3月1日 目黒区
材箱からツヤケシヒメホソカタムシ(↑画像右下)が出てきていた。立枯れだけでなく細い落ち枝にも潜んでいるのだ
3月5日 横浜市
気温が上昇した日。横浜出張の機会を利用して、市街地内の公園で糞虫の探索
クロマルエンマコガネは既に全開の活動ぶり
セマダラマグソコガネに混じって、小さめの見慣れないマグソコガネが数頭見つかる。コマグソコガネのようだ
というわけで、クロマルエンマ、セマダラマグソ、コマグソの3種を確認
3月6日 目黒区
啓蟄はあいにくの雨。しかし、材箱からヒメクロトラカミキリが顔を出していた
3月12日 山形市
山形出張。短い空き時間を利用して、駅の近くにある城跡の公園へ
ケヤキ樹皮下に、ウスキホシテントウ
そして、ヤノナミガタチビタマムシとアカアシノミゾウムシ。東京の市街地とあまり変わらない
3月13日 河川敷
早朝に起き出して、河川敷へ
犬○にはセマダラマグソコガネが多いが、マグソコガネも見つけた
3月13日 目黒区
汗ばむほどの陽気となった。自宅付近の家の外壁に、トラフコメツキの今年初お目見え
ある公園の犬○には、クロマルエンマコガネとセマダラマグソコガネ。区内にコマグソコガネはいるのだろうか
別の公園のこんな植え込みで・・・
トラフコメツキ。都市部のスプリング・エフェメラルである
そのすぐそばに、ムラサキシジミが鮮やかな翅を見せていた
3月14日 目黒区
タヌキの溜め糞をチェック。糞の下の土に、クロマルエンマコガネ♀の大型個体がいた
他にはハネカクシの仲間の他に、季節のせいか糞虫のものであろう幼虫がいくつか見つかった。
3月14日 世田谷区他河川敷
今日も良い天気となった。世田谷区内の河川敷の河原で砂篩い
首尾よくセマルケシマグソコガネが見つかった。このポイントで初トライ初採集
合計3頭
同じポイントで、ホソコスナゴミムシダマシ↑、マルガタゴミムシ、ミズギワゴミムシの仲間を採集
その後、やや上流の別の場所へ移動。ヤナギがもう薄緑に芽吹いている
ここではホソケシマグソコガネを採集
3月18日 目黒区
材箱の中で、小さなカミキリムシが羽脱していた。ニイジマチビカミキリだった
他にも、ヒメクロトラカミキリが羽脱していた。春、である
3月19日 目黒区
都内出張中の昼休みに、目黒区内の公園へ寄ったみた
ここでもトラフコメツキが飛んでいる
もう1頭
ビロウドツリアブも、春を感じさせる昆虫である
3月20日 目黒区
暖かな日。タチツボスミレがもう咲いている
風が強いが、トラフコメツキは飛んでいるようだ
狸の溜め○からはいつものクロマルエンマコガネの他、コエンマムシ↑が見つかった
3月21日 目黒区
未明は台風並みの強風で、朝の自転車置き場はご覧のとおり
近くの大学キャンパスで、ゴミムシ採集。ハコダテゴモクムシのようである
こちらはオオズケゴモクムシかケゴモクムシとのこと。ゴミムシの仲間は同定が難しい
3月22日 鎌倉市
鎌倉山へ。まさ浅い春の到来を告げるルリシジミが何頭も飛んでいた
3月24日 目黒区
材箱から、小さなコモンヒメヒゲナガゾウムシが出ていた
3月27日 港区
港区某所にカタクリの花を見に行った。気温は低いが、カエデを中心に新芽が萌え出ている木もあった
樹皮下に潜んでいた、ニホンホソオオキノコ。都心部では珍しい虫かもしれない
3月28日 世田谷区
朝、世田谷区の多摩川河川敷へ
ホソケシマグソコガネを狙ったのだが、寒くて早々に諦める。オオヒラタシデムシも丸まっていた
3月30日 三重県松阪市
松阪へ出張。余った時間を惜しんで市内の河川敷へ行ってみる
河原の石の下にセマルケシマグソコガネを発見。指で摘んで傷つけてしまった
他に見つけた甲虫は、オオヒラタゴミムシ↑やヒメサビキコリなど
3月31日 札幌市
翌日は札幌へ飛ぶ。用務を終えた後は、市内の北海道大学キャンパスへ
雪が溶けている地面で石起こしをすると、瑠璃色に光る虫が何頭も見つかる
コガタルリハムシのようだ。本州のものより色が綺麗に見えるのは気のせい?
銀杏が腐ったようなところを探ってみると、マグソコガネが見つかった
色違いのマグソコガネも混じっていた