はっくる物語1


 最近はニジマス釣りをやっているので、釣場をお知らせします。

 場所は、G川水系のひとつの、鮭の上る川として有名なU川とT川とA川の、三つの川が合流するあたりから主にT川の上流にかけての所です。 初夏のころに大水が出て、水がひいた後にはかなりの人が釣りに行っていたようです。 餌釣りとか、ルアー釣りでは、かなりの大物が釣れたようでした。 噂では90cm近い大物を釣り上げた人もいたそうです。

 8月の末ころに、友人のTさんもフライで70cmくらいのをかけたそうですが、リーダーを切って逃げたそうです。 すぐ後に釣り上げた52cmで2.7kgのニジマスはつい最近までわが家の冷凍庫に入っていました。

 私が釣りに行き始めたのは、あまり釣れなくなって、釣り人もほとんどいなくなったl0月ごろからでした。

 最初のころは、平均的なサイズは20cmくらいでしたが、11月の半ばごろには、30cmくらいもたまに混じるようになりました。 平均的釣果は、あまり移動しないので、毎回5〜6匹というところでしょうか。 移動しながら釣ればもっと釣果も上がるかと思います。

 フライは、フックが#12相当のアップアイで英国パターンのジンジヤー系の大きめのサイズのハックルを巻いたドライフライが当りフライのようです。

 マッチング・ザ・ハッチという考えからすると、#28相当のミッヂの大群が、直径3mくらいの球体で移動しているので、それに見合ったフライを使うのが妥当なのでしょうが、実際に釣った魚を調べてみると、蚊のフローティングニンフとかセッジというようなものを結構食っていました。 それをフライサイズに当てはめてみると、#8〜14の大きさでした。

 釣れた魚のなかでは大きめの魚を調べたので、これが小さい魚であれば結果は違っていたのかもしれません。 そんなことから、あまり小さいサイズは使わなくなりました。

 友人のSさんが、小平高久さんから貰ってきた羽根で巻いた毛針の評価としては、魚に聞いてくれというような感じで、いささか無責任ですが、やり方が悪かったのか、表面的な色を気にせず巻いたせいなのか、期待したほど釣れませんでした。

 これはまだ私の勉強不足かもしれませんが、実のところ、私の巻いた毛針は、友人のSさん、Tさんに聞くとよく釣れるのだそうで、小平高久さんから貰った羽根で巻いた毛針は特によく釣れるそうです。 先の、Tさんが取り逃がした魚も、釣り上げた魚も、どちらも貰った羽根で私が巻いた毛針だそうです。

 Tさん自身が巻いた毛針と、どこが違うのか聞いてみると、魚の出方が違うのだそうで、Tさんの毛針では、パッと出てすぐひっこむそうです。 私の毛針は、魚がふわっと出て、そのまま吸い込むようにくわえるのだそうで、小平高久さんの話のとおりだと思いました。

 自分の巻いた毛針がそんなに釣れるとは思っていなかったので少々面食らっているところです。


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