4月4日 河川敷
1月4日に持ち帰ったクワガタ幼虫がヒラタに蛹化したので、同じ材でヒラタの追加を求めて早朝に河川敷へ
他の採集者が来そうにない場所のため、前回の材はそのまま残っており、同行者の櫻花氏が早速斧を振るう
ほどなく、櫻花氏が大きなヒラタ幼虫を割り出した。左の2令もヒラタだろう。その他、ヒラタはいくつも出る
これは大きめのコクワ幼虫。自分の幼虫同定力を確認するために、持ち帰り飼育してみる →コクワ♂に蛹化
材の削り残しはこのように砂に埋めて、次シーズンの楽しみに取っておくと良い
目立たない場所から小さく細い立枯れを引き抜くと・・・
抜いた先からこぼれ落ちそうなヒラタ幼虫が見えている
このショボい材から、ヒラタ幼虫が6頭出た。先ほどの材もあったし、もう満腹
今回の採集ポイント。ヤナギの若葉はもうずいぶんと開き始めている
ベニシジミが本格的な春の到来を告げるように飛んでいた
4月4日 目黒区
同じ日の昼過ぎに、散歩のつもりで近所の公園へ。こんな公園内の舗道や縁石で・・・
トラフコメツキが、
次々と見つかる
こうしてあっという間に10頭。葉の上よりも、コンクリートや人造石の上の方がお気に入りのようだ
シロジュウシホシテントウ(左)と、ムーアシロホシテントウ(右)の似たもの同士もお目見え
そして、ヒメビロウドコガネが早くも出現
4月5日 目黒区
自宅の隣の神社の社の壁に、セマダラマグソコガネが止まっていた。本種は近所でも個体数は多いようだ
その後、昨日の公園へ再び行き、トラフコメツキの習性を再確認。やはり、コンクリート好き?
犬の落し物には、クロマルエンマコガネがペアで来ていた
さらに、公園内の舗道沿いで、マグソコガネを発見。目黒区内では自己初確認
帰る途中の住宅地のど真ん中で、またトラフコメツキを見つけた
4月11日 目黒区/大田区/目黒区
朝、まだ人が少ないうちに自宅から50m先の児童公園へ
クロマルエンマコガネとセマダラマグソコガネが見つかった(リリース)。また、ツマキチョウが飛んでいるのを確認
その後、電車に乗って二駅目で降り、住宅街の公園でカエデの花掬い採集を初めて試みた
あいにく連日の好天でカエデの花が終わりかけていて、採れるのはテントウムシ、ゾウムシ、ハムシくらい
テントウムシは斑紋違いのナミテントウをはじめ、バラエティ豊か
次いで別の広い公園へ行ってみた。季節の進行は早く、八重桜がもう綺麗に咲いていた
まだ何とか花を咲かせているカエデを発見
カミキリムシが狙いだったのだが、ようやくヒメクロトラカミキリがそこそこ網に入ってくれた
昼過ぎに近所の公園へ。トラフコメツキは発生のピークを過ぎたようで、2頭見つけただけだった
4月11日夕方 横須賀市
午後は、横須賀へ某昆虫研究会の例会に行く。その前に、横須賀市内でちょっと寄り道
夕方のためかめぼしいムシは見つからなかったが、ベニボタルの一種が葉の上に止まっていた
4月13日 目黒区/千代田区
朝の出勤途中、自宅のそばでオオスズメバチに遭遇。そぉっと近づいてビビりながら撮影
話は変わって昼休み。職場近くの神社の片隅にこんな材置き場があるが、あいにく立ち入り禁止
そこから、アカハネムシの一種が自分の方に向かって飛んできてくれた
4月14日 目黒区
朝の出勤時、近所の路地でダンダラテントウを見つけた
4月18日 横浜市港北区
所用で某大学のキャンパスへ。グラウンドの周囲は、カントウタンポポだらけ
虫探しは、グラウンドの周囲を10分ほど散策したのみ。アリに混じって歩いているヒメクロトラカミキリを発見
4月19日 世田谷区/横浜市神奈川区
近所の大きな寺の境内に材置き場があったのを思い出し、何か採れるのではないかと行ってみた
参道沿いの植栽で、マーガレット系の花に付くヒメマルカツオブシムシ。遠くフランスにも分布している虫だ
今日はトラフコメツキを葉の上で発見
ここが境内の材置き場。樹種はカシ、イチョウ、スギなど。古い材から新しい材まで様々
陽だまりの中をぼんやり待っていると、やがてヒメスギカミキリが飛来。自己初採集
同じくヒメスギカミキリの色違いのペアも見られた
その後は、S氏によるチョウの写真個展へ。神奈川県内の貴重なチョウの見事な画像の数々に、唸らされた
4月22日 港区
昼休みに地下鉄を一駅分乗って、ある神社でプチ探索
トラフコメツキ♀の大型個体が見つかった。♀の出現期のようだが♂よりも見られる数は少ない
4月26日 目黒区/大田区/目黒区
強風の日だったが、近所の公園の一角でミズキの花が咲いていたので、長網を伸ばして掬ってみた
ナミテントウくらいしか採れなかったが、やがてムネアカナガタマムシが1頭だけネットに入った
午後は電車に乗って3駅目の公園へ。アジサイの葉の上のナミガタチビタマムシ
同じくアジサイの葉に飛来した、シロテンナガタマムシ
ミズキの花はなく、花掬いはできず。地面を歩くクロマルエンマコガネ
虫の息だったが、生きているセンチコガネを見るのは都区内では何年ぶりだろう
オオヒラタシデムシが草むらから駆け出してきた
葉の上に付くヒメシロコブゾウムシ
コミスジも飛び始めている
帰りに近所の神社の脇で目の前を飛来した、トラフコメツキ♀。4月下旬は♀の活動期のようだ
4月29日 目黒区
近所の公園で引き続きミズキの花を掬うも、カミキリはいない。アジサイの葉上のマルガタチビタマムシ
午後は、電車に乗って区内北部の大学キャンパスへ。ムネアカナガタマムシがカラムシの葉の上に居た
同じ草むらで見つけた、トラフコメツキ♀
大学キャンパスを出て近くの公園へ。朽ち木を起こすとコクワガタが顔を出し、カブトムシ幼虫がごろごろと
ミズキの花はあちこちで咲いているのだが・・・
ネットに入るのは、ヒラタハナムグリが多い
カミキリが採れたが、ハナカミキリではなくヒメクロトラカミキリ
アオグロカミキリモドキも時折ネットに入る
ムネアカナガタマムシがまた採れた
椎茸のホダ木上で、アカハバビロオオキノコが活動を始めているのを見つけた