2006年5月 採集画像日誌




5月1日  Paris 8e

[アレキサンダー三世橋] 天気が悪く、寒いメーデー。パリ観光バスもオープン・デッキは閑古鳥


5月3日  Bois de Boulogne

[ブローニュの森] 気温が上がったので、昼休みの散策へ。ナラの若葉もだいぶ開いてきた

[ブナの新芽] 職場近くでブナの新芽の観察なんて、日本では考え難い?

[スジグロシロチョウ?] モンシロチョウよりやや小ぶりで、スジグロシロチョウに似ている

[モンシロチョウ♂♀] こちらはモンシロチョウ(と思う)の交尾シーン

[カメムシ1] ハムシを探しているが、見つかるのはカメムシばかり。♂♀で色違いのようだ

[カメムシ2] これもカメムシ。カメムシも被写体としては悪くない虫だけれど

[マロニエの花] うーん、初めて出会う甲虫はいないものか。画像はマロニエの花


5月4日  Bois de Boulogne

[白い花] 二日連続の好天。森の入り口付近を短時間の散策

[カミキリムシの一種] 初めて見るカミキリムシ。直後に逃げられてしまった

[アカハネムシの一種] アカハネムシの一種。朱に近い赤がきれいだ

[キンイロハナムグリとアカスジカメムシ] キンイロハナムグリとアカスジカメムシ。いっきに役者が揃ってきた

[クモマツマキチョウ♀] ついに、クモマツマキチョウの♀の撮影に成功!


5月5日  Bois de Boulogne

[アカスジカメムシ] 昨日のカミキリムシの種類を確認するために、短時間だけ散策

[キクスイカミキリムシの近縁種1] おぉ、いたいた。体長は10mmくらいの小さなカミキリムシだ

[キクスイカミキリムシの近縁種2] 調べてみると、キクスイカミキリと同属の種のようだ。前脚もオレンジ色である


5月6日  Foret de Meudon (5km south of Paris)

[ムドンの森] 薄曇りながら、まあまあの気温。近場のムドンの森へ

[ヨツボシヒラタシデムシ] 道端の草の葉の上に、ヨツボシヒラタシデムシ(落ちた後に撮影)

[シギゾウムシ] これは、シギゾウムシの一種。ナラかクリの実に付くのだろう

[テントウムシ] 黄色い小さな甲虫が飛んでいるのを手で捕まえると、テントウムシ

[ジョウカイモドキ] タンポポの上に、ジョウカイモドキ。すっかり雑甲虫屋になってしまった

[切り株] この切り株で・・・

[カミキリムシ1] カミキリムシを発見

[カミキリムシ2] 後で調べると、日本のハイイロハナカミキリと同属の種と判明

[カッコウムシ] 最後は、ブナの伐採木でカッコウムシ。カミキリかと思ったんだけど・・・

[映画のポスター] 唐突ですが、映画「ダヴィンチ・コード」、シーンの多くがフランスなので楽しみです


5月7日  Fontainebleau (50km south of Paris)

[フォンテーヌブローの森] 午後からフォンテーヌブローの森へ。予報が外れ、ラッキーにも好天になった

[ハイイロハナカミキリ1] まずは既知の土場へ。初めてのカミキリと出会う

[ブナの木々] ブナの葉はもう広がっていた。今年は遅いと思っていたのに

[ブナの新芽] それでも、新芽はまだところどころに残っている

[コルリ♂] ところが、肝心のコルリはこんなところで見つかる

[ミドリニワハンミョウ1] 大きな朽ち木に緑色のきれいな甲虫が・・・

[ミドリニワハンミョウ2] 嬉しい! 初めてハンミョウと出会うことができた

[ブナの立ち枯れ] ブナの立ち枯れも慎重にチェック

[カミキリムシ?] 高い所にいた虫をネット・イン。あなたはカミキリムシ?

