8月1日 目黒区
いつもの樹液ポイントは、夏休みに入って採集圧が高まっている。ヒラタクワガタは1頭だけ確認
樹液の染み込む土に多数集まるエンマコガネ。試しに持ち帰って種類を確認すると、みなコブマルだった
8月1−2日 世田谷区
隣の区の公園へ、ある虫狙いで夜回りに行ったのだが、空振り。クヌギの樹液にカブトムシ
カブトムシは数が多い。トイレの灯りにも来ていた
深夜のトイレの中は、トウキョウヒメハンミョウがいくつも見られる
やはりトイレにいた、オオヒラタアトキリゴミムシ、摘むと臭くて困った
深夜のトイレ探索の極めつけ。アカボシゴマダラの○骸が落ちていた
8月3日 目黒区
ごく近所の公園のシラカシで、ウスバカミキリを確認
8月4日 目黒区
区内の公園へ、帰りに寄り道。狙いはナガゴマフカミキリではないのだが・・・
ウスバカミキリも多くの個体が見られる
セスジナガキマワリもちらほらと
こんな色鮮やかなハムシは、夜の朽ち木に似つかわしくないような
ようやく見つけた、カタシロゴマフカミキリ
たまには、コクワガタの画像も
8月5日 目黒区
いつもの樹液ポイントに、ノコギリクワガタ♀がいた。ノコギリクワガタは、区内自己初確認
8月6日 長野県上田市
長野県中部へ、家族旅行
午後は、雨に祟られる。降り始めに見つけた、県道沿いの材置き場
ナガゴマフカミキリが多い中で見つけた、ゴマフカミキリ
夜に行くと、ニジゴミムシダマシが見つかる
8月7日 長野県東御市/上田市
ワイナリー併設のカフェ・レストランへ。自分がファンであるエッセイストが経営している
アカタテハ。この花にはチョウやハチが寄ってくるが、残念なことに甲虫は見かけない
食後に周囲を散策。細いクヌギにオオムラサキとアオカナブンが来ていた(右に見えているのはキマワリ)
尻を見せているアオカナブンの左隣にいるのは、ムナビロオオキスイ
幹の上に、ナガゴマフカミキリのペア。市街地から山の中まで、実に分布の広いカミキリである
スジクワガタのペア。ここは、コクワよりもスジクワの勢力範囲らしい
次の宿泊所に行くと、大雨。ロッヂの薪置き場のそばの壁に、シロオビトラカミキリ(?)がじっと止まっていた
8月8日 長野県上田市
今朝は、何とか青空が見える。短時間だけ宿の周囲を散策。画像は、ソバ畑
アカハナカミキリが鮮やかな朱色を見せていた
ノリウツギを掬って、エグロトラカミキリ
ヒメヒラタタマムシも1頭ネットに入った
クルミの木に付いていた、大きなテントウムシの蛹。カメノコテントウだろう
牧場へ立ち寄ってみる。途中で車を停めると、ミヤマカラスアゲハがやってきた
色鮮やかな、ヨツボシナガツツハムシ
牧場の入り口付近。柵の外にもヒツジが1頭放し飼いされていた
早速糞を探してみると、ラッキーにも、ツノコガネ♂が飛んできた
オオマグソコガネの2色セット
3mm強の小さなマグソコガネ。ピンボケ容赦。コマグソコガネだろうか
エンマコガネ2頭。ツヤがあるので、おそらく、マエカドコエンマコガネの♀
8月9日 目黒区
もう探索のシーズンも終盤。区内の公園に、モンキアゲハがいた
クワの仲間の木を叩くと、キボシカミキリがばらばらと落ちてきて、慌てて飛び立っていった
これは、小型のセンノカミキリのようだ。トイレの天井に貼り付いていた
別の公園の樹液ポイント。カナブンが群がっていた。夏休みなのに採集者はあまり来ないのだろうか
トウキョウヒメハンミョウもまだよく見かける
あるカミキリ狙いでカラスウリを叩くと、トホシテントウが落ちてくる
8月11日 鎌倉市
妻の実家の鎌倉へ。台風の余波の残る海は、サーファーたちで賑わっていた
そんな砂浜で採集。草際の砂をザルで掬うと、ハマヒョウタンゴミムシダマシが多数入る
これも、5mmに満たない小さなゴミダマ。マルチビゴミムシダマシというらしい
エンマムシも入る。ハマベエンマムシだろうか
石の下に潜んでいた、ヒョウタンゴミムシ
羽化したばかりなのか、茶色い個体だった
8月12日 鎌倉市/小田原市
裏山に入ってヨツスジトラカミキリを摘んで・・・
稲村ガ崎から江ノ電に乗り、藤沢へ行き・・・
東海道線に乗って小田原に到着
きー氏のご案内で、きー氏のご師匠の佐藤勝信氏が開いている「はこね・おだわら昆虫館」を訪問
その後、きー氏のご友人が全ての標本・生き虫を提供している「世界のクワガタムシ・カブトムシ展」へ
8月15日 目黒区
深夜に、隣町の公園で外灯採集。頼りはトイレの灯り。コフキコガネとアオドウガネだらけ
ん? トイレの天井に、カミキリムシが・・・
カタシロゴマフカミキリだった。ナガゴマフほどではないにせよ、結構どこにでもいるようだ
8月16日 目黒区
遅まきながら夏が来て、天気が安定してきた。そこで、近所の公園でベイト・トラップを試みる
ベイト(餌)は、賞味期限切れのベーコン。狙いは、腐肉性の糞虫
15日朝に仕掛けて、16日朝にチェック。8個の紙コップの4番目にエンマコガネが・・・
狙いのツヤエンマコガネだった。自分には珍しく、一発ツモ!
午後は近くの大学キャンパスへ。暑いので虫影は薄いが、こんな場所を叩いたり掬ったり
もう、アオドウガネだらけ。糞で網が汚れるので、とても迷惑
ふと、アカスジキンカメムシが入った。幼虫はよく見るが、成虫を見るのは久しぶり
8月17日 目黒区
仕掛けたベイト・トラップの一部回収。早朝は近所の公園。小型のセンチコガネも入っていた
夜は大学キャンパスでも一部回収。ツヤエンマコガネは、公園で4頭、大学で5頭入っていた
8月19日 目黒区
再びベイト・トラップの回収。エンマコガネの他に、コクロシデムシなども入っていた
8月22日 目黒区
午前中は近くの公園へ残っているトラップの回収。一つのトラップに4種の糞虫が入っていた
まず、センチコガネ。紫色っぽい綺麗な個体だ
次に、クロマルエンマコガネ。夏場はコブマルに押されて姿がなかなか見られない
これは、夏場の優勢種である、コブマルエンマコガネ(ピンボケ容赦)
そして、腐肉トラップでしかなかなか見られない、ツヤエンマコガネ
午後は、大学キャンパスへ残りのトラップ回収と採集へ。こんな場所をビーティング
何と、カノコサビカミキリが一頭だけ落ちてくれた。カラスウリはなかったはずなのに
自己初採集&目黒区未記録
咲いている花を掬ってみたが、甲虫は小さなノミハムシとかケシキスイだけ
トラップには、一箇所だけでツヤエンマが12頭も入っていた
8月23日 目黒区
日付が変わった頃に、近所の神社へ。ユミアシゴミムシダマシが社の縁石に集まっていた。何故?
アカガシの古木の幹に生えたキノコに集まる、小さなセモンホソオオキノコたち
こちらは別の種類のキノコに貼り付いている、ヒメオビオオキノコ
8月28日 目黒区/品川区
深夜に区内の公園へ、ある虫を探すためにトラップ仕掛け&夜回り。カタシロゴマフカミキリが灯りに来ていた
その目的の虫は、アオオサムシ。運良く、歩行中のところを遭遇。目黒区内は自身初確認
林床を猛スピードで走っていた、アトワアオゴミムシ
クヌギの樹液には、無数のケシキスイの他にはカナブンがポツリと付いていた
8月30日 目黒区
トラップ回収。アオオサムシ、アトワアオゴミムシ、オオヒラタシデムシ、ツヤエンマコガネの他、何故かコクロコガネが入っていた