1.きっかけは「ウィッシュ」。
(2003.2月某日)
まわりの先輩やら友人やらが3月決算期を控え、バタバタ新車を購入し始めたのに触発され、
「うちもそろそろクルマかえたいな・・・」と漠然と思い始めたのがきっかけでした。
7年乗ったイプサムになんの不満もあるわけじゃないし、まだまだ元気に走ってくれています。
それでも近頃の最新のミニバンにくらべると古めかしさは隠せない感じでした。
そこで本当になんとなく、冷やかし90%くらいの勢いで、あるVISTA店に以前から気になっていた
発表されたばかりの「ウィッシュ」を見に行きました。
いかにもほっといても売れるぞという自信に満ち溢れたそのたたずまいは、まさにTOYOTAが
あのやたらと走っているSTREEMに「すべてにおいて勝つ」というなんともわがまま且つジャイアン
なコンセプトを象徴するようで、ぼくの心を奪うに十分な魅力を放っていました。
やはり自信満々の営業担当の「お見積もりはいかがですか?」の一言に、「あ?はい・・・」というか
いわないかのうちにその営業さんは私のイプサムを舐めるように査定し始めました。
2.きっかけは下取り価格。
どうせ大した下取りではないことは判っていました。昨年の今頃、リバティを見に行った際、あるNISSAN
のディーラーで私のイプサムは文字通り「二束三文」の可哀相な評価をされていたからです。
まあ今回もいいとこ「40万くらいかな」くらいかな・・・と思っていました。
ところが・・・・・・
営業マンが「お待たせしました〜」の声とともに査定の説明を始めたその瞬間、私の耳にとんでもない数字
が飛び込んできたのです。
下取り62万円。
一瞬、なにかの間違いじゃないかと思いましたが、値引きのできないこの発表されたばかりのタイミング
なので下取り価格で値引きを上乗せする、或いは同じTOYOTA車というプレミアム込み、などいろいろ自分
なりに勝手に解釈し、無理やり納得しました。こうなると俄然購買意欲が湧いてくるのですが・・・。
3.さあ検討しよう。
「まだぜんぜん走ってないですよ。」「3月中納車間に合わせますよ。」など畳み掛けるように私のツボを
刺激してくるウィッシュ営業マン。実際本当にいいクルマだと思うし、スタイリングでは完全に昨今のライバル
車を凌駕していると思いました。加えてあの価格設定。ディスチャージやエアロ、アルミ等をおごった最上級
グレードのSパッケージでさえ、下取り分を考えると十分射程圏内に収まります。あやうく契約してしまいそうな
自分にびびって、その日は見積もりと営業マン氏の名刺をもらい、思わせぶりに「ストリームも見に行く」と言い
残しディーラーを後にしました。
さて困りました。本当に欲しくなりました。昨日まではクルマの買い替えなんか考えもしなかったのに。
こうなると本気で比較検討してみたくなりました。さっそく本屋に「クルマ購入ガイド2002-2003」的な雑誌
を探しにいき、隅々まで見廻します。
我が家の家族構成は夫婦二人に幼児二人。たまにじいちゃんばあちゃんが乗ることを考えると、クルマ選びは
これまでの「イプサム」のように三列シートが絶対条件です。しかも、住まいの立体駐車場の規約上、5ナンバ
でなくてはなりません。この時点でかなり候補は絞られてしまいます。
しかし、実際はストリームにはあまり魅力は感じていませんでした。
ましてやDionは頭の片隅にもでてきませんでした。この時は。
4.その名はDion
実際に上の条件でぼくの頭に浮かんだのが、ウィッシュ以外ではストリーム、リバティ、プレマシー、スパシオ、
そしてディオン。あたらしいイプサムは大きくなりすぎたので予選落ちです。
さらにウィッシュが出た時点で存在意義の薄くなったスパシオも申し訳ないが早目の落選。リバティは強みと
される「スライドドア」が自分の好みに合わないことと、いつぞやのNISSANでの下取り査定評価の暗い思い出
が相まってスタメン落ち。プレマシーはスパシオほどではないにしても三列目が狭すぎ。せっかく乗り換えるのだ
から最低でも先代イプーくらいは確保したいものです。
評価に困ったのがストリーム。自分的にはあまり魅力は感じませんが、あまりにも世間が評価しているからです。
クルマ選びの世界において、この「世間の評価」というのはかなり重要なファクターです。次に乗り換える時の下
取りも高いでしょうし、なによりみんながいいというクルマが悪いはずがありません。
こうしたあまりにも日本人的な発想から一応候補にいれたストリームですがやはりどうしても好きになれません。
エンジンいいのは解かります。世界のホンダでしょうから。ただ、もしそういう楽しさが欲しいならやはりぼくはシビック
を選びたいです。なんとな〜くストリームって中途半端なんですね。割り切り方が。
「7シータークーペ」っていうコンセプトもよくわからなかかったです。出たばっかのとき。「ミニバン」でいいじゃん。
それから目のデザインやらサードシートのサイドウィンドの形状などデザイン的に好みじゃない部分は、ウィッシュが
出てしまってからではちょっと無視できるものではありません。(やはりHONDAもヘッドライトデザインは変更する
ようですが)。
というわけでなんとなーく消去法で「対ウィッシュの我が家的大本命」に大抜擢されたのがDionでした。