はっくる物語13


 東北放送のイベントが鬼首のスキー場であって、その中でフィッシングセミナーをやることになり、内田さんと小平さんが講師をすることになったそうです。 内田さんから「家族連れの人達に、朝の7時頃から魚釣りをさせるための人手が不足だから来てくれないか」と、急遽手伝いを頼まれて、SさんとTさんを誘って鬼首に出掛けました。 すでに地元のIさんが手伝いに来ていました。

 ひととおり魚釣りが終わると、フライキャスティングとフライタイイング体験セミナーが始まりました。 Iさんら3人も、内田さんや小平さんと共に、初心者(全然やった事の無い人が大半)にキャスティングの指導をやるとは思っていなかったようです。

  Tさんなどは「自分のキャスティングをするだけでも大変なのに、人に教えるなんて、とんでもない」と言っていたものの、老若男女、多数のお客さんが来て、Sさんと一緒に、しぶしぶと教えていたようです。

  3人とも指導するのに向いているとみえて、教わっていた人達はあっという間にキャスティングが出来るようになりました。 なかには面白くなって、長い時間キャスティングをやっていたカップルもいました。 

 あらためて、内田さんや小平さんの人を動かす(教わっている人ばかりでなく、教えている3人も含めて)うまさに感心しました。 インストラクターの人達は「こうあるべき」というものを見せられたような気がしました。

 手伝いを頼まれた当の私は、徹夜で仕事をしてきたせいで、ごろごろ寝てばっかりで手伝いになりませんでした。 「マ、いっか一緒に行った二人がよく働いたから」といささか無責任でしたが、あまり邪魔にならなかったので許してもらえるでしょう。


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