2007年5月 採集画像日誌




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5月1日  Montfort l'Amaury/Foret de Rambouillet (40km west of Paris)

[] 妻とパリ近郊の小さな町巡り。モンフォール・ラモリィの町の丘の上から見た教会

[] その丘でカッコウムシ(Trichodes alvearius)を見つけた。昨夏のスイス以来の出会いだ

[] 町の真ん中の広場に面したカフェでくつろぐ。今日も初夏のような陽気である

[] それから近くのランブイエの森へ。一つ目の小さな土場に二種のハイイロハナカミキリがいた

[] 上がRhagium bifasciatum、左がRhagium sycophanta。広葉樹でなくマツ材であった

[] ナラ材には、ナガシンクイムシの一種(Bostrichus capucinus)の大きな個体が見つかる

[] 二つ目の土場。ナラ材に、アリモドキカッコウムシ(Clerus mutillarius)

[] そして、このところ狙っていた、コトラカミキリ(Plagionotus arcuatus)が首尾よく見つかった

[] 小型のヤマカミキリの一種(Cerambyx scopolii)も、既に盛んに活動している


5月2日  Bois de Boulogne

[] 昼休みの散策。エルタテハ(Nymphalis vaualbum)をブローニュの森で見たのは初めてだ

[] 斑紋が全くない純粋に真っ赤なナミテントウ(Harmonia axydiris)


5月4日  Bois de Boulogne

[] 天気は良いが気温は少し下がった。ナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)の蛹と羽化成虫

[] キクスイカミキリ近縁種(Phytoecia cylindrica)は数が減ってきたようだ

[] 今最も目立つ虫は、モモブトカミキリモドキ(Oedemera nobilis)だろう

[] 同種の♀は腿が太くない

[] これは別種の小さく地味なカミキリモドキ(Oedemera lurida)

[] ホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)は依然として思ったより数が少ない

[] 葉上に止まっているイトトンボ(同定はいずれ)

[] コガネムシの一種(Phylloperta horticola)が見つかった。昨年よりだいぶ早い

[] これはジョウカイモドキの一種(Malachius bipustulatus)で、花上でよく見られる


5月5日  A la maison

[] 材箱からヨツスジハナカミキリ近縁種(Leptura aurulenta)が羽脱していた。嬉しい初採集


5月5−9日  Melbourne, Australia

[] オーストラリアのメルボルンへ出張。片道だけで一日がかりの長旅だった

[] ホテルのそばの公園の木。「このー木何の木♪」と歌いたくなってしまう

[] 小柄で茶色っぽいアカタテハ。翅の表側を撮れなかったのが残念だ

[] 南半球の季節は晩秋。暖かいが、虫影は薄い。ようやく見つけたテントウムシの幼虫

[] そして、その成虫。アジサイの葉についていた

[] さすがはオーストラリア。見たこともない柄のテントウムシである


5月10日  Paris, 16e/a la maison

[] パリに帰ってきた。街中では、日曜日の大統領選挙の余韻が残っている

[] 材箱には、ゴマフカミキリ(Mesosa nebulosa)の小さな個体が羽脱していた

[] そして4月26日に蛹化したカミキリが羽化。ヨツスジハナ近縁種(Leptura aurulenta)だった

[] これは5月5日に羽脱した同じ種。腹部は収まってきたが、まだ腹ボテ気味である


5月11日  Saclay (15km south of Paris)/Foret de Meudon (5km south of Paris)

[] 仕事のヤマを終え、午後半休を取って、まずはケマダラカミキリ狙いで草原のポイントへ

[] 曇天で日差しが少なく気温も20度に届かない。それでもノイバラが花を咲かせ始めていた

[] モモブトカミキリモドキ(Oedemera nobilis)が至るところで綺麗な姿を見せている

[] こんな草むらで・・・

[] 首尾よくケマダラカミキリ(近縁種)(Agapanthia villosoviridescens)を発見

[] 次いで、小さな黒いハナカミキリ(Stenurella nigra)を初めて採集

[] このハナカミキリは、腹部が赤いのが特徴的である

[] さらに、赤くて上翅にスジのあるコメツキムシ(Anostirus purpureus)を初採集

[] 葉の上に、ゴボウゾウムシの一種(同定はいずれ)