[コルリ♀] コルリは4♂♂1♀。詳しくは「くわ馬鹿」次号(6月10日)に書く予定

[ナラ材の土場] 新しいナラ材の土場を発見

[ハイイロハナカミキリ2] 冒頭と同じ種のカミキリがいた(ハイイロハナカミキリの近縁種)

[コトラカミキリ] 材の上を忙しそうに動き回る、コトラカミキリ(の近縁種)

[菜の花畑] 帰り道のバルビゾン村に菜の花畑が広がる(ちょっと逆光が残念)


5月8日  Paris 6e, 7e

[横列駐車] 今日は祝日。街角でときどき見かける、縦列駐車の中の横列駐車

[カフェのギャルソン] 妻と出歩くのは(戦略的に)とても大事。忙しそうなカフェのギャルソン

[エッフェル塔と桐の花] エッフェル塔の前は桐の花が見ごろ。うーん、淡い紫の色が上手く出ない


5月11日  Bois de Boulogne

[白い花が一面に] 久しぶりに日差しが出たので、昼休みに森の入り口付近へ

[キンイロハナムグリ] キンイロハナムグリが活動の盛りを迎えているようだ

[キクスイカミキリの一種] キクスイカミキリの一種も姿を見せる

[ヒラタハナムグリ♀] 産卵用の突起がある小さなハナムグリの♀。♀が花上で見られるのはめずらしい

[ゾウムシの一種] 今日のハイライト。水色に輝く小さなゾウムシ


5月13日  Foret de Meudon (5km south of Paris)

[フランス国鉄] 車の修理が予定より遅れ、車がない週末。でも電車で行っちゃえ

[ムドンの森] ムドンの森のそばの駅で降りると、すぐに森の入り口

[クリの切り株] こんなクリの切り株に何気なく近づいてみると・・・

[コルリクワガタ♂] なんと、コルリ@ほとんどパリ産♂がいた

[ヒメハナカミキリ] 伐採後の落ち枝に付いていたカミキリらしき甲虫。またピドニアかな?

[アカハネムシ] アカハネムシの鮮やかな朱に近い赤色

[雨の森1] 突然のヒョウ混じりの雷雨。一時間ほど雨宿り。車がないとツラい・・・

[カタビロオサムシ] ナラの大木の幹で雨宿りしていたカタビロオサムシを初採集

[雨の森2] 雨も悪くないということか。でもこれ以上期待できないので、退散


5月14日  Foret de Meudon (5km south of Paris)

[エッフェル塔1] 今日はエッフェル塔のふもとの駅から出発。目指す場所は昨日と同じ

[フジの花に付くカミキリ] フジの花に付くチビハナカミキリ(近縁種)。残念ながらピンボケ

[ハムシダマシ♀] 草の葉の上に、ハムシダマシの♀

[ハムシダマシ♂] そして、これがハムシダマシの♂

[小さなカミキリムシ] 切り株の上に5mmほどの小さなカミキリムシ

[トラカミキリ] クリの若木の枝に、トラカミキリの一種

[オトシブミの一種] 同じクリの若木にいたオトシブミの一種

[マウンテンバイク] 森の中でマウンテンバイクに興じる子供たち

[コメツキムシの一種] コメツキムシの一種。個性的な形をしている

[赤いカミキリムシ] 道端の草の上で見つけた、赤いカミキリムシ。これの近縁種は日本にいないようだ

[ゾウムシの一種1] 先日、フォンテーヌブローの森で見つけたものと同じヒゲナガゾウムシ♀

[ゾウムシの一種2] 前掲種に似ているが、異なる種のヒゲナガゾウムシ♂

[ジョウカイボンの一種] ジョウカイボンの一種

[白い花] 白い花。カミキリを探してみよう

[ハナカミキリ] 結局、ブローニュの森にいるものと同じハナカミキリのみ

[ジョウカイボンの一種2] これはまた別のジョウカイボンの一種

[生ビール] たくさん歩いて疲れた。電車に乗る前に、生ビールでも・・・

[エッフェル塔2] パリに帰着


5月15日  Bois de Boulogne

[ハムシ] このところ野暮用があって昼休みにブローニュの森へ。緑のハムシ

[ジョウカイボン] これはジョウカイボン(と思う)。昨日見た種と同じ?

