4月1日 Foret de Rambouillet (30km west of Paris)
春の陽気に戻った日曜日、ランブイエの森を妻とドライブ。菜の花の黄色い絨毯
気温が上がり、チョウも飛び交っている。左画像はヤマキチョウの黄色い♂
モンシロチョウのほか、クジャクチョウ(左画像)もよく見かけた
もうすっかり春の様相である。画像はヒメオドリコソウに付くナナホシテントウ
材置き場に寄ってみたが、さすがに未だ早いのか、甲虫は見つからなかった
シャルトルの大聖堂。ステンドグラスの美しい、世界遺産の教会である
帰りに再びランブイエの森に戻り、気になっていた場所でビーティングを試みる
すると、ドンピシャリと狙いどおりに・・・
ネジロカミキリ近縁種(Pogonocherus hispidus)が落ちてくれた。初採集
他に、小さなゾウムシのペア(同定はいずれ)とか、
ヨツボシが鮮やかなアトキリゴミムシの一種も、叩き網の上に落ちる
そして、2頭目のPogonocherus hispidus
日が長くなり、夕刻の帰りもまだ明るい。オープン・カーが似合う季節になってきた
4月2日 Bois de Boulogne
連日の好天。昼休みにブローニュの森を散策
葉の上にアオカメノコハムシ(Cassida rubiginosa)が日向ぼっこ
葉の先に小さなハムシの一種
ナナホシテントウに混じって、違う紋のものが見つかる。おそらくナミテントウだろう
これもナミテントウ(Harmonia axyridis)だと思われる
このコメツキムシ(Synaptus filiformis)が陽だまりを多く飛んでいた
カモの母子が、小川の上をのんびりと
4月3日 Foret de Fontainebleau (50km south of Paris)
午後、半日の休暇を取ってフォンテーヌブローの森へ。好天だが北風が吹き、肌寒かった
久しぶりにコルリクワガタ♂を1頭だけ採集。まだ材の中から脱出していなかった
最近伐採したのか、ブナの土場ができていた。チェックして回るが何も見つからない
センチコガネは、まだ動きが鈍いものの活動を開始していた
マツ林で早春から出るカミキリムシを探したのだが、空振り
マツの枯れ枝を叩くと落ちてきた小さなコメツキムシ(Dalopius marginatus)
草地でDorcadion(ヒサゴカミキリ)を探してみたが、これも(予想通り)空振りに終わった
4月4日 Paris 16e
職場から帰宅途中で見つけた、フタホシテントウ(Adalia bipunctata)
材箱からは、カミキリモドキの一種(Nacerdes carniolica)が羽脱していた
4月6日 Provence/Hautes-Alpes (South France) (一日目)
蝶屋の友人O氏と急遽南仏へ一泊の採集旅行へ。自分の狙いはドルカディオン(ヒサゴカミキリ)
TGV(新幹線)で3時間、そしてレンタカー。自分は免許証を忘れて申し訳ないことをした
最初のポイント。タイスアゲハが狙えるという。荒れ地でドルカディオンも探せそうだ
好天で気温も徐々に上がっていくが、甲虫は多くない。花に付くハナムグリ(Tropinota hirta)
潅木をいい加減に叩くと落ちてきた、なかなか素敵な柄のテントウムシ(同定は後日)
ドルカディオンは見つからずに、次のポイントへ移動。タンポポが綺麗
ここもドルカディオンは見つからない。マツの葉先に付くハムシ(Lachnaia tristigma?)
次のポイントへ。養蜂箱が並んでいる
緑色のコツバメ(Callophrys rubi)が多く見られる
これまた緑色が綺麗なハンミョウ(Cicindela campestris)
道の上にいた、大きめのゾウムシ(同定は後日)
予約していたホテルへ移動。標高は700m近い場所にある
ホテルの周りの環境。荒れ地だが、初夏にはチョウの良いポイントとなるそうだ
ホテルのそばで、石めくりをして見つけた深緑色のゴミムシ(同定は後日)
同じようにして見つけた、大きめのゴミムシダマシ(同定は後日)
本日の採集個体の一部。結局ドルカディオンは見つからなかった。容易でなさそうである
4月7日 Provence/Hautes-Alpes (South France) (二日目)
泊まったホテル。夕食はなかなかのご馳走だった
朝食のビュッフェの様子
朝のうちにホテルの周りで見つけたゴミムシダマシ(おそらくAsida sericea)
ホテルのそばで見つけた化石。周りは石灰岩だらけなので、化石探しにも良さそうな場所だ
さて、出発。本日も好天。山間といえど、すっかり春だ
とあるヤナギの下で何気なく材割りをしてみると、コルリクワガタの幼虫が出て驚いた
O氏が希少なベニヒカゲ狙いで選んだ小高い荒れ地のポイント。絶好の眺めだ
大きな石をめくると、カマキリの卵が見つかる。乾燥地ならではの習性だろう
地面を這う甲虫がいたのでドルカディオンかと思ったら、ハムシだった(Timarcha goettingensis)
これが地面の上に落ちていた。ドルカディオンの胴体ではないだろうか
荒れ地の草に付く、色と模様が鮮やかなクモ
石の下に潜んでいた、これまた色鮮やかな小さなゴミムシ(同定は後日)
O氏が追い求めていた、地域・季節限定の希少種、ユキワリベニヒカゲ(Erebia epistygne)
ユキワリベニヒカゲが吸蜜しているところ
マツの伐採木に付いていたヒゲナガモモブトカミキリの近縁種(Acanthocinus aedilis)
普通種で、パリ周辺でも探していたのだが、ここで初採集
結局、ドルカディオンには出会えなかった。情報なしには難しいようだ
二日目の主な採集個体(1)
二日目の主な採集個体(2)
4月7日 A la maison
夜遅く帰宅すると、マツ材からアカハナカミキリ近縁種(Corymbia rubra)♀が羽脱していた
4月8日 Foret de Meudon (5km south of Paris)
パリも好天。気温の上がる午後に短時間だけムドンの森へ
ブナの大木はまだ芽吹いていないようだが、コルリの活動時期も近そうだ
マツの枯れ枝を叩くと落ちてきたテントウムシ(Halyzia sedecimguttata)
ヒカゲチョウ(Pararge aegeria)がヒラヒラと飛んでいる
木いっぱいに黄色い花が咲いていて、ハチが群れている。網で掬ってみると・・・
真っ赤で斑紋のないテントウムシ。ナミテントウの一形態か?
先に出た種と似てシロホシだが別種のテントウ(Calvia quatuordecimpunctata)
4月8日 A la maison
なんと、マツ材から(Leptura maculata)♀が羽脱していた
こちらはおそらくナラ材からの羽脱。どうやら広葉樹・針葉樹の両刀使いらしい
4月9−12日 Mumbai, India
インドのムンバイに出張。虫とは縁がなかった
4月13日 A la maison
出張から帰ると、マツ材よりアカハナカミキリ近縁種(Corymbia rubra)♂が羽脱していた
4月13日 Foret de Rambouillet (30km west of Paris)
春たけなわ。一面の菜の花畑。最高気温は20度を優に越しそうだ
森の中はヤマキチョウとクモマツマキチョウが飛び交っている
モミ?の葉に付くカミキリムシ(Cortodera humeralis)
広葉樹がホストのはずなのに、何故針葉樹に付いていたのだろう
その針葉樹から落ちてきた、シギゾウムシ(同定は後日)
緑色のハンミョウ。南仏で見つけたものと同種だろうが、北の方が綺麗に思える
シラカバを中心とする土場を見つけた
狙っていたスギカミキリ族の赤いカミキリを発見(Pyrrhidium sanguineum)
ノイバラの枯れた幹に止まるネジロカミキリ近縁種(Pogonocherus hisoidus)
ノイバラはどこでも見られるのに、このカミキリはそうは見つからない
スミレが至るところで咲いている
マツの新しい伐採木が置いてある土場
マツの上で産卵していたゾウムシ(同定は後日)
マツの上のハイイロハナカミキリの一種(Rhagium inquisitor)
同じくマツの上で運動会をしていたアリモドキカッコウムシの一種(Thanasimus formicarius)
さらに、別の土場
Pyrrhidium sanguineumが交尾をしていた
森の道に落ちていた馬糞を探ると、様々な糞虫が出てきた
エンマコガネの一種(同定は後日)。頭胸部の緑が美しい
これはマグソコガネの一種(おそらくAphodius prodromus)
うーん、名残惜しいけれどキリがないから帰ろう
4月14日 Fourge (60km west of Paris)
今日は家族で、郊外の水車屋のレストランで昼食。採集はさせてもらえなかった(涙)
4月15日 Foret de Fontainebleau/Moret sur Loing (50-60km south of Paris)
初夏のような陽気。たまらずフォンテーヌブローの森へ。めずらしく妻も付いて来た
ブナの新芽はかなり開いている。ブナを見上げても、コルリクワガタの姿はない
コルリの代わりに、ブナの若葉に鈴なりに付いていたのは・・・
なんと、コフキコガネの近縁種(おそらくMelolontha hippocastani)だった
うーん、コルリではなくコフキとは・・・
ふと、付いてきた妻が、足元の地面を指して「何かいる」と。それは、驚くべきことに・・・
フランスでは希少種のコメツキムシ(Selatosomus cruciatus)だった。2頭採集。妻に感謝!
マツの伐採材の上には、アリモドキカッコウムシの仲間(Thanasimus formicarius)
そして森を下って小さな村を訪れた。印象派の画家シスレーゆかりの地である
こじんまりとしていながら、川と緑と建物の美しい村であった
帰りに再びフォンテーヌブローの森へ。森の中のブナ材の土場
ところどころで、チビヒラタカミキリの仲間(Poecilium alni)が運動会をしていた
5mmほどの小さなカミキリである。それにしても、今年は2週間くらい季節の進行が早い
大物のカミキリを撮り&採り損ねてしまった。これは普通種のコメツキムシ(Synaptus filiformis)
最後に赤いカミキリムシ(Pyrrhidium sanguineum)をこの森で初めて採れたので、良しとしよう
4月16日 Bois de Boulogne
早い!
4月17日 Bois de Boulogne
少し気温が下がったが、相変わらずの陽気。昼休みに職場からブローニュの森へ
カラムシ似の草の葉の上に小さなテントウムシ。初めて見た種に思えるが(同定は後日)
キクスイカミキリ近縁種(Phytoecia cylindrica)が既に活動を始めていた
他にも役者が随分と揃っている。これはアカハネムシの一種(Pyrochroa serraticornis)
ゾウムシの一種(おそらくPeritelus sphaeroides)
犬の糞を引っくり返すと、小さな黒いエンマコガネ(Onthophagus joannae?)が見つかった
アカスジカメムシ(Graphosoma italicum)も早くも登場
真っ赤で斑点のないテントウムシ。ナミテントウ(Harmonia axydiris)だと思うが・・・
春の定番、ヒラタハナムグリ近縁種(Valgus hemipterus)
雌雄で模様の違う、ヒメカメノコテントウ近縁種(Propylea quatuordecimpunctata)
ブローニュの森では、早くも新緑が出揃っている感がある
ちょうど一年前(4/17)の同じ場所の風景。昨年は春の進行が遅く、今年はとても早いのが分かる
4月18日 A la maison
材箱でアカハナカミキリ近縁種(Corymbia rubra)の赤くない♀が羽脱していた
4月20日 Paris 16e, 1e/Foret de Rambouillet (30km west of Paris)
結婚記念日(4/23)のお祝いに、妻とちょっとしたレストランで昼食。画像はデザート
夕刻近くなってランブイエの森へ出撃
ネジロカミキリ近縁種のポイントにいたコメツキムシ(Agrypnus murinus)
土場のカミキリ探しは夕刻近くがいいと聞くが・・・
マツ材の上の大きめのアカコメツキ(Ampedus sanguineus)のほかは、
アリモドキカッコウムシの一種(Thanasimus formicarius)しか見つからなかった
別のポイントで、ヤナギの葉の上にいたチビタマムシの一種(Trachys minutus)。初採集
思わぬ渋滞で、ギリギリに妻と長女を連れて行った夜のコンサート
4月21日 A la maison
材箱でアカハナカミキリ近縁種(Corymbia rubra)の♀が羽脱。こんどはちゃんと赤い
4月21日 Foret de Fontainebleau/Moret sur Loing (50-60km south of Paris)
驚くほどに毎日晴天が続く。コルリを探しにフォンテーヌブローの森へ妻と出かけた
思ったより虫の出が悪い。晴天続きで乾燥気味のせいだろうか
飛翔中のカミキリムシ(Cortodera humeralis)をネットでキャッチ
コトラカミキリが表面を走っていそうなナラの伐採木。しかしコトラには未だ早いようだ
その代わり、アカハネムシが見つかった
昼食は、先週訪れたモレ・シュール・ロワン村にて
本当に美しい村である。妻の目当てのアンティーク店が残念ながら閉まっていた
午後はコルリクワガタ狙いに絞って、林内をネットを持って練り歩く
ブナの立枯れにアカコメツキの一種(Ampedus quercicola)が歩いていた
イノシシと思われる糞の下にいた黒いマグソコガネ(Aphodius fossorか)。初採集
飛翔中の虫をネット・インしてみると、今季初のホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)
日陰の伐採木の上に緑色のゾウムシ(Phyllobius urticaeか?)
飛翔していた甲虫をキャッチすると、昨日も出会ったコメツキムシ(Agrypnus murinus)
このコメツキムシ(Ectinus aterrimus)も、林床から飛ぶのを見かける
およそ一時間経過して、ついにコルリ(Platycerus caraboides)が見つかった
念願のブナの若葉の上の画像である。ただし、たまたまブナに止まっていたのだろう
止まっていたブナの幼木。地上20cmほどの場所であった
しまらくして、飛翔中の1頭を追加。この森の個体らしく、濃いブルーである
いつのまにか1時間半。車で待っていた妻から携帯でお呼びがかかってしまい、探索も終了
4月22日 Saclay (15km south of Paris)
今日も晴天。いつもと違う樹種の道。ヤナギ、ポプラ、シナノキ・・・
見つかるのは、いろいろな種の小さなゾウムシ。同定が難しい
シナノキの葉上で、鮮やかな赤色の大型のハムシ(Chrysomela populi)を発見
クモマツマキチョウ(Anthocharis cardamines)がいくつもヒラヒラと飛んでいた
4月23日 Bois de Boulogne
今日も晴天の下、昼休みの散策。緑が日に日に豊かになりつつある
キクスイカミキリ近縁種(Phytoecia cylindrica)が随分と見つかる
小さなゾウムシ(同定は後日)も活動中
ヨモギハムシ近縁種(Chrysolina oricalcia)もお目見え
草の上にゴミムシの一種(同定は後日)
ヒラタハナムグリ(Valgus hemipterus)は、よく見るとダニだらけ
ナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)も至るところで見られる
トラカミキリの一種(Clytus srietis)が早くも初見参
そのトラカミキリが擬態していると思われるハチ
花の上にキンイロハナムグリ(Cetonia aurata)も見られた
アカハネムシの一種(Pyrochroa serraticornis)の赤色は、緑の中でよく映える
ブローニュの森のブナの葉も、ほとんど開ききっているようだ
犬の糞に集まっていた糞虫たち。小さな黒い種(Onthophagus joannae?)を除き、同定は後日
4月25日 Bois de Boulogne
まだ続く晴天。マロニエの多くは白い花だが、赤い花を付ける木もある
モンシロチョウ(Pieris rapae)はクモマツマキチョウとともに普通に見られる
最近よく見かける、真っ赤なナミテントウ(Harmonia axydiris)
ハナノミモドキの一種とヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus verbasci)
これはジョウカイボンの一種(Cantharis livida)
ヒカゲチョウの一種(Pararge aegeria)を至近距離から
今日はこの甲虫をよく見かけた。クチキムシの一種(Isomira subflava?)だろうか
4月25日 A la maison
材箱からは、相変わらず普通種の♀しか出てこない(Corymbia rubra)
4月26日 A la maison
4月3日にフォンテーヌブローで採集してきた幼虫が蛹化。何になるだろうか
4月26日 Bois de Boulogne
初夏の陽気が止まらない。樹液を噴き出すナラの幹にヒカゲチョウ(Pararge aegeria)
ブナの若葉に付くコフキコガネ近縁種(Melolontha hippocastani)
小さなコメツキムシ。おそらく初めての出会い(同定は後日)
セリ科の植物が萎れている。そこには昆虫の噛み跡も見て取れる
そばで見つけたキクスイカミキリ近縁種(Phytoecia cylindrica)。本種の仕業だろう
4月27日 Paris 16e/Bois de Boulogne
今日も晴天。徒歩にて出勤の途中・・・
歩道でコガネムシの一種(Rhizotrogus aestivus)を拾った。初採集
さて、昼休み。スジグロシロチョウ近縁種の雌(Pieris napi)の交尾拒否行動?
早くもトラハナムグリ近縁種(Trichius rosaceus)が見られた。早過ぎないか?
今日もセリ科植物のしなだれた様子を確認
キクスイカミキリ近縁種(Phytoecia cylindrica)の仕業に他ならない
そして、夜。パラレリ(Dorcus parallelipipedus)が活動中
なんと、絶滅危惧種(注:パリ自然史博物館による)が早くも登場(Cerambyx cerdo♀)
4月28日 Foret de Meudon (5km south of Paris)
相変わらず夏の陽気。少しだけ時間をもらい、近場のムドンの森へ
アカハネムシ(Pyrochroa coccinea)が飛んでいると、つい網で掬ってしまう
ハンミョウ(Cicindela campestris)は、ムドンの森では初採集
腹側も綺麗。実は飛翔時の上翅の下が最も綺麗なのだが、画像に撮れない
これは昆虫のトラップだろうか? ペットボトルの中には籾のようなものが入っていた
キンイロハナムグリ(Cetonia aurata)が日差しの中を音を立てて飛んでいる
腹部の大きなトンボ(Platetrum depressum)が梢の先で止まっていた(望遠で撮影)
これはブローニュの森のそばで見つけたテントウムシ(Adalia decempunctata)
4月29日 Foret de Rambouillet (30km west of Paris)
今日も初夏の陽気・・・、と思ったら、行く手を覆う黒い雷雲
それでも突撃していくと、とんでもない雷雨+雹(ひょう)
道路を叩き付ける大粒の雹
ようやく雨が止んだ後の土場。空気がすっかり涼しくなった
そこで見つけた普通種のトラカミキリ(Clytus arietis)
別の場所でビーティングすると、ヨツボシヒラタシデムシ(Xylodrepa quadrimaculata)
森の中を悠々と乗馬する女性。なんだかフランスの豊かさを感じてしまう
さらに別の場所でビーティング。ナガタマムシの一種(ピンボケ容赦。同定は後日)
ナラ?の粗朶からは、チビヒラタカミキリの一種(Poecilium alni)
シナノキの幼木からは、コメツキムシの一種(同定は後日)
ナラの伐採木の土場
ハイイロハナカミキリの一種(Rhagium sycophanta)が見つかる
同じく、アリモドキカッコウムシの一種(Clerus mutillarius)
また別の土場で、ナガタマムシの別の一種(同定は後日)
空模様が怪しくなり、また雨が降ってきたので、ここで退散
4月30日 Bois de Boulogne
昼休みの短時間散策。昨日の雨で、緑が鮮やかになったような気がする
キンイロハナムグリ(Cetonia aurata)がお取り込み中
ヒラタハナムグリ(Valgus hemipterus)の♀を花上で見かけるのはめずらしい
これはフタホシテントウ(Adalia bipunctata)の斑紋変異であろう
モモブトカミキリモドキ(Oedemera nobilis)がもう活動を始めている(昨年は5月下旬)
ホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)は何故か今年は未だあまり見ない
そして、エンマコガネ2種(洗浄後の画像。同定はいずれ)。赤銅色の前胸が美しい