ごろ、三重県熊野灘沖で日本のタンカ−同士が衝突して炎上し、旭洋丸の乗組員1名が海に投げ出され死亡し、5名が行方不明の事故が起きた。一方の日光丸の一等航海士が業務上過失の疑いで逮捕されているがテレビは民放ではワイドショ−の途中にもこのニュ−スを流し、NHKも朝からこのニュ−スを報じ、それも19時のニュ−スでは10分以上もかけて流している。
これは民放のニュ−スも同じ扱いである。次の日の16日のNHKの19時のニュ−スでも8分間、民放日本テレビの17日の午前零時45分からまだ同じ大きく扱っている。
(※これはたまたまテレビを見た時の内容であり、テレビ各局が大きく扱ったということである)
この事故は17日の昼過ぎに旭洋丸の火災が沈下して、船内から不明5人の遺体が見つかり、捜索は一段落したが、翌日も民放ではワイドショ−でこの事故を詳しく報じている。
2003年7月2日未明、福岡県沖の玄界灘で、韓国の貨物船「フン・ア・ジュピター」が鳥取県境港市の巻き網漁船の「第18光洋丸」と衝突。1名死亡、6名が行方不明、その他重軽傷者が多数でました。
2年前の「えひめ丸事故」以来の、最悪の海難大惨事となりました。
テレビでは、NHKをはじめ民放も各社が第一報を、小さくその日のうちに流しました。
でも皆さんはこの事故(内容は事件)の内容をご存知ですか?もしかして、初耳ですか?(例えばNHKの放送センタ−の受付職員でも知らない人がいた)これほどの海難大惨事であったにもかかわらず、なぜ?テレビや新聞、なかでもテレビでは“ほとんど報道されない”のですか?
行方不明者の捜索中であるにも関わらず、当日は「その他のニュース」程度の非常に小さな扱いでした。テレビでは翌日までの、衝突当日の韓国の貨物船の航海当直責任者で2等航海士の尹国大容疑者の逮捕(業務上過失往来危険と業務上過失致死の疑い)まで、しか報道されておらず、肝心なこの貨物船と第18光洋丸の衝突の際の詳しい情況や、その後の第18光洋丸の6名の行方不明者の捜索については、一切の報道がなされませんでした。
なぜですか?
また、テレビ以外のほとんどのマスコミからも報道は消えてしまいます。いつものマスコミならワイドショーまで総動員して、こぞって取り上げる被害者の証言や家族の怒り、涙、CGや模型を使った原因究明などは、一切なされませんでした、なぜですか?
さらに事故の4日後である7月6日朝、6名の行方不明者を捜索している水産庁の取締船「からしま」が、またも別の韓国の貨物船にぶつけられ大破、16名が海に投げ出されました。この海域は「第18光洋丸」の救助海域であり、すぐ仲間の取締船が駆けつけたので幸い全員無事でしたが、「からしま」は大きく傾き、翌7日に曳航途中沈没。
この「からしま」の事件は、一切、テレビでの報道が封じられています。なぜですか?