[] 翅の一部に色が付いているトンボ(おそらくPlatetrum depressum)

[] このイトトンボ(同定はいずれ)は、水色が綺麗

[] 帰る途中に、いつものムドンの森に寄ってみた。曇天の森の風景

[] ブナの伐採木にいたアリモドキカッコウムシの一種(Thanasimus formicarius)

[] シナノキの枯れ枝で見つけたゴマダラモモブトカミキリ近縁種(Leiopus femoratus?)

[] 日陰の葉の上にいたチョッキリの一種(Lasiorhynchites cavifrons)

[] セリ科の草の花に来ていたホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)

[] 今シーズン初めて出会ったチビハナカミキリ近縁種(Grammoptera ruficornis)

[] キリがないので、そろそろ帰路へ


5月12日  Foret de Meudon (5km south of Paris)

[] 時折日が差す天気で、気温は高くないが、午後短時間の採集にムドンの森へ

[] ノイバラの花に今シーズン初見のハナカミキリ(Pachytodes cerambyciformis)を見つけた

[] これはどこにでも見られるトラカミキリ(Clytus arietis)

[] 葉の上で日向ぼっこしているハナムグリ(Cetonia aurata)

[] 当地のクサカゲロウは、黄緑色ではなく水色である

[] 今日もケマダラカミキリ(Agapanthia villosoviridescens)に出会うことができた

[] ケマダラカミキリがいた、森の中の道端の少し開けた草むら

[] メタリックなブルーに光る小さなナガタマムシの一種(Agrilus cyanescens)

[] ビーティングで落ちてきた、同じく小さなナガタマムシの一種(Agrilus cinctus?)

[] これもビーティングで得た初採集のヒメジョウカイの一種(Rhagonycha lignosa)

[] 帰り道にて撮影(注:運転中の撮影は危ないので止めましょう・・・)


5月13日  Foret de Rambouillet (40km west of Paris)

[] 午後3時から夕刻まで時間が空いたので、雨の後のランブイエの森の土場へ

[] 強風のためか、甲虫は空振り。画像はアワフキムシの一種(Cercopis vulnerata)

[] 次に、とある森の中の土場。以前、管理者から採集の包括的な許可を得ている

[] 慎重に見回っていくと・・・、おぉぉぉぉ!

[] 昨夏のスイス以来の出会いであり、フランスでは初採集(Saperda scalaris)

[] ナラの伐採木に青いナガタマムシの一種(同定はいずれ)

[] そしてマツの伐採木に別のナガタマムシの一種(上翅損傷個体。同定はいずれ)

[] 同じくマツの伐採木に、黄色いコメツキを発見

[] 日本のツマグロヒラタコメツキ(Anostirus castaneus)と同種のようだ。初採集

[] よく見られるアカコメツキの一種(おそらくAmpedus sanguineusだろうが自信なし)

[] マツ材の上にツヤケシハナカミキリ近縁種(Anastrangalis dubia)の♂がいた。今季初見

[] 上で採れた黄色の美麗なカミキリの顔面の画像

[] そして横から。普通種とのことなので、できるだけ多く出会いたいものだ


5月14日  Bois de Boulogne

[] 昼休みの散策。肌寒いくらいの気温の中、動きの鈍いエゾスジグロシロチョウ(Pieris napi)

[] 櫛ヒゲの小さな甲虫。ドリルス科というホタルに近い仲間の種らしい(Drilus flavescens)

[] 水色のヒゲボソゾウムシの仲間(Phyllobius maculicornis)が活動を始めていた

[] 白くて赤い模様のあるハナグモがハチを捕らえたところ

[] この時期では毎度おなじみ、ホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)


5月15−16日  Bois de Boulogne

[] ここのところ最高気温が20度に届かない低温が続く。画像中央はシナノキ

[] ナミテントウ(Drilus flavescens)と思われるが、この斑紋はあまり見かけない

[] 今が旬のカミキリモドキ2種(Oedemera nobilis & Oedemera lurida)

[] ナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)は、至るところで一斉に羽化している

[] ホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)は、寒いながらも数が見られる

[] 今シーズン、ブローニュの森で初確認のチビハナカミキリ近縁種(Grammoptera ruficornis)


5月18日  Foret de Fontainebleau (50km south of Paris)

[] 休暇を取って朝からフォンテーヌブローの森へ。午前10時前に到着

[] 夥しい数のコフキコガネ(Melolontha hippocastani)が草むらや木々の葉につかまっている

[] この小さなコガネムシ(Phylloperta horticolla)も無数に飛び回っている

[] ノイバラの花の上に、初めて見るハナカミキリ(Anoplodera sexguttata)がいた

[] 後ほど図鑑で調べてみると、わりとめずらしい種とのことだ

[] キンイロハナムグリ(Cetonia aurata)とツヤケシハナカミキリ近縁種(学名は後掲)♂

[] これは、ヤマカミキリの一種(Cerambyx scopolii)。本種はこのように訪花する

[] 先日別の場所で初めて見つけた黒いハナカミキリ(Stenurella nigra)を一頭だけ発見

[] ちょっとしたことで、オサムシ(Carabus intricatus)が採れてしまった

[] ここで場所変え。河畔の林でとあるカミキリムシを狙ってみるが・・・

[] 見つかるのは黒いハナムグリ(Oxythyrea funesta)と、

[] 赤に黒点のヨツボシナガツツハムシ似のハムシ(Clytra laeviuscula)等々だけ

[] 再び森に戻り、今度はマツの伐採木の土場でタマムシ狙い

[] 土場の周りには様々なチョウが飛び交う。左はシジミチョウの一種(Heodes tityrus)

[] これは、鮮やかな模様の小型のヒョウモンチョウ(同定はいずれ)

[] カミキリムシも飛来する。ツヤケシハナカミキリ近縁種(Anastrangalia dubia)の赤い♀

[] 同じ種の黒い♀

[] マツ材で時々見かける中型のゾウムシ(Hylobius abietis)

[] ヒゲナガモモブトカミキリ近縁種(Acanthocinus aedilis)が飛来したのをキャッチ

[] これは初採集種の、オオマルクビヒラタカミキリ(Asemum striatum)

[] もう1頭飛んで来てくれた

[] ハイイロハナカミキリの一種(Rhagium inquisitor)がシャツにまで駆け上ってくる

[] ヒゲナガモモブトカミキリ近縁種が交尾中

[] 土場を離れて別の場所へ。ブナの伐採木にいたベニコメツキの一種(Denticollis linearis)

[] これは、ブナの土場。森の中で周囲は開けておらず、条件はあまり良くない

[] クチキムシの一種?(同定はいずれ)

[] コメツキムシダマシの一種?(同定はいずれ)

[] 普通に見られるアカハネムシ(Pyrochroa coccinea)だが、シラカバ材とのコントラストが綺麗

[] なんと、土場で材の陰からコルリクワガタ(Platycerus caraboides)♂が出てきた

[] クモマツマキチョウ(Anthocharis cardamines)の♀

[] 太いブナの伐採木が一本だけ横たわっていた

[] そこで念願のタマムシをGET。撮影に失敗し一度は逃がしたが、再度飛来してくれた

[] ムツボシタマムシの近縁種(Chrysobothris affinis)だ。普通種ながら初採集

[] ブナの切り株で見つけた、クチキムシの一種(Pseudocistela ceramboides)

[] キノコに付いていたオオキノコムシの一種(Tritoma bipustulata)

[] 再び先ほどのマツ材の土場に戻り静かに虫の飛来を待っていると・・・

[] 大きな緑色のトカゲが現れた(Lacerta agilis)。ピンボケをご容赦願う

[] ブナの土場に戻ると、ゴマダラモモブトカミキリ近縁種(Leiopus nebulosus)。初採集

[] これは小さなカッコウムシ(Tillus elongatus)の黒い♂

[] 帰る前にもう一度河畔の林を探索してみる

[] ヤナギも多いのだが、狙いのものは見つからず。作戦の練り直しをしなくては


5月19日  A la maison (Leiopus属の比較)