[コメツキムシ] アクロバット交尾

[キンイロハナムグリ] バトル交尾


5月17日  Bois de Boulogne

[パラレリ♂] 蒸した夜だったので、ちょっとだけ初の夜回り。早くもパラレリが活動中

[チャイロホソヒラタカミキリ1] 切り株の上で見つけた小さなカミキリ。チャイロホソヒラタカミキリという種らしい


5月19日  Bois de Boulogne

[チャイロホソヒラタカミキリ♂♀] 今日は気温が低い。それでもチャイロホソヒラタカミキリは活動中

[メダカゴミムシの一種] 5mmほどのとてもチビな甲虫がいた。メダカゴミムシの一種のようだ


5月20日  Paris 16e

[映画館] 映画ダ・ヴィンチ・コードを家族で見に行った。ご当地ものなので楽しめた

[カタビロオサムシ] 一週間前に採集したカタビロオサムシ。上翅の縁が緑色でなかなか渋い

[キマワリの一種] 今日も寒いくらい。それでも夜回りをすると、キマワリの仲間が朽ち木にいた

[パラレリ♀] 訳あってパラレリを収集中。朽ち木の上の大型の♀。17日以降これで18頭目


5月21日  Foret de Meudon (5km south of Paris)

[ムドンの森] 昨日から気温が低く、風が強い。さて、何が見つかるか

[ヨツボシヒラタシデムシ] ヨツボシヒラタシデムシが潅木の葉の上にいた

[カタビロオサムシ] カタビロオサムシが道端に。オサムシが日中に見られるのはめずらしい

[ゾウムシ] 黒点の紋がある小さなゾウムシ

[ジョウカイボンの一種] ジョウカイボンの一種

[ジョウカイボンの一種2] これもジョウカイボンの一種

[アカコメツキ] 小さなアカコメツキ。初めて見る種だ

[コルリ♂] 朽ち木でカミキリを探していたら、大きいサイズのコルリクワガタ♂

[コメツキムシ] コメツキムシがやたらに多い。これは渋い感じのコメツキムシ

[テントウムシ] 初めて見る紋のテントウムシ。フタホシテントウ(勝手な和名)らしい

[チョッキリの一種] 藍色に光るチョッキリの一種

[キスイモドキ] この画像は苦手な人も多いかも。キスイモドキが花の上にゴチャっと

[カミキリムシ] 開けた場所の草の葉の上に、堂々たるカミキリムシ

[ハイイロハナカミキリの一種] 先日コルリクワガタを見つけた御神木の切り株に、今日はラギウム

[ナガシンクイムシの一種?] これは何だろう。ナガシンクイムシの一種かな(コメツキダマシの一種でした)

[トンボ] 非常にめずらしいことに、トンボを間近で撮影できた


5月23日  Bois de Boulogne

[モモブトカミキリモドキ♂1] 気温の低い日々が続く中、モモブトカミキリモドキが活動を開始していた

[モモブトカミキリモドキ♂2] 小さな虫ながら、当地のは緑色のメタリック・カラーが美しい

[モモブトカミキリモドキ♀] これは♀。ご承知のとおり、♀は「モモブト」ではない

[カミキリモドキ] これは別種のカミキリモドキ。地味な色合いだ


5月24日  Bois de Boulogne

[Porte de Passyの交差点] オフィスを出ると、200m 先はもうブローニュの森

[ヒメアカタテハ] 初めて撮れたヒメアカタテハ。ほぼ世界中に分布しているという

[キクスイカミキリの近縁種] 既確認種ながら、カミキリ3連発。まずはキクスイの近縁種

[ホクチチビハナカミキリのペア] ホクチチビハナが至るところで恋の季節を謳歌中

[チビハナカミキリの近縁種] ブローニュで初確認のチビハナの近縁種。下手ながら生態写真が撮れた

[シヒゾウムシの一種] ムドンの森で見たシギゾウムシの一種。ここにもいるのか

[オトシブミの一種] このオトシブミの一種もブローニュでは初確認

[コキノコムシの一種] ナラの太い伐採木の切り口にいた甲虫。コキノコムシという仲間のようだ


5月25日  Orgeval (30km west of Paris)/Foret de Marly (25km west of Paris)