この2つの事故には、マスコミがろくすっぽ伝えないという共通点の他にも、一致する点が驚くほどたくさんあります。
1)衝突してきた船がどちらも「韓国の貨物船」
2)どちらの韓国船も洋上のルールを無視
3)どちらも救助活動を一切行わずに現場海域から逃走
4)どちらの関係者も謝罪や遺憾の意を、全く示していない
などにもかかわらず、日本のマスコミが持っている「韓国・朝鮮」の国に対する異常なまでの「配慮」、や「自主規制」がこの事件の隠蔽工作になっており、この事件はこうした日本の偏向した「NHKと各民放テレビ局」の報道の使命が、この日本では全く機能していないことを示す事件となりました。
※6名の行方不明者の必死の捜索が地元漁師さんはもちろん、水産高校の練習船までも駆り出され、海上保安庁、水産庁の艦艇など160隻以上、航空機18機が協力し、7月7日いっぱいまで続きました。しかし懸命な捜索も空しく7月8日、ついに大幅な捜索規模の縮小を余儀なくされました。
地元の漁師さんたちはまだ一縷の望みを掛けて、「生活のための漁」を行いながら、ぎりぎりの捜索を続けています。でもマスコミの報道は、ぷっつりと途切れたままです。
追記:なお第18光洋丸を沈没させ書類送検されていた韓国船の二等航海士は7月23日起訴されたとの報道が、一部新聞とネットニュースのみで小さく流れました。7月27日現在、韓国船会社からの謝罪やお悔みは一切ありません。また16日には、枕崎沖でこの月3度目の韓国船による日本漁船衝突事故(当て逃げ)が、9月19日にも玄界灘で韓国タンカーによる日本漁船衝突事故がまた起きています
事件後の去る(2003年)8月6日に、第18光洋丸所属の鳥取県境港市で、お亡くなりになられた方1名と、行方不明者6名、合わせて7名の方々の合同葬が営まれました。国会議員はじめ3000人が参列した大規模なものでした。
しかし、NHKはじめ各民放テレビ局で、この合同葬の報道は一切されていません。
この第18光洋丸事件はテレビでは「NHKと民放各社」が隠蔽していますが、新聞の報道も、テレビ同様に隠蔽傾向が顕著である。(事件後約2カ月間の報道件数)
えひめ丸 第18光洋丸 比率(光洋丸/えひめ丸)
朝日新聞 608 件 19件 1/32
毎日新聞 644 件 27件 1/25
読売新聞 629 件 25件 1/25
※行方不明者の捜索をいろいろな関係者がしている時に、この第18光洋丸が所属した鳥取県境港市の当時県知事であった片山善博鳥取県知事は何をやっていたか?というと、捜索まっ最中の7/4日に、よりにより韓国へ、伝統旅館の女将など観光交流促進の為の使節団と共に出かけ、韓国人が鳥取県を訪問するよう働きかけていたというとんでもない知事である。
平成13年2月9日(ハワイ時間)、ハワイ・オアフ島の南の洋上で起きた宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」とアメリカ海軍潜水艦「グリ−ンビル」との衝突事故と今回の「第18光洋丸事件」との日本のマスコミの報道姿勢
を比べれば、明らかに第18光洋丸の事件には意図的に悪質な
隠ぺい要素がある。しかるに、テレビがほとんど報道しない、取り上げない理由として、「えひめ丸」の事件とどれほどの差があるのか?
どうして、NHKをはじめ各民放テレビ局は、この《水産庁の「からしま」を含む第18光洋丸事件》を隠そうとするのか?
罪も無い日本人が、無責任な韓国船により亡くなっている、どうして、NHKはじめ各民放テレビ局は、そんな韓国がかかわる事件を隠蔽する必要があるのでしょうか?
※ニュ−ス番組と称している番組でニュ−スでも何でもない「話題」を大量に放送しているのはどの局も同じであり、この「光洋丸・からしま」の事件よりも死傷者が少ない交通事故や災害事故の方が、しつこく報道されている。
このことをみても、テレビ報道などのマスコミには報道する余地は常に十分にあり、普段は各テレビ局とも声高々に報道の自由を叫ぶくせに、この「光洋丸・からしま」事件に対しては、自らが報道の規制を強いており、マスメディアの使命を放棄する無責任体質を暴露している。
「第18光洋丸事件の概要」
平成15年7月2日未明、玄界灘で鳥取県の巻き網漁船「第18光洋丸」に、洋上のル−ル無視の韓国の興亜海運社船主コンテナ船「フンア・ジュピター」が衝突し、沈没した漁船の乗組員1人が死亡、6人が行方不明になりました。コンテナ船の航海当直責任者で2等航海士の尹国大容疑者(21)を業務上過失往来危険と業務上過失致死の疑いで逮捕したが、この韓国人は「光洋丸など数隻の船がいるのは確認していた。直前には衝突回避も試みた」「衝突の30分ほど前から肉眼とレーダーで確認したが、イカ釣り船や底引き網漁船だと思った。漁船側が衝突を回避できると思った」などと供述。操業中に急な方向転換や移動がしにくい巻き網船団だとは思わなかった、との認識を示し容疑を否認しているそうですが、衝突する約3キロ前から、光洋丸や僚船など6隻が汽笛を鳴らし、ライトを点滅させるなどの合図をしたが、コンテナ船はコースを変えず、速度も落とさないまま、光洋丸の左舷中央部に、ほぼ直角にぶつかって、たった1分で沈んでしまった。
関係者の証言
尹国大容疑者(21)証言
・30分前から光洋丸など数隻の船がいるのは確認していた。直前には衝突回避も試みた。
・眠っていないし、見張りの義務は果たした。
・イカ釣り船や底引網漁船だと思った。漁船側が衝突を回避できると思った。
・レーダーと肉眼で光洋丸など数隻を確認した。
漁師の証言
・漁灯や汽笛で何度も警告したが、貨物船は減速しないで突っ込んできた。
状況証拠
貨物船の船首が光洋丸の左舷中央にほぼ直角に衝突した。
尹国大容疑者がレーダーと肉眼で確認したなら、船が動いていない事が判ったはず。
仮にイカ釣り船や底引き網漁船でも、コンテナ船は避けなければいけないのです。だから、この痛ましい事件をおこした韓国人は、スピードもゆるめずに、進路も変えずに危険な操船をした確信犯でしょう。衝突したあとも、サーチライトで照らすなどという事もせず、救助活動を放棄して現場を離れています。韓国も、北朝鮮同様にやることが汚いではありませんか。
多くのマスコミが“韓国に気づかって”小さな報道しかしていません。
日本中が非難の声をあげたアメリカ潜水艦による「えひめ丸」事件と比較したものが下記の表です。
|
えひめ丸事件 |
玄界灘沖事件 |
被害者人数 |
9人不明(うち4人が学生) |
1人死亡6人不明 |
救出活動 |
米側が26人を救出
|
無視・逃亡(未遂) |
捜索 |
米海軍が8人の遺体を発見 |
海保・漁船側が捜索 |
船籍 |
アメリカ |
パナマ船籍の 韓国船 |
加害国 |
アメリカ |
韓国(南朝鮮) |
加害者 |
アメリカ人 |
韓国人 |
謝罪 |
米側はブッシュ大統領より森総理(当時)、パウエル国務長官より河野外務大臣(当時)に電話で謝罪した他、大統領特使ファロン海軍大将が大統領親書を携行して来日(2月27日〜3月1日)し、愛媛県も訪問(2月29日)。米国はあらゆる面での責任を認めている。 |
なし |
発生地 |
アメリカ・ホノルル沖 |
日本・玄界灘 |
被害船 |
実習船「えひめ丸」(499t)・航行中 |
漁船「第18光洋丸」(135t)・操業停泊中 |
事件概要 |
平成13年2月10日(日本時間)、ハワイ州オアフ島沖で愛媛県宇和島水産高等学校の練習船「えひめ丸」(35名乗船)が、緊急浮上した米原子力潜水艦「クリーンビル」ワルド艦長が、同乗していた一般人に急浮上を体験させるために、海上の確認をおこたり、衝突され沈没した事件。 |
平成15年7月2日操業中の巻網船に、30分前から確認できていたにもかかわらず、また漁船側からは約3キロ離れたポイントから漁灯や汽笛で合図するも、それを無視して、韓国人が減速もせずに船体に直角に追突、瞬時に沈め、救助活動も放棄し逃走未遂を起こした事件。 |
※以上は、一部『朝鮮人による玄界灘殺人事件「第18光洋丸」』と他のペ−ジを参考とさせていただいています。
追伸:2003年8月18日の山口新聞には「韓国漁船の操業妨害、県沖で後絶たず」という内容が載っている
「韓国漁船は日本漁船をめがけて数メ−トルの距離まで接近し、そのまま魚場を占領してしまう。漁具も切断され、水揚げも減った」
山口県沖で韓国漁船による操業妨害や嫌がらせが後を絶たず、県内漁業関係者から怒りの声が上がっている。
被害は日本側の排他的経済水域(EEZ)で発生しており、「日本の海なのに、韓国漁船のほうが大きな顔している」と関係者らは憤る。