鎌倉手帳(寺社散策)


円覚寺舎利殿

〜鎌倉唯一の国宝建造物〜



編集:岡戸事務所
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 円覚寺塔頭正続院は、開山無学祖元の塔所。
 正続院の中にある舎利殿は、鎌倉で唯一の国宝建造物。1216年(建保4年)、三代将軍源実朝が宋の能仁寺より請来した釈迦の骨(仏舎利)を納めていることから「舎利殿」という。
 もともとは西御門にあった太平寺の仏殿で、室町時代中期(15世紀)頃の建築物と推定され、日本最古の唐様(禅宗様)建築物である。
 1573年(天正元年)、北条氏康によって移築されている。
 サワラ木葺の屋根は日本建築にはない急勾配なものであるが、これが禅宗様の特色であり、屋根の四方が反り上がりは、尼寺の仏殿らしい女性的なものに造られている。
 納められている「仏舎利」(右の奥歯)は、もとは、源実朝が建立した大慈寺(廃寺)に納められていた。

 もともとこの場所には、九代執権北条貞時が仏舎利を納めるために建てた祥勝院という堂宇があったが、後醍醐天皇の勅命により夢窓疎石建長寺にあった無学祖元の塔頭「正続院」をここに移した。
 境内には、雲水の修行道場である「正法眼堂」や「舎利殿」がある。
 舎利殿奥の開山堂に安置されている「木造仏光国師(無学祖元)坐像」は、頂相彫刻の秀作で国の重要文化財。


莫煩悩〜元寇と北条時宗と無学祖元〜
無学祖元(仏光国師)・・・円覚寺の開山忌
宝物風入・・・円覚寺



 1216年(建保4年)、源実朝は、宋の能仁寺から仏舎利を請来し、勝長寿院に安置した後、大慈寺に納められた(1285年(弘安8年)。この仏舎利(釈迦の歯)は、北条貞時によって円覚寺に移され、現在は、正続院の舎利殿に納められている。)。


大慈寺跡碑





円覚寺舎利殿
円覚寺塔頭正続院2011/05/03
鎌倉の頂相彫刻







正続院:円覚寺山内

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