朝夕の寒さは続いていますが、窓越しに差すやわらかな日差しに、春を感じるようになりました。さて、いよいよ3月。今年度最後のしめくくりの月となりました。4月には幼く見えた子ども達も、今ではひと回りもふた回りも大きく成長し、進級、進学を心待ちにしています。これまでの経験や学びは、子ども達の大きな支えとなり、また新たな未来への原動力となってくれることでしょう。これからも1人ひとりの芽を大きくふくらませ、未来に向かってどんな花を咲かせるのか、楽しみにしたいと思います。残り1ヵ月、子ども達の1つ大きくなることへの期待をしっかり受け止め、成長の階段を安心して上がれるよう、見守っていきたいと思います。





「智慧希望」
〜目標を持ち、努力する〜
子どものテーマ:ひとつ大きくなることに期待しましょう

仏教では「持戒・布施・精進・忍辱・禅定・智慧」を六波羅密と称し、仏教徒が心を磨き、魂を向上させるための徳目と位置づけています。そしてこれらの教えを学び、その内容を理解して目覚めることが智慧であると説いています。単に分かったというだけでは、それは知識に過ぎませんが、物事の本質を見極め、心を働かせて実践したなら、知識は智慧につながります。今年は世界で初めて人体からips細胞を作り出すことに成功した京大の山中教授がノーベル医学賞を授賞し、大きな話題となりましたが、たゆまぬ研究を支えたのは、難病で苦しむ人達を助けたいという強い思いだったと言われています。間もなく角膜の再生医療に向けた臨床試験が実施されるそうですが、光を失った人達にとって、それはどんなにか福音となることでしょう。私達は、時には思いがけない出来事に出会ったり、困難な状況に追い込まれたりすることがありますが、どんな時も動揺せず、じっくりと構え、最善の方法を見出したいものです。しなやかで前向きな発想は、希望につながる原動力となるからです。年長さんは、間もなく卒園の日を迎えます。“子ども達1人ひとりに明るい未来が開けますように!”心から祈って止みません。



6日(水) お別れ会
7日(木) 超禅・第3回役員会
8日(金) 老人交流(お別れ会)
11日(月) パソコンの日
12日(火) ちびっこ広場(2才)パネルの日
14日(木) 超禅
18日(月) 新入児説明会
20日(水) 春分の日
23日(土) 卒園を祝う会
26日(火) ちびっこ広場(3,4才)
27日(水) レインボーお話の会(10時〜)
28日(木) 避難訓練、おにぎり遠足(5才児クラス)
29日(金) 新年度準備





◎保育参観について
2日(土)9:00〜保育参観を開催致します。4,5才児クラスは公開体育指導を予定。他のクラスも親子で楽しめる内容となっております。又、おやつを食べながらの懇談会では、子ども達の1年を振り返ったり、進級、就学に向けてなどのお話をしたいと思っています。給食試食会もありますので、ぜひご参加下さい!!

◎卒園を祝う会について
23日(土)10:00〜卒園を祝う会を行います。5才児ひまわりぐみ32名の卒園を、4才児さくらぐみが園児代表として参加し、お祝いします。0〜才児クラスは、当日は家庭保育のご協力をお願い致します。尚、5才児については、29日(金)まで保育致しますので、担任までお伝え下さい。







生きる力  〜ヘルプとサポート〜


おなかを空かせている人がいたら、あなたはどうしますか?魚を釣ってあげますか?それはとても親切なことです。相手を空腹から救うことができ、感謝されることは間違いありません。問題はずっと魚を釣ってあげなくてはならないことです。釣り方を教えてあげるのはどうでしょう?これは相手が釣れるようになるのを待たなくてはならず、手間がかかります。ところが、いったん釣り方を覚えれば、もうあなたはその人の側で釣ってあげる必要はありません。
これは、ヘルプとサポートの違いを表した話です。魚を釣ってあげるのはヘルプ。魚の釣り方を教えるのはサポートです。ヘルプは相手を助けてあげることです。相手のために色々やってあげます。ところがこの「相手のため」には落とし穴があって、結果として相手に力がつかず、最終的には「相手のため」にならないことです。ヘルプする時の基本的な動機は「相手が出来ないからやってあげる」というものです。ですからヘルプされる人は“出来ない人”として扱われるわけです。サポートは、相手が自分の力で物事を成し遂げるのを見守ることを意味します。サポートする側は我慢が必要です。サポートする時の動機は「自分で出来るから見守ろう」というものです。サポートされる人は“出来る人”として扱われます。ヘルプの多い親に育てられた子どもは、自分で様々な経験をするチャンスを奪われるだけでなく、指示命令に従って行動することが多い為、考える力が育ちません。「出来ない人」として育っていきます。一方、サポートの中で育った子どもは、自分の力で色々なことを乗り越えてきていますから、生きる力を持っています。つまり「出来る人」として育つのです。親の役割は子どもをサポートし、子どもが自分の面倒が見られるよう、また、自分の力で様々な問題を解決できるよう自立させることです。問題処理能力の高い子どもは、様々な問題に巻き込まれることなく生きていく可能性が高いのです。子どもを自立させる第一歩は、まず親が自分のやっていることがヘルプなのかサポートなのかを気づくことから始まります。(オーエス出版「聞く技術 伝える技術」参照)


<http://www.sweetnet.com/parenting.htm>より

★ヘルプがいけない、ということではなく、その子のその時の思い(甘えなど)や年令などを考えて、ヘルプとサポートをバランスよく使い分けられると良いですね。