1月2日 鎌倉
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします
今年初採集は、相変わらずケヤキ樹皮をめくっての、ヤノナミガタチビタマムシだった
1月3日 大田区某公園
電車に乗って二駅、高級住宅街のど真ん中の公園へ
思ったより朽ち木が放置された公園だった。画像はモンキゴミムシダマシ
これは、(おそらく)アオツヤキノコゴミムシダマシ
次いで、カワラタケの生えた朽ち木さえあれば結構市街地でも見つかる、アカハバビロオオキノコ
ケヤキ樹皮下からは、キイロクビナガハムシ
越冬中のコクワガタ♀も見つかる
期待はしていなかったのに、なかなか楽しめた
1月4日 河川敷
9連休の最終日、早朝に起き出して、ヒラタクワガタ狙いで河川敷へ
いつものポイントより上流の広い中州へ行ったが、状況は厳しい。画像はアオゴミムシの集団越冬
何とか朽ち木を掘り起こすと、コクワガタ♂の新成虫
これはヒラタっぽい雰囲気の幼虫だが、残念ながらコクワのようだ後日ヒラタ♂に蛹化した
これはコクワ2齢に見えないが、ノコ2齢か?
ある細い朽ち木を根ごと掘り起こすと、掘り上げた砂にヒラタ♀成虫が混じっていた
ヒラタ成虫に出会えるとは、望外の成果であった。新年の幸先良し?
1月12日 世田谷区某公園
隣の区の広い公園に行ってみた
ここではケヤキ樹皮下にはウスキホシテントウが多い。右側はヨツモンヒメテントウ
ヤノナミガタチビタマムシが一片の樹皮の下に複数潜んでいる場面を初めて見た
そのケヤキでは地上15cmほどの低い場所にもチビタマが見られた。下はムーアシロホシテントウ
さらに同じケヤキで、ヒメオビオオキノコと出会う。初採集
朽ち木がなかなか見られない公園だったが、こんなエノキの朽ち木と切り株を発見
切り株の樹皮下にいた、アオツヤキノコゴミムシダマシ。頭部の1対の突起が特徴的だ
さらに、こんな小さな甲虫(4mm弱)も見つかる
クロツツマグソコガネのようだ。これも初採集
1月18日 世田谷区某公園
先週回りきれなかったので、2週連続で隣の区の公園へ
ムクノキの樹皮下の、いつものヤノナミガタチビタマムシ。
同じくムクノキの樹皮下で見つけたチビタマ。後刻、マルガタチビタマムシであることが分かった
朽ち木の樹皮下にいた、異形の虫。ラクダムシといって、アミメカゲロウの仲間の虫の幼虫らしい
この公園には、エノキも多いが・・・
ようやく見つけたゴマダラチョウの越冬幼虫。ここは何故かゴマダラチョウの影は薄そうだ
エノキの朽ち木の樹皮下で見つけた、ヒラタハネカクシの仲間
同じくエノキの朽ち木の樹皮下で見つけた小さな甲虫。同定できない・・・
ムクノキの樹皮下にいた、キイロクビナガハムシ
帰宅後撮影。右がいつものヤノナミガタチビタマムシ、左が小ぶりなマルガタチビタマムシ
1月21日 千代田区某公園
昼休みに職場近くの公園へ
越冬中のムーアシロホシテントウ
この公園で遂に見つけた、ヤノナミガタチビタマムシ。都心部にも生息しているのだ
1月24日 多摩川河川敷
今日はいつもより上流へさかのぼり、広大な河川敷へ
ニセアカシアの林では、コクワガタは見つかるがヒラタクワガタは難しそうだ
朽ち木の裏に、ヨツボシテントウダマシがぽつんと貼り付いている
朽ち木の中に、ヒメマイマイカブリが潜んでいた
こうして見ると、頭部と前胸背がずいぶんと青く綺麗な個体である
しばしば集団で越冬しているアオゴミムシも、普通種ながら実は美麗種と言えよう
ヨツコブゴミムシダマシも朽ち木の中で多く見られた
朽ち木のカワラタケでは毎度おなじみ、アカハバビロオオキノコ
ヨツボシゴミムシを首尾よく発見。出会いたかった虫の一つであった
これも綺麗なゴミムシではないだろうか
1月25日 区内某公園
図書館へ行った帰りがけに、近所の公園でごく短時間の探索
ムクノキの樹皮下にいたヨツボシテントウ。どこにでも見られるテントウムシではない
これはムツボシテントウ。各所で見られる
何と、こんな近所でヒメオビオオキノコを発見。他にアオツヤキノコゴミムシダマシもいた