[土場1] キリスト教の祭日。午後やや遅く出遅れ気味に出撃。こんな土場を発見

[アカタテハ] うーん、アカタテハ(の近縁種)しか見つからない・・・

[カミキリムシ1] と思ったら、1頭だけとても小さなカミキリムシが走っている

[カミキリムシ2] 体長6mm弱。モモブトカミキリの仲間らしい(Leiopus nebulosus)

[土場2] さらに良さげな土場を見つけたが、残念ながら雨模様

[ヒメヒラタムシの一種] カミキリムシはいなかった。これは、ヒメヒラタムシの一種

[センチコガネ] ブナの切り株の樹液を吸うセンチコガネ


5月27日  Paris 2e, 16e / Foret de Meudon / Bois de Boulogne

[生活用品] 日曜は店が休むので、土曜が買い物の日

[ガラスビン用ゴミ箱] 歩道の真ん中に緑色の大きな物体。これは、ガラスビン用のゴミ箱

[街角の現金引出機] 現金引出機は街角にある。女の子の後姿が可愛くて

[ノワゼット] ちょっとカフェで一休み。エスプレッソ+ミルクはノワゼットという

[いつもの八百屋] いつもの八百屋の季節の彩りは、今はイチゴとサクランボ

[ファンシーグッズ店] 近所のファンシー・グッズの店。店員さんが何やら外を眺めている

[ハムシ] 草の葉の上で見つけた藍色のハムシ。よく跳びはねる(アカバナトビハムシ?)

[ヨーロッパヤマカミキリ♂] 今晩は気温が20度を下回らない。欧州最大のカミキリが活動を開始

[ヨーロッパヤマカミキリ♂♀] 気候はまだまだ逆戻りするだろうが、パリもひとまず初夏の始まり。

[ヨーロッパヤマカミキリ3♂♂] 木から落ちてきた3頭。2箇所で10頭ほど確認(採集禁止種)


5月28日  Foret de Lyons, Normandie (100km north-west of Paris)

[リヨン・ラ・フォレ村] 気温は今ひとつだが、ノルマンディへ出撃。リヨン・ラ・フォレ村の広場

[ブナの森] 4月上旬と打って変わって緑一色のブナの森

[フタホシテントウ] フランスではナナホシに次いで普通種らしい、フタホシテントウ

[タテハチョウ] 初遭遇の小型のタテハチョウ(Araschnia levana)

[赤いコメツキムシ] 赤っぽいコメツキムシ。これも初めて見る種だ(Denticollis rubens)

[小型のトラカミキリ] 8mm強しかない小さなトラカミキリ(Clytus arietis)

[ブナのひこばえ] ブナの切り株から生えるひこばえ

[コルリクワガタ♂] コルリクワガタ♂が歩いている

[ゴミムシの一種] なかなか格好のいい大きめのゴミムシ(おそらくAbax parallelepipedus)

[森の中の土場] 日が差して好条件となった森の中の土場

[コトラカミキリ] ナラ材にコトラカミキリ(Plagionotus arcuatus)がちらほら。ブナ材では何も見つからず

[面白い形の甲虫] ん? どこかしらユーモラスな仕草のハムシがナラ材の上にいた(Bromius obscurus)

[ハイイロハナカミキリの一種] 草の葉の上に初遭遇のラギウム(ハイイロハナカミキリ)(Rhagium mordax)

[ブナ材] ここで、突如として材割り採集。内容は訳あってまた後日に・・・

[ゾウムシの一種] やや大きめのゾウムシ(Liophloeus tesselatus)。ボディに厚みがある

[Pont d'Archeの街] 帰路途中の街の眺め。ノルマンディにはまた盛夏にでも来たい