2009年12月 東京近郊画像日誌





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12月4日(2008年10月13日)  (港区)



ホソカタムシという地味な甲虫について熱く語る本が出ている。読むとホソカタムシの仲間を都区内で見つけたくなる
 



その後、あるサイトを見て「もしかしたら昨年撮影したかもしれない」と思い出したのが、この画像(2008年10月13日撮影)
 



ツヤケシヒメホソカタムシという種。港区白金某所で見つけたものである(同上)
 


12月5日  目黒区



区内の広い公園へ少しだけ散策に行ってみた。冬の風物詩、ゴマダラチョウの幼虫
 



別のエノキの根元には、アカスジキンカメムシの幼虫が3頭も
 



これは、アオツヤキノコゴミムシダマシ
 



開けた場所に、こんな立枯れが
 



ここでもツヤケシヒメホソカタムシを発見(ピンボケ容赦)。この種は都市部にも少なくなさそうだ
 


12月10日  さいたま市



陽気に誘われて、昼休みに職場の近くの公園へ。木々の葉はもうほとんど落ちている
 



犬の○には、セマダラマグソコガネが集まっていた。東京都区部の市街地と同じ光景である
 



これはそのうちの黒紋が濃い個体で、キマダラマグソコガネ(稀少種)に見間違える?
 


12月12日  世田谷区



フランス時代以来久しぶりに、馬を、いえ、馬の○を見てみたかった
 



セマダラマグソコガネが1頭いただけだった
 


12月13日  世田谷区



買い物の後、二子玉川の河川敷に出てみた。エノキの根元に、ゴマダラチョウの越冬幼虫
 



あ、カワセミがいた(ピンボケ容赦)
 



樹皮下で越冬中のヨツボシテントウ
 



これは、マルガタチビタマムシ
 


12月19日  目黒区



近所の大学キャンパスで短時間の探索。キイロクビナガハムシを目黒区内で自己初確認
 



タヌキの溜め糞のようだ。糞虫探しの今後のチェック・ポイントとなりそうだ
 


12月20日  目黒区



昨日行った大学キャンパスの、今日は片隅の疎林へ
 



細い立枯れに、ツヤケシヒメホソカタムシ。先日に続いて区内2頭目の採集
 



同じ立枯れに、チビヒラタムシの一種がいた(同定中)。こんな市街地にもいるんだぁ
 


12月23日  目黒区



休みのたびに大学キャンパスへ通う。枝打ちされたエノキが、12月なのに若葉を開いていた
 



立枯れの樹皮下で見られた、クチキムシの集団越冬
 



マイ・ブームのホソカタムシだが、ツヤケシヒメホソカタムシしか見つからない
 



樹皮下で見つけた小甲虫たち。5mm余のアオツヤキノコゴミムシダマシが大きく見える
 


12月27日  目黒区



いつもとは別のホソカタムシを求めて、今日も近場でプチ採集
 



ミズキの伐採木の樹皮下には、5mmほどのハネカクシ。ヒラタハネカクシという種のようだ
 



次いでマツの伐採木の樹皮下で、探していたツヤナガヒラタホソカタムシをついに目黒区内にて発見
 



3mm強の小さな甲虫で、数頭固まって集団越冬していた。今月は個人的にはすっかりホソカタムシ月間となった
 


12月29日  目黒区



近所の公園で、樹皮下で越冬中の甲虫を改めて撮影。マルガタチビタマムシ
 



ヤノナミガタチビタマムシ
 



クロヒメテントウ
 



ムーアシロホシテントウ
 



ヘリグロテントウノミハムシ
 



これは、セグロヒラタケシキスイ?
 


12月30日  目黒区



今年の採集納めは、いつものように目黒区内のプチ採集。狙いは・・・
 



朽ち木の樹皮下に潜む小さな甲虫なのだが、↑セモンホソオオキノコではない
 



真ん中の材が、よい感じだ。ようやく当たり材か?
 



いたいた、クロツツマグソコガネ。朽ち木にいるマグソコガネである
 



ここにも、
 



次々と、
 



見つかる
 



合計で、5頭。今年の最後の採集種は、クロツツマグソコガネとなった