鎌倉手帳(寺社散策)

柳之御所遺跡
〜奥州・平泉館跡〜

岡戸事務所
編集:岡戸秀仁







柳之御所遺跡


 柳之御所遺跡は、『吾妻鏡』に記された平泉館の跡と考えられている。

 奥州藤原氏の祖・清衡が豊田館(奥州市)から平泉に移り居館を構えた所で、三代秀衡が鎮守府将軍・陸奥守に任ぜられたことで、政庁(平泉館)として整備された(参考:伽羅御所跡)。

 1189年(文治5年)、源頼朝が奥州へ攻め入ると、四代泰衡によって平泉館は焼き払われている。

 「平泉〜仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群〜」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されている。



柳之御所遺跡
汚物廃棄穴群
柳之御所遺跡
井戸跡


柳之御所遺跡
建物跡
柳之御所遺跡
庭園跡


 『吾妻鏡』によると、金色堂の正方に無量光院の北に並べて平泉館があって、西木戸には秀衡の長子国衡、四男隆衡の家が並び、三男忠衡の家は泉屋の東にあった。

 秀衡は、無量光院の東門の一郭に屋敷(伽羅御所)を構え、次男泰衡が相続して居所にしていた。



 柳之御所遺跡で発見された板絵は、ススキと扇を手にしたカエルが描かれ、京都・高山寺の国宝 「鳥獣人物戯画」に描かれているものと似ているという。

カエルの板絵
カエルの板絵







歴史めぐり源頼朝



柳之御所遺跡
柳之御所遺跡

岩手県西磐井郡平泉町平泉伽羅楽108−1

JR平泉駅から徒歩10分程度



奥州平泉
奥州藤原氏の栄華〜平泉〜



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