[] 昨日採集できた、Leiopus nebulosus。体長8mm

[] これはこれまで採集してきた、Leiopus femoratus。体長5-6mm

[] これで両者が異なる種だということがはっきりしたと思う


5月20日  Foret de Rambouillet (40km west of Paris)

[] 一日中、雨。夕刻近くに上がるだろうと、痺れを切らしてランブイエの森へ

[] 小雨模様で、気温も低い。開けた場所の土場は、やはり何もいない

[] 森の中の土場へ。小雨くらいなら、材の陰に潜んでいる虫が見つかるのではないか・・・

[] 土場に行き着くと、途端に土砂降り。日頃の行いのせいか?

[] いくら何でも無茶かもしれないと思ったが・・・、んん?

[] 黄色いサペルダ(トホシカミキリ属)(Saperda scalaris)がいてくれた。感謝!

[] 他は、いつもの青いナガタマムシの一種(Agrilus sp.)だけ(ピンボケ御免)

[] ずぶ濡れになって、早々に退散。近くの村のカフェで暖を取りながら雨宿り

[] 他の客は競馬の実況中継に見入っている

[] 雨は一向に止みそうもないので、仕方なく帰路へ

[] パリに戻ってもずっと雨続きという、残念な日曜日だった


5月21日  Bois de Boulogne

[] 昼休みの散策。今日はいつもと違う場所へ

[] 洞の奥に潜んでいたパラレリ(Dorcus parallelipipedus)を引きずり出してみた

[] 訪れたかったのは、ノイバラが無数に咲いている場所

[] ところが、見つかる甲虫はいつものモモブトカミキリモドキ(Oedemera nobilis)

[] たまに見つかるのは、これもいつものホクチチビハナカミキリ(Alosterna tabacicolor)

[] そして、ごくたまにチビハナカミキリ(Grammoptera ruficornis)

[] カササギの仲間(望遠で撮影)。尾が長く、飛んでいる姿は美しい


5月23日  Bois de Boulogne

[] 夜の森の中の道端に、緑色に光るものが・・・

[] ホタルの♀(Lampyris noctiluca)。光るのは♀だけだ


5月24日  Foret de Rambouillet (40km west of Paris)

[] 好天で気温が高くなるとの予報。午後、半休を取って近郊のランブイエの森へ

[] まずは、この土場に侵入。しかし、思ったより虫影は薄い

[] フランスで初めてエンマムシを見つけた(同定はいずれ)

[] カミキリは、ゴマダラモモブトカミキリ近縁種(Leiopus nebulosus)が数頭だけ

[] 移動を続ける。今日は本当に夏のような天気だ

[] 次に、この小さな土場

[] ここはアフロヘアー君(ナガシンクイムシの一種(Bostrichus capucinus))が運動会をしていた

[] そのそばに、ブナの大木の立枯れがあったので、近づいてみる

[] 立枯れの幹の上では、ハナノミ(Tomoxia bucephala)が運動会

[] 小型のヤマカミキリ(Cerambyx scopolii)が飛来する

[] ヒゲブチハナカミキリの近縁種(Corymbia scutellata)の♀も飛来

[] そして、これは同種の♂。♂は初採集。スマートな体型だ

[] 根際には、ハイイロハナカミキリの一種(Rhagium sycophanta)が歩いている

[] ナガクチキムシの一種(Melandrya caraboides)もいくつか見られた

[] さらに移動して、クリ・ナラ・ブナの広葉樹が混じる土場へ

[] 大きめのナガタマムシの一種(Agrilus biguttatus)のアップ画像。飛ぶと青く光って綺麗だ

[] 小さなナガタマムシも何種類か見られた(画像の種の同定はいずれ)。

[] ムツボシタマムシ近縁種(Chrysobothris affinis)の生態画像を何とか撮る

[] そして、二頭採集。すばしっこいので、本当に苦労する

[] よく見られるトラカミキリの一種(Clytus arietis)

[] この小柄なハナカミキリ(Pachytodes cerambyciformis)が土場の周りを飛んでいた

[] こんどは10km以上移動して、シラカバの土場へ

[] シラカバ材の幹の上に、見たことのないトラカミキリがいた。保護色が効いている

[] 複雑な紋様のトラカミキリである(Xylotrechus rusticus)。普通種らしいが、初採集

[] このベニコメツキの一種(Denticollis linearis)は、いつも見るのとは色違いだ

[] ヒメシラオビカミキリ狙いで針葉樹を叩くも、落ちるのはゾウムシなど(同定はいずれ)

[] 夕刻の時間となったので、本命である、森の中の土場へ

[] その前に、切り株で初めてのトラカミキリに出会ったが、逃げられてしまう

[] 逃げられたことを悔いながら、土場へ。ところが、案に相違して、虫影は薄い

[] チャイロホソヒラタカミキリ(Phymatodes testaceus)は今季初見

[] このハイイロハナカミキリ(Rhagium sycophanta)は色が黒めだ。変異個体かもしれない

[] 丸っこいハムシが見つかった(同定はいずれ)。何をしていたのだろう

[] 綺麗な色のセイボウ(青蜂)。ちょこまか動くので、上手く撮れない

[] その後、先ほどの場所で、逃がしたトラカミキリ(Xylotrechus antilope)を何とか採集

[] そして、帰路へ。午後7時半近くでも、まだこの明るさだ


5月25日  Bois de Boulogne

[] 暑いくらいの昼休み。こんな日は見つかる甲虫は少ない

[] かろうじて、いつものトラカミキリ(Clytus arietis)

[] アカタテハ近縁種(Vanessa atalanta)をアップで

[] お気に入りのトラハナムグリ(Trichius rosaceus)が1頭だけ見つかった


5月26日  A la maison

[] 南仏在住のファーブル氏から小さな小包が届いた

[] 我儘言って送ってもらうよう頼んだ、カミキリムシ(Agapanthia cardui)である

[] ケマダラカミキリと同属で、小ぶりな種だが上翅中央にスジが通っていて格好よい。氏に多謝

※ファーブル氏のサイト 「南仏自然写真館」 は、独特の技術による素晴らしい昆虫画像に溢れています。どうぞご覧下さい。


5月27日  Port Royal des Champs/Chevreuse (30km west of Paris)

[] 雨と低温には勝てない

[] 妻と郊外をドライブしたが、雨が降りしきるばかり

[] ある材置き場では、「コバネ」のジョウカイボンの一種(Malthodes scriptus)と・・・

[] いつものアリモドキカッコウムシ(Thanasimus formicarius)くらいしか見られない

[] ランブイエに程近い、シュヴルーズという町の教会。雨に煙っている


5月29日  Bois de Boulogne

[] 3月に戻ったかのような寒さ。晴れはしたが、最高気温は14度ほど

[] 日向ぼっこしているアオカメノコハムシ(Cassida rubiginosa)

[] アカスジカメムシ(Graphosoma italicum)は至るところで見られる

[] シナノキの緑陰

[] 青と赤が美しいセイボウ(同定はいずれ)をナラの切り株で見つけた


5月31日  Saclay (15km south of Paris)

[] 日差しが出るとの予報だったので、昼休みを長めに取って車で少しだけ遠出

[] カミキリが一種(Stenurella nigra)にカミキリモドキが二種

[] 赤に黒斑のツツハムシ(Clytra laeviuscula)

[] これは初めて出会った黒いハムシ(Galeruca tanaceti)

[] ヤナギの潅木を叩いて落としたコメツキ(同定はいずれ)

[] 同じくヤナギから、チョッキリの一種(Pselaphorhynchites aequatus)

[] さらに同じくヤナギから、テントウムシの一種(Calvia quatuordecimpunctata)

[] キリギリスの仲間は自分は不案内。まだ幼体のようだ