自宅に持ち帰ってロッドをよく見ると、トップとバットのガイドのガラスが割れてラインが引っ掛かりそうなので、持っていた瑪瑙ガイドと取り替え、ジョイント部分もスレッドを解いてがたつきを直しました。
修理してキャスティングをしてみると、見た目のくたびれほどはキャスティングをしていないロッドということに気付きました。 後でわかった事は、ノーキャストロッドということでしたので、小平さんの前の持ち主(英国人だと思う)は、そういう使い方をしていたのでしょう。
しばらくして、小平さんに私の使っているロッドを診てもらった事があります。 ロッドを振るなり「あれェどうしてかなぁおかしいなぁ」と独り言をつぶやくので、何か不都合があったのかと聞いたところ、買って間もないのに、ロッドが振りこなれている(言葉としては不適切かもしれない)という意味のニュアンスのようでした。
確かに買って1ヶ月程ですが高い金を出して買ったのに使いこなせないようでは悔しいので毎日釣りに使っていました。
ロッドは使いこむ事によって調子を整えながら扱いやすく変えていくそうです。 最初から使いやすいロッド(その分ロッドのくたびれも早い)も有るそうですが、一般的には、新品のロッドはまだ素材なのだそうです。
ですからロッドを振ってみると持ち主がどれだけ使っているかわかるそうです。 それで、ロッドの調子を訊ねたところ「問題ないんじゃないの」と言われ、どう言う意味だったのかいまだによくわかっていません。